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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

2020年10月24日「芦ノ湖水門と歴史を訪ねて」行事PV自主研修兼黒岳自然情報

本日は新型コロナの影響で中止となった、黒岳コースの行事である「芦ノ湖水門と歴史を訪ねて」のPV自主研修を兼ねた自然情報収集を行いました。
天候は晴れ。気温13℃。参加PV9名です。
普段の自然情報と異なり、リーダーによる見所においてのポイント解説も行いました。

昭和天皇皇后陛下お手植えヒノキでの解説
研修 黒岳 20201024

一部移設保存されている旧湖尻水門ゲートの解説
研修2 黒岳 20201024

深良水門についての解説
研修3 黒岳 20201024

中央火口丘や眺望についての解説
研修4 黒岳 20201024




自然情報は、深良水門までの芦ノ湖西岸コースは行わず、湖尻峠より行いました。
湖尻峠より先はコース全般においてセンブリ、リンドウ街道。序盤はマツムシソウやリュウノウギク、黒岳頂上付近ではハコネトリカブトが彩っていました。また、ガマズミやマユミの果実もたわわに実っていました。

センブリ リンドウ科
胃薬として有名。千回振ってもまだ苦いことが名前の由来。花びらが4枚のものと5枚のものの2種類が見られました。
センブリ 黒岳 20201024


リンドウ リンドウ科
こちらも胃薬として利用されます。
県内では平野部を除く山地部の全域で見られます。
リンドウ 黒岳 20201024

マツムシソウ スイカズラ科
皮膚病の薬として利用されることもあります。
秋の訪れを告げる花で、マツムシ(スズムシ)の鳴く頃に咲くことから、この名が付きました。
マツムシソウ 黒岳 20201024


リュウノウギク キク科
野菊のでは最後に咲き、咲き始めは花が白ですが、徐々に赤みを帯びていきます。
血液循環促進効果があり、入浴剤や湿布薬の原料として利用されることもあります。
蚊取り線香のような香りがします。
リュウノウギク 黒岳 20201024

ヤマラッキョウ ヒガンバナ科
山に生えるラッキョウという意味です。食用にもなります。
この花が咲き終わると、季節は秋から冬へと変わったと感じます。
ヤマラッキョウ 黒岳 20201024


アキノキリンソウ キク科
別名のアワダチソウは、花が泡立つように咲くことが由来です。
色鮮やかな黄色がコースを彩っていました。
アキノキリンソウ 黒岳 20201024

ハコネトリカブト キンポウゲ科
ヤマトリカブトの変種。ヤマトリカブトとの大きな違いは、葉の切れ込みが鋭いところです。
色鮮やかな紫の花は、そろそろシーズンを終えようとしていました。
ハコネトリカブト 黒岳 20201024

タテヤマギク キク科
フォッサマグナ要素の植物で、富士火山帯にのみ見られる植物です。県内では箱根と丹沢近辺で見られます。葉が上部と下部で異なる形をしており、頭花はまばらな散房状で不均等に付きます。名前の由来は諸説ありますが、富山県の立山連峰から来ているわけではありません。
タテヤマギク 黒岳 20201024

シロヨメナ キク科
野菊の一種で、箱根では各地で群落が見ることができます。
シロヨメナ 黒岳 20201024


芦ノ湖展望公園では通りがかったところでちょうど雲が切れ、そこから白みを帯びている富士山がうっすらと顔を出してくれました。
その瞬間に芦ノ湖を見ていた観光客が皆富士山の方向へ振り向いていました。
富士山 黒岳 20201024
芦ノ湖展望公園 黒岳 20201024


湖尻水門への下りでは、トンボソウや真っ赤なツルシキミの果実、オオカサゴケ、フユノハナワラビなどが見ることができました。

オオカサゴケ ハリガネゴケ科
オオカサゴケ 黒岳 20201024


14時20分VC到着。
天気の良い一日で、久々に多くの参加者がおり、充実した自主研修兼自然情報収集となりました。

☆本日のトップ10☆
①センブリ
②リンドウ
③マツムシソウ
④リュウノウギク
⑤ヤマラッキョウ
⑥アキノキリンソウ
⑦ハコネトリカブト
⑧タテヤマギク
⑨シロヨメナ
⑩オオカサゴケ

箱根PV 段
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