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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

金時山自然情報 2020年9月15日

 新型コロナウイルスの影響で観察は自粛していました。7月から再開の予定でしたが、7月及び8月は雨のため中止にしました。今月の観察予定日も雨でしたが、日を改めて実施しました。今年の2月から実施しませんでしたので実に8ヶ月ぶりの金時山です。公時神社登山口で最初に「変だな」と思ったのはナラ枯れです。山肌の所々が茶色になっており、登山道脇で無残な樹木の姿に驚きました。天気が不安定のためか、登り初めは曇りでしたが、頂上はガスで先が見通せない状況でした。このような状態ですから、乙女峠から下るいつものコースを変更して、公時神社におりました。

ナラ枯れ
葉が茶色になって樹木全体が茶色に見えます。ここ数年箱根にナラ枯れ現象は目にしてきましたが、今年は一気に進んだ感じです。カシノナガキクイムシが樹木内に飛び込みナラ菌が繁殖して水の吸い上げを阻止するので枯れるようです。登山道に倒れると危険です。今後の対応に注視です。
ナラガレ金時200915

ガスの金時山頂上
ガスが立ちこめて登山者の姿は数名でした。展望は無理ですが幻想的にみえます。
ガスの金時山200915

ハコネギク      (キク科)
金時山頂上周辺で咲いていました。総苞が粘るのが特長です。触ると粘っていました。フォッサマグナ要素の植物で名前にハコネがついているのは箱根に産するからです。
ハコネギク金時200915

タテヤマギク    (キク科)
金時山頂上周辺で咲いていました。フォッサマグナ要素の植物。タテヤマと名がつくと北アルプスの立山連峰をイメージしますが、芦ノ湖の西方にある立山です。
タテヤマギク1金時200915

キントキシロヨメナ  (キク科)
麓から金時山周辺に咲いていました。種名がカミヤマシロヨメナに変わり、キントキシロヨメは別名になりましたが、金時山ですのでキントキシロヨメナにしています。シロヨメナの変種ですが、直立して咲くこと、頭花の数が各枝に3~5個、葉及び茎が毛深いことがシロヨメナトの違いの様ですが、いつも見分けに悩みます。
キントキシロヨメナ金時200915

ヤマトリカブト     (キンポウゲ科)
頂上周辺で咲いていました。トラマルハナバチが花の中に入ったり出たりしていました。全草が毒なのに虫には関係ないのでしょう。青紫の花の形を作っているのは萼片でです。
ヤマトリカブト金時200915

シオガマギク     (ゴマノハグサ科)
分岐点付近で見かけました。金時山ではハンカイシオガマ、トモエシオガマを見かけます。シオガマギクは茎先だけではなく茎の途中にも花が咲くき、茎は直立し枝分かれせず葉は卵形で縁には鋸葉があります。
シオガマギク金時200915

ホトトギス      (ユリ科)
分岐点周辺で見かけました。咲き始めでこれからが見頃です。花の横縞模様が鳥のホトトギスの胸の横縞に似ているから名前がついた。
ホトトギス金時200915

クサボタン    (キンポウゲ科)
分岐点周辺で咲いていました。見頃は過ぎており、終わり花です。
クサボタン金時200915

本日のトップ10
①ハコネギク         花
②タテヤマギク        花
③キントキシロヨメナ    花
④シロヨメナ          花
⑤ヤマトリカブト       花
⑥シオガマギク       花
⑦ホトトギス        花
⑧クサボタン       終わり花
⑨ウメバチソウ      蕾
⑩トラマルハナバチ   ヤマトリカブトを吸蜜

箱根PV  原田育生
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