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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2020年1月24日

朝から曇り空で少し霧がかかっています。気温6℃と肌寒い中、ビジターさん3名に参加いただき、パークボランティア7名、合計10名のミニ観察会を開催しました。本日のテーマは「植物の越冬(氷点下の冬を植物はどうやって乗り越えるか)」です。

厳しい自然環境を生きる植物はさまざまな工夫をして冬を越しますが、本日はその中でも、ロゼットと冬芽を中心に観察しました。
ロゼットとは、冬越し用の葉が、バラの花弁のように放射状に広がってつき、地表に密着して越冬するものをいいます。

ヒメオドリコソウ シソ科
ヒメオドリコソウ VC200124
ヒメオドリコソウはしわの多い小さな葉を低く密生させています。地表に密着することで寒風を避けて温度低下を防いでいます。

ハルジオン キク科
ハルジオン3 VC200124
ハルジオンのロゼットはビジター周辺の多くの場所で観察できます。根生葉は中心に向かって徐々に細まり柄ははっきりしていません。葉が重ならず効率よく太陽光を全面で受けることができます。

ヒメジョオン キク科
ヒメジョオン VC200124
ヒメジョオンもビジター周辺の多くの場所で観察できます。根生葉は幅広く丸く、葉のふちに浅い切れ込みがあります。
柄は急に細くなっていてスプーンのような形状です。

ミチタネツケバナ アブラナ科
ミチタネツケバナ VC200124
ミチタネツケバナは、先端の小葉が丸く、全体にきれいな形のロゼットです。花期にも緑色の根生葉がロゼット状に残ります。

スイバ タデ科
スイバ VC200124
スイバのロゼットは、緑と真っ赤の根生葉が混じってとても鮮やかです。冬の間も太陽光を受けて光合成をし、糖分を蓄えて葉が赤くなっています。

セイヨウタンポポ キク科
セイヨウタンポポ VC200124
セイヨウタンポポは、ロゼットの真ん中からもう花が咲いていました。

アセビ ツツジ科
アセビ VC200124
アセビの白い花がひっそりと開花していました。雨粒に濡れた花は可憐でとても美しいです。

ノアザミ キク科
ノアザミ VC200124
白百合台園地では、昨年6月に群生して咲いていた、ノアザミのロゼットがたくさん観察できました。ノアザミは春になるとロゼットの中心から茎をのばします。

ウソ アトリ科
ウソ VC200124
高原ホテルからビジターセンターへ向かう道で、ウソの大群がソメイヨシノの冬芽を食べていました。傍に近づいても逃げる様子もなく、ひたすら食べ続けていました。

本日のトップ10
1.  ノアザミ  ロゼット
2.  ハルジオン  ロゼット
3.  ヒメジョオン  ロゼット
4.  ダイコンソウ  ロゼット
5.  ヒメオドリコソウ  ロゼット
6.  コクサギ  冬芽
7.  ムラサキシキブ  冬芽
8.  ヒサカキ  冬芽
9.  ウソ  野鳥
10. ジョウビタキ  野鳥

箱根PV  高橋



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