FC2ブログ

箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

金時山自然情報 2020年12月10日

 今年最後の金時山の観察です。紅葉の時期を過ぎた為か登山者は少なかったです。富士山の雪は例年より少なかったです。暖かくなって溶けたと思われます。しかし、これから本格的な冬です。冬を超して新しい命を繋ぐため、木々の葉を落とすもの、冬芽になるもの、蕾になるものが見られました。暖かった為か成虫で冬を越すテングチョウが飛んでいました。

富士山
長尾山周辺で見た富士山です。雪が少ないです。暖かいのでしょう。
富士山金時201210

ミツマタ       (ジンチョウゲ科)
公時神社から少し登ったところにありました。蕾でした。ミツマタは名前の通りで枝が三つに分かれています。皮は和紙や紙幣の原料として用いられたようです。
ミツマタ金時201210

ミヤマカンスゲ    (カヤツリグサ科)
公時神社からの登山道脇にありました。冬に入りると花が少ないためか常緑のスゲが目立ちます。山地(ミヤマ)の林内に見られ、冬でも常緑なのでカンスゲ(寒スゲ)という名がある。葉はカンスゲより柔らかい。カンスゲもありました。
ミヤマカンスゲ金時201210

ツルシキミ       (ミカン科)
赤い実は目立ちますが有毒で食べると激しい痙攣を起こすようです。最近増えてきたシカは食べません。悪しき実の意味のアがとれて「シキミ」という名前が付いた様です。
ツルシキミ金時201210

ヤドリギ      (ヤドリギ科)          
ケヤキ、ブナ、ミズナラ等の落葉高木に寄生するが、光合成を行う半寄生植物です。果実はレンジャク類がよく食べに来ます。
ヤドリギ金時201210

ブナ          (ブナ科)
金時山の頂上からの稜線脇には沢山ありました。冬芽が見られました。披針形で、先は鋭く尖っています。本年枝と2年枝の境にはっきりした輪状の芽鱗痕がある様です。
ブナ金時201210

アセビ       (ツツジ科)
金時山から長尾山に向かう登山道の脇に沢山ありました。これから寒くなるのにもう蕾の状態です。馬が食べると苦しむようで、馬酔木の名があります。有毒植物であるが、昔はその葉を煎じ殺虫剤として用いた様です。
アセビ金時201210

テングチョウ    (シジミチョウ科)
金時山の頂上近くで見かけました。暖かかったので出てきたのでしょうか。成虫で冬を越し、春には子孫を残します。頭が天狗のような形に見えるので「テングチョウ」の名前がある様です。
テングチョウ金時201210

本日のトップ10
①ミツマタ          蕾
②ミヤマカンスゲ     葉が青々
③ブナ            冬芽
④アセビ           蕾
⑤ヤドリギ          果実
⑥クサボタン        果実
⑦ツルシキミ        果実
⑧マユミ           果実
⑨ルリビタキ        囀りと地鳴き
⑩テングチョウ       飛翔

箱根PV    原田育生
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する