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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

令和2年6月24日 自然情報芦ノ湖東岸

真っ白なヤマボウシが箱根全山に夏の到来を告げる季節となりました。
COVID-19の影響下、自粛していた自然情報活動の再開です。
条件付きとは言え、活動できる事に感謝し有効に過ごしたいと思います。

参加条件をクリアし、早速、梅雨の晴れ間に歩いてきました。
残念ながら、駒ヶ岳ロープウエイは6月30日まで休業中。
駒ヶ岳は諦めて、箱根園~九頭龍の森~神山通り~湖尻をゆっくり
観察してきました。
なんと、7か月ぶりの東岸観察でした。

✿~🐤~✿

キブシ  (キブシ科 キブシ属)
枝がたわむほどに見事な果実。
瑞々しい青さにも目を奪われました。
果実キブシ20200624_002


ヤマキツネノボタン  (キンポウゲ科 キンポウゲ属)
キツネノボタンの変種と言われ山地性です。
キツネノボタンとくらべると、斜上毛が多く花茎が細い事が
見分けるポイントとなります。
果実はそう果で扁平で先が曲がるのが特徴のひとつです。
ヤマキツネノボタン20200624_005


ホソバコガク  (アジサイ科  アジサイ属)
細葉小萼と書き、今が最盛期のアジサイの仲間です。
細葉の名の通り葉は細めですが葉幅は個体により
かなりの差があります。
以下、2018年神奈川県植物誌に記載されています。
「基本種より葉は細長く披針形から狭長楕円形で
長さ4・5~10㎝。幅1~3㎝。上面は鮮緑色である。
葉の下面は中肋に毛がある他は全体に毛がまばらである。
静岡県と神奈川県に分布。県内では湯河原や箱根などに
やや普通に見られる。
ヤマアジサイホソバコガク


ヤブムラサキ  (シソ科 ムラサキシキブ属)
クマノツヅラ科からシソ科になりました。
全体に星上毛が多く、葉面に触れるとビロード状で
ふわふわしています。
花も果実も葉裏に隠れ目立ちにくいので、花の時期
でもうっかり見落としてしまう事があります。
属名は美しい果実の意味で、落葉後の薄紫の果実
は青空に美しく映えます。
ムラサキヤブ20200624_001


ブタナ  (キク科 エゾコウゾリナ属)
ヨーロッパ原産で日本の各地に分布しています。
ブタのサラダの意味です。
箱根では、箱根園ロープウエイ駅近辺の草地が毎年
ブタナの黄色い絨毯となります。
ブタナ20200624_002


トチバニンジン  (ウコギ科  トチバニンジン属)
日本原産の薬用植物です。
秋に赤い果実をつけます。
和名は薬用ニンジンの仲間であり、葉はトチノキの
葉に似ていることから名づけられました。
トチバニンジン20200624_008


シラゲガヤ  (イネ科  シラゲガヤ属)
草地や道端に生える牧草由来の帰化植物で、
世界中に生育しており箱根でも群生しています。
遠目に白く見えます。
シラゲガヤ


キクムグラ  (アカネ科 ヤエムグラ属)
東岸ではヤマムグラ、クルマムグラ、オククルマムグラ等の
ヤエムグラの仲間と共にあちこちで見られます。
花柄の基部に小さな葉状の苞があるのが特徴の小さな
植物です。
キクムグラ20200624_001


ナガエオオカモメヅル  (キョウチクトウ科  オオカモメヅル属)
オオカモメヅルに比べ花序が長いのが名の由来です。
長い柄を出して、その先にいくつもの花を咲かせます。
毛のある花は小さく目立たず、葉に隠れるように咲きます。
昨年観察した際は花の色はアズキ色でしたが、写真の花は
昨年より幾分白っぽい感じです。
カモメヅルナガエオオ20200624_008

カモメヅルナガエオオ20200624_005

       
今日の芦ノ湖

芦ノ湖に映るウツギの花 (アジサイ科 ウツギ属)
ウツギと芦ノ湖20200624_002

ウツギと芦ノ湖20200624_001

ヤマグワ  (クワ科  クワ属)
桑の実が真っ赤に熟しました。
P6240399.jpg


P6240398.jpg


本日のトップ10
1  ヤマボウシ(全山満開)
2、 ブタナ(満開)
3  ヤマキツネノボタン(果実、花)
4  ナガエオオカモメヅル(花、蕾)
5  ナガサキオトギリ(蕾、花)
6  トチバニンジン(花 果実)
7  サワギク(満開)
8  ヤブムラサキ(花)
9  ミヤマハハソ(花、果実)
10 ギンレイカ(満開)

(報告者 PV藤城)
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