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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

2020年9月27日黒岳コース自然情報

出発時の天候は曇り、気温14℃、参加PV2名での自然情報収集です。
天気予報が芳しくないため、午前9時にVCを出発しました。
自然情報収集開始地点である湖尻水門付近では芦ノ湖が靄っており、
深良水門までの西岸コースでは、シロヨメナとツルニンジンが盛りを迎えていました。

湖尻水門 黒岳


シロヨメナ キク科
シロヨメナ 黒岳
野菊を代表する日本原産のキクで、花言葉は「隠れた美しさ」です。

ツルニンジン キキョウ科
ツルニンジン 黒岳
つる性植物であり、根が朝鮮人参に、また、別名の「ジイソブ」は爺さんのそばかすに花の模様が似ていることが名前の由来です。

深良水門から湖尻峠までの上りではツルシキミの花が咲き始めていました。
ミカン科独特の柑橘系の香りがほのかに感じられました。

ツルシキミ ミカン科
ツルシキミ 黒岳
有毒であり、シカですら食べません。

メインの湖尻峠から黒岳にかけては、ウツボグサ、ネジバナ、ヤマホタルブクロ等、夏の残り花も観察できました。

季節の花としては、序盤はホトトギス、マツムシソウ、ヒメハギの小さな群落あり、アキノキリンソウ、秋の七草の一つであるカワラナデシコはひっそりと盛りを迎えていました。
黒岳に近づくと、そこはハコネトリカブト街道でした。
紫の美しい花で目が癒やされたためか、ふと芦ノ湖側を振り返ると、冠ヶ岳、駒ヶ岳、三国山の頂が芦ノ湖上に浮かぶ雲海の上にくっきりと見え、静岡県側の駿河湾の景色も堪能できました。

黒岳 黒岳


ホトトギス ユリ科
ホトトギス 黒岳
花の赤い斑点がホトトギスの模様に似ていることが名前の由来です。

マツムシソウ スイカズラ科
マツムシソウ 黒岳

マツムシ(スズムシ)の鳴く頃に花を咲かせることからこの名が付きました。
秋を代表する花の一つです。

ヒメハギ ヒメハギ科
ヒメハギ 黒岳
マメ科のハギに似ており、全体的に小さいことからこの名が付きました。

アキノキリンソウ キク科
アキノキリンソウ 黒岳
秋を代表する黄色い花の一つです。
ベンケイソウ科のキリンソウ(黄輪草)に似ており、秋に咲くことからこの名が付きました。

ウツボグサ シソ科
ウツボグサ 黒岳
タバコの煙で花の色が変わります。

ハコネトリカブト キンポウゲ科
ハコネトリカブト 黒岳

ヤマトリカブトの変種で、葉の切れ込みが鋭いものをハコネトリカブトと呼びます。
言わずと知れた有毒植物です。


カワラナデシコ ナデシコ科
カワラナデシコ 黒岳
秋の七草の一つである「ナデシコ」です。
ピンク色の可憐な花が心を和ませてくれます。

また、ホソバテンナンショウのオレンジ色とガマズミの赤い果実もきれいに見られました。

ホソバテンナンショウ サトイモ科
ホソバテンナンショウ 黒岳

有毒植物です。

ガマズミ ガマズミ科
ガマズミ 黒岳

果実は生食はもちろん、染料や果実酒にも利用されます。

黒岳から湖尻水門への下りでは、朝露に濡れたオオカサゴケがきれいに輝いていました。

オオカサゴケ ハリガネゴケ科
オオカサゴケ 黒岳

見た目がきれいですので、園芸用としても利用されています。

湖尻水門へ戻ると、いつの間にか日が差していました。
湖尻水門到着12:30、VC帰着13:00でした。

☆本日のトップ10☆
①  ハコネトリカブト 花盛り
②  マツムシソウ 花盛り
③  アキノキリンソウ 花盛り
④  ヒメハギ 花盛り
⑤  ホトトギス 花盛り
⑥  ウツボグサ 咲き終わり
⑦  ガマズミ 深紅の果実
⑧  ホソバテンナンショウ 果実
⑨  ネジバナ 返り咲き
⑩  カワラナデシコ 咲き終わり

箱根PV 段
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