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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

2020年8月5日芦ノ湖西岸コース自然情報

昨年10月の台風19号災害により、長らくの間一部区間通行止めが続いていた、芦ノ湖西岸コースの全線開通後初の自然情報収集です。
気温26℃、PV3名で行いました。

この時期一番の楽しみは、神奈川県の花「ヤマユリ」ですが、今年はやや盛りを過ぎている感じで白く荘厳な姿を期待していただけに残念でしたが、代わりにウバユリが花盛りでした。

ヤマユリ ユリ科
昨年9月まで発売されていた官製はがきのデザインにもなっていました。

ヤマユリ西岸


ウバユリ ユリ科
ウバユリ 西岸


昨年9月の西岸ロードを彩ったトンボソウですが、今年はすでに咲き始めており、オオバノトンボソウも確認できました。

トンボソウ ラン科
トンボソウ 西岸


オオバノトンボソウ ラン科
トンボソウより若干開花時期が早い感じがします。
オオバノトンボソウ 西岸


また、ヤマホトトギス、マルバハギ、マツカゼソウ、ミズヒキも咲き始めており、秋の訪れも感じました。

ヤマホトトギス ユリ科
ヤマホトトギス 西岸


マツカゼソウ ミカン科
マツカゼソウ 西岸


ここ数年の大雨続きで流されてしまっていたクサアジサイが全く違う場所で確認できたことは嬉しかったです。

クサアジサイ アジサイ科
クサアジサイ 西岸



なぜか西岸コースにひっそりとある、ホオズキも実を付けていました。
ホオズキ 西岸

エビガライチゴも食べ頃な感じがしていました。
エビガライチゴ バラ科
エビガライチゴ 西岸

※追記
ヒメシロネ シソ科
ヒメシロネ 西岸

シロネより小ぶりな形状ですので、ヒメシロネと名付けられたそうです。
シロネは神奈川県内では60年以上確認はされていません。
ヒメシロネも神奈川県内では比較的珍しいそうです。


野鳥類では、ここ数年では初めて、コサメビタキの姿を確認できました。
コサメビタキ ヒタキ科
コサメビタキ 西岸

日本では夏鳥として、平地から山地にかけての落葉広葉樹林に飛来します。
群れは形成しません。



昆虫類も多数確認でき、その中ではミヤマカラスアゲハの姿が美しかったです。
ここ数年西岸コースで問題となっている、いわゆるナラ枯れと呼ばれているものですが、今年は被害がさらに増大、これまではブナ科のアカガシとミズナラで確認できていましたが、今年は、ミズキ科のミズキ、バラ科のウワミズザクラ、カバノキ科のイヌシデにも被害が及んでいました。

イヌシデ カバノキ科
イヌシデ 西岸


トップ10
① ウバユリ 咲き始め~花盛り
② トンボソウ・オオバノトンボソウ 咲き始め
③ ミヤマカラスアゲハ 飛翔
④ コサメビタキ 飛翔
⑤ エビバライチゴ 食べ頃
⑥ クサアジサイ 咲き終わり
⑦ ヤマホトトギス 咲き始め
⑧ キンモンガ 飛翔
⑨ マツカゼソウ 咲き始め
⑩ ヌスビトハギ 花盛り


約150種類の動植物を確認した自然情報収集でした。
当方のPC不調により、報告が遅れたことをわび申し上げます。

箱根PV 段
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