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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2016年6月10日

梅雨の晴れ間、10時の気温が21℃と暑くなりそうなすっかり初夏の箱根です。ビジターさん16名、パークボランティア10名、合計26名のミニ観察会でした。本日のテーマは「虫えい(虫こぶ)を探そう」です。虫えい(虫こぶ)とは、生物の寄生により相互作用で植物が奇形化したものです。本日は12種類の虫えいを観察しました。
これは、クマヤナギハフクロフシです。「クマヤナギ」の「ハ」に「フクロ」の「フシ」がつきます。とてもシンプルな命名法ですね。
この中にはキジラミの仲間がいます。
クマヤナギハフクロフシVC160610

ヨモギにも赤い実ような虫えいがついています。ヨモギを見つけたら虫えいがついていないか観察してみてください。こちらはタマバエの仲間が作りました。ヨモギハエボシフシと言います。
ヨモギハエボシフシVC160610

花の広場にあるオオシマザクラにはサクラハトサカフシという虫えいがありました。鳥の鶏冠のような形の虫えいがついています。
こちらはアブラムシによる虫えいです。
サクラハトサカフシVC160610

遠くから見るとイヌシデの木に多くの実がついているように見えます。これも虫えいです。冬芽の頂芽の芽鱗がふくれてできたものです。こちらはフシダニによる虫えいです。
イヌシデメフクレフシVC160610

野鳥の森ではコアジサイが満開です。近づくとほんのりと香りがします。
コアジサイVC160610

ビジターセンター周辺の多くの場所でエゴノキが見頃です。花が落ちているのも多いですがまだまだたくさん見られます。
エゴノキVC160610

白百合台園地ではノアザミの群生が見られます。花から延び出ている雄しべを刺激してみてください。花粉がでてくるはずです。
ノアザミVC160610

本日のトップ10
1. クマヤナギハフクロフシ 虫えい(虫こぶ)
2. ヒメシャラハミャクコブムシ 虫えい(虫こぶ)
3. サクラハトサカフシ 虫えい(虫こぶ)
4. ヨモギハエボシフシ 虫えい(虫こぶ)
5. イヌシデメフクレフシ 虫えい(虫こぶ)
6. ドロハマキチョッキリ 揺籃 (オトシブミ)
7. コアジサイ 花
8. ノアザミ  花
9. エゴノキ  花
10. ヤマボウシ 花

箱根PV 高橋
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