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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

2020年2月11日 芦ノ湖西岸自然情報

現在、芦ノ湖西岸コースは2019年台風19号災害により、白浜~湖尻水門が通行止になっているため、箱根町港~白浜桃源台~湖尻水門での自然情報収集となっています。
通行止区間では、3カ所で大きな路盤流出があり大変危険なため、絶対に立ち入らないで下さい。

※2020年2月22日追記
2月21日より、湖尻水門~深良水門の通行止が解除されました。
深良水門~白浜は現在も通行止となっております。



本日の自然情報収集はPV3名で行いました。気温は3℃(8時半箱根町港)、天候は快晴でした。
雪が少ない感じの富士山は雲一つ無く、くっきりと見えていました。多くのオオバンたちに見送られて出発。

ケシキ 202002 西岸


季節柄野鳥メインの観察になりました。

ウソ、アトリ、カワラヒワといったアトリ科の冬鳥が多く見られました。
アトリ科の鳥は太く鋭い嘴が特徴です。箱根で見られるアトリ科の鳥の多くは冬鳥です。

ウソ アトリ科
天神様の御使鳥として、天満宮系の神社では扱われています。
前年の凶事をウソとして吉事にトリ変えるという鷽替え神事は有名ですね。
ウソ 202002 西岸


また、ジョウビタキ、ルリビタキ、ツグミといった、ヒタキ科の冬鳥も見られました。
ルリビタキはその名の通り、オスは瑠璃色のきれいな鳥ですが、茂みの中を好むので、撮影が難しい鳥です。
幸せの青い鳥の一つです。

ルリビタキ ヒタキ科
ルリビタキ 202002 西岸


これらの鳥たちは、書籍によって、ツグミ科に分類されているものもありますが、数年前にツグミ科の多くはヒタキ科に移動しているので、どちらも間違いではありませんが、手持ちの最新の書籍を参考に、ここではヒタキ科としておきます。

夏場は木の高いところにいるので観察しやすいホオジロも日向ぼっこしているところを観察できました。

ホオジロ ホオジロ科
ホオジロ 202002 西岸


水鳥は、オオバン、キンクロハジロ、カンムリカイツブリが多く観察できました。
特にカンムリカイツブリは、先月同様に15羽ほどで群れて寝ていました。

3月1日に釣りが解禁ですので、冬鳥たち同様に来月の自然情報収集では見られるでしょうか。

植物で観察できた花は、オオイヌノフグリ、オニシバリ、ミチタネツケバナ、アセビといったところでした。

冬の花といえば、オニシバリ。先月はつぼみが固い状態でしたが、無事に開花してくれました。
小さく黄色い可憐な花が心を和ませてくれますが、毒草です。

オニシバリ ジンチョウゲ科

オニシバリ 202002 西岸


ミチタネツケバナ アブラナ科
ヨーロッパ原産の帰化植物です。

ミチタネツケバナ 202002 西岸



来月期待できそうな蕾の状態の植物は、ミツマタ、フッキソウ、ネコヤナギあたりでしょうか。

また、箱根ふれあいの森を歩いていると、道にムササビの食痕がありました。
アカガシの葉を食べた後と、枝を食い千切った痕です。

ムササビ 202002 西岸


斜めに鋭く切れているところが特徴です。

自然情報収集の終了間際に、テングチョウが飛んできて、唯一の昆虫類の観察も出来ました。
暦の上ではもう春ですから、春はすぐそこに来ていると感じました。

まだまだ霜柱も元気いっぱいでしたし、早朝の気温はマイナス3℃でしたが。

シモバシラ 202002 西岸


本日のトップ10
① オニシバリ 咲き始め
② ミチタネツケバナ 咲き始め
③ ムササビの食痕 アカガシ
④ ルリビタキ 飛翔
⑤ ウソ 飛翔
⑥ ホオジロ 歩行
⑦ カンムリカイツブリ 浮遊
⑧ キンクロハジロ 浮遊
⑨ カワラヒワ 飛翔
⑩ テングチョウ 飛翔

※3月8日追記
3月15日に予定していました、3月の自然情報収集は、新型コロナウイルス蔓延防止のため、中止となりました。
4月以降も実施の見通しはたっておりません。

箱根PV 段
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