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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ビジターセンター周辺自然情報 2020年10月9日

台風14号の影響で朝から雨が降り、10月上旬なのに気温11℃、とても寒い秋の箱根です。本日はパークボランティア6名で子供の広場、自然学習路、白百合台園地の自然情報を収集しました。

カマツカ バラ科 カマツカ属
カマツカ VC20201009
ビジターセンター周辺では今いろいろな秋の赤い果実を見ることができます。カマツカもその一つで、赤く熟した実を付けています。実の先端の黒い部分は萼が残ったものです。

ガマズミ
ガマズミ自然学習路 VC20201009
ガマズミも、園地のいろいろな場所でたくさんの赤い果実をつけています。今からしばらく見頃が続きます。

ニシキギ ニシキギ科 ニシキギ属
ニシキギ VC20201009
ニシキギは紅葉が進み、赤い実が付いています。実は裂けて、ベレー帽のような果皮と朱赤の仮種皮が現れます。毎年やってくる秋の箱根の風景です。

コマユミ ニシキギ科 ニシキギ属
コマユミ1VC20201009
コマユミも同じニシキギ科です。コマユミもベレー帽のような果皮が朱赤の仮種皮にちょこんと載っています。ニシキギは枝に翼が出ますが、コマユミは翼が出ません。

イタドリ タデ科 ソバカズラ属
イタドリ VC20201009
子供の広場ではイタドリが花を付けて、ススキと同じように秋の風情を感じます。こちらは雄株です。花からは雄しべがいくつも飛び出しています。

イタドリの雌株(雌花)はすでに種になっていました。
イタドリ♀VC20201009

テンニンソウ シソ科 テンニンソウ属
テンニンソウ VC20201009
テンニンソウは園地のあちらこちらで群落をつくって咲いています。花からは4本の雄しべと1本の雌しべが長く突き出しています。花はすでに実に変わりつつあります。

ヤマノイモ
ヤマノイモ VC20201009
ヤマノイモは雌雄異株です。雄花序は直立し、雌花序は葉腋から垂れ下がり白い花がまばらにつきます。葉腋には球芽(むかご)を作ります。むかごは地面に落ちると翌年の春に芽を出してヤマノイモとして育つます。

ヤマハッカ シソ科 ヤマハッカ属
ヤマハッカ白百合台 VC20201009
白百合台園地ではヤマハッカが紫色の花を咲かせて群生しています。ヤマハッカもまさに箱根の秋を感じさせる野草です。枝先に細長い花穂を出して青紫色の小さな唇形の花を付けます。

ツリガネニンジン
ツリガネニンジン VC20201009
ツリガネニンジンの花はすでに実に変わりつつあります。季節はどんどん進んでいきます。

ヨモギハムシ コウチュウ目 ハムシ科
ヨモギハムシ VC20201009
ヨモギハムシの体色は金銅色と青藍色があるといわれていますが、ヨモギの葉上で金銅色の個体を見つけました。秋雨が降り続く中、ヨモギの葉で辛抱強く耐えている姿を見て、「このハムシは成虫越冬する。」ということに納得しました。

キタキチョウ チョウ目 シロチョウ科
キタキチョウ VC20201009
このキタキチョウも成虫越冬します。夏には忙しそうにいろいろな花で吸蜜したり、地面で吸水する姿が見られますが、今日は子供の広場の草原で、落ちてくる雨粒にじっと耐えている姿を見つけました。

ガマズミの紅葉
ガマズミ紅葉 VC20201009
園地では少しずつ紅葉が進んでいます。野鳥小屋近くのガマズミはだいぶ紅葉しています。これからいろいろな紅葉が始まります。楽しみです。

本日のトップ10
1.  ガマズミ  果実
2.  ヤマハッカ  花
3.  ニシキギ  果実
4.  アキノキリンソウ  花
5.  テンニンソウ  花
6.  イタドリ  花、果実
7.  シロヨメナ  花
8.  エナガの群れ 野鳥
9.  アズマヒキガエル 両生類
10. ヨモギハムシ  甲虫類

箱根PV 高橋
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