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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

2020年9月9日芦ノ湖西岸コース自然情報

天候晴れ、気温22℃、PV3名での自然情報収集です。
8時42分に箱根町港出発すると、芦川集落で100羽以上はいると思われるイワツバメの大群が我々を見送りに来てくれました。来月はそろそろ冬鳥が到来する時期になりますので、夏鳥は旅立ちの時期に来ているのでしょうね。

イワツバメ ツバメ科

イワツバメ 西岸 20200909


昆虫類ではシロオビクロナミシャクが多く見られ、震災慰霊碑前のモミジガサには10頭以上が群れていました。

シロオビクロナミシャク シャクガ科
モミジガサ キク科

シロスジクロナミシャク 西岸20200909


貝類ではニッポンマイマイがヤマホトトギスの咲き始めの花を首を長くして食べていました。

ニッポンマイマイ ナンバンマイマイ科
ヤマホトトギス ユリ科

ウスカワマイマイ 西岸20200909


植物は春の花や夏の残り花が頑張って咲き残っていたり、季節の花が咲き始めていたりで、今が盛りといったものは数少なかった印象です。

ナガエオオカモメヅルは花と細長い果実を見ることができました。

ナガエオオカモメヅル キョウチクトウ科

ナガエ~ 西岸 20200909


秋分まであと2週間弱、明石より東にある箱根では今頃が秋分の時期になるためか、シュウブンソウがまさに花盛りでした。

シュウブンソウ キク科

シュウブンソウ 西岸 20200909


秋の七草の一つになる、マルバハギとヤマハギも花盛りでした。

ヤマハギ マメ科

ヤマハギ 西岸20200909


マルバハギ マメ科

マルバハギ 西岸 20200909


野菊3種ではトップバッターになるユウガギクが花盛り、ノコンギクとシロヨメナは咲き始めでした。

ユウガギク キク科

ユウガギク 西岸2020909


またノササゲが咲き始めていました。
花言葉は甘い乙女心・・・どのような感じでしょうか?

ノササゲ 西岸 20200909


果実になるとヒヨドリジョウゴと見分けがつかなくなるヤマホロシも花が咲いていました。

ヤマホロシ ナス科

ヤマホロシ 西岸20200909


先月は名称の特定ができずトップ10入りを見送っていたヒメシロネもまだ花が残っていたので今回は入れました。

ヒメシロネ シソ科

ヒメシロネ 西岸 20200909


亀ヶ崎のアカガシにはムササビの食痕とハイイロチョッキリの産卵痕と枝を落とした残骸とドングリが実っていました。
いろいろなものが混在しているので、状態の説明が難しくなりました。

ムササビの食痕

ムササビ 西岸 20200909


ハイイロチョッキリの産卵痕

ハイイロチョッキリ 20200909


番外編としてはアシナガサラグモのドーム状のクモの巣はきれいに見えました。

アシナガサラグモ す 西岸2020909


ホオズキは花も咲いていました。
ホオズキ ナス科

ホオジキ 20200909+


ナラ枯れの方は雨上がりとあって、フラスの観察が難しく、明らかに確認できたものは、2年前に確認したものでした。
また、ブナ科でもアカガシはカシノキナガキクイムシの穿入孔からのフラスが確認できましたが、大木にもかかわらず、枯れているとの症状は確認できませんでした。
前回カシナガの穿入孔からのフラスが確認できたシデ科のイヌシデはまだ枯れてはいませんでした。

ブナ科でもブナのように樹液の多い樹木ではナラ枯れは起きず、ブナ科以外の樹木にもカシナガが穿入することもあるようです。


16時3分キャンプ村着、今回は約160種の動植物を観察できました。

トップ10
①イワツバメ 野鳥類 姿
②ニッポンマイマイ 貝類 姿
③シロオビクロナミシャク 昆虫類 姿
④ナガエオオカモメヅル 植物 花・果実
⑤シュウブンソウ 植物 花盛り
⑥マルバハギ/ヤマハギ 植物 花盛り
⑦ユウガギク 植物 花盛り
⑧ノササゲ 植物 咲き始め
⑨ヒメシロネ 植物 咲き終わり
⑩ハイイロチョッキリ(アカガシ) 産卵痕と枝落とし痕



箱根PV 段
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