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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

芦ノ湖西岸自然情報 2021年4月15日

天候:小雨~曇り、気温13℃(8時25分)、参加PV3名での自然情報収集です。
雨予報が数日前より出ておりましたが、日中は雨が上がる予報でしたので実施しました。

コース全般を多くのスミレ類とカントウミヤマカタバミ、ツルシキミの花々が彩っていました。サクラ類は咲き終わりで、花びらがコースの至る所に落ちていました。

また、コチャルメルソウ、ハナネコノメ、ハルトラノオの群落やツチグリのフェアリーサークルも多く見ることができました。

真田浜付近にあった落橋寸前だった橋は新しく架け替えられ、頑丈に作り直されていました。

橋 西岸 20210414


8時50分に箱根町港を出発し、湖尻到着が14時50分と、普段より速いペースで歩きました。

白浜トイレ付近で群生していた、ムラサキケマンとミヤマキケマン(共にケシ科で有毒植物)

ミヤマキケマン ムラサキケマン 西岸 20210414


コチャメルソウ ユキノシタ科
日本の固有種で、渓流沿いや湿気の多いところを好みます。
地味な花ですので、注意しないと見落としてしまいます。

コチャルメルソウ  西岸 20210414


ハナネコノメ ユキノシタ科
日本の固有種で、湿気の多いところを好みます。
小さく可憐な花が愛らしいです。

ハナネコノメ 西岸 20210414


カントウミヤマカタバミ カタバミ科
日本の固有種です。西岸コースを彩っていました。恥ずかしがり屋さんなのか、花が下向きに咲く固体が多いです。

カントウミヤマカタバミ 西岸 20210414


ハルトラノオ タデ科
日本の固有種で、木陰を好みます。

ハルトラノオ 西岸 20210414


エイザンスミレ スミレ科
日本の固有種で、切り込みのある葉が特徴的です。

エイザンスミレ 西岸 20210414


オトメスミレ スミレ科
タチツボスミレの変種で、箱根の乙女峠で発見されたことが名前の由来です。
全体的に白く、炬が紫色菜ところが特徴です。

オトメスミレ 西岸 20210414

フタバアオイ ウマノスズクサ科
日本の固有種です。京都賀茂神社の葵祭で用いられるところから、「賀茂葵」の異名があります。
匂いも出さず蜜腺もないため、自家受粉を行っています。
フタバアオイ 西岸 20210414

シバヤナギ ヤナギ科
日本の固有種で富士箱根地区に存在するフォッサマグナ要素のヤナギです。
シバヤナギ 西岸 20210414


ツチグリ ツチグリ科
星形形状のツチグリが菌輪を形成しています。
妖精たちが踊っているように見えるので、フェアリーサークルやフェアリーリングなどと呼ばれています。

ツチグリ 西岸 20210414

ハコネシロカネソウ キンポウゲ科
日本の固有種で箱根~曇り伊豆地区に多く見られる植物です。
今年も可憐な花を咲かせ始めていました。

ハコネシロカネソウ 西岸 20210414


ツルシキミ ミカン科
つぼみと果実はよく観察できますが、花盛りの時期に出会うことが少なく感じます。
全草が有毒です。

ツルシキミ 西岸 20210414


本日のトップ10
①  タチツボスミレ
② ナガバノスミレサイシン
③ エイザンスミレ
④ オトメスミレ
⑤ カントウミヤマカタバミ
⑥ ツルシキミ
⑦ コチャルメルソウ
⑧ ハルトラノオ
⑨ ハナネコノメ
⑩ ミヤマキケマン

*2021年5月、6月の自然情報は、神奈川県に発令中のまん延防止の影響で、中止となりました。
7月以降の実施は未定です。

箱根PV 段
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