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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

金時山自然情報 2019年12月12日

今日は12月12日、1212で金時山の標高と同じです。標高は以前1213Mでしたが、国土地理院の見直しにより、1212Mになりました。例年12月13日に金時山祭りが頂上で行われています。標高が変わっても今まで通りに12月12日ではなく12月13日に行われているようです。登り初めの時はよい天気でしたが、しばらくして風が強くて曇ってきました。下山されている方に聞くと「富士山は見えなかった」とのこと。予報ではよい天気なのに、残念に思いながら頂上に着くと何と富士山がよく見えました。雪を抱いた初冬の富士山は空の青さと雪の白さの微妙なコントラストを醸し出していました。

初冬の富士山
金時山から乙女峠の稜線から見えた富士山です。
富士山金時191212

オトメアオイ     (ウマノスズクサ科)
乙女峠からの下りで見ました。それもそのはず、発見地は乙女峠です。地際で柿のへたのような花が咲きます。
オトメアオイ金時191212

メギ       (メギ科)
乙女峠で見ました。洗眼薬にしたところからメギ(目木)。刺が多いので別名、コトリトマラズ。鳥は好んでは食べないが、他に食べ物がない時期はツグミ、ヒヨドリ、ムクドリなどが実を食べる。好んで食べないのは、枝に棘があり美味しくないからでしょうか。
メギ1金時191212

クサボタン    (キンポウゲ科)
分岐点で見ました。種の綿毛は、初めは輝く糸のような毛をつけているが、だんだん鳥の羽のようになり最後はフワフワの綿毛のようになる様です。風によって遠くに種を運んでもらう工夫でしょうか。
クサボタン金時191212

ツルウメモドキ     (ニシキギ科)
乙女峠で見ました。鳥が食べたのでしょうか、実はわずかに付いていました。橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出した状態は黄色とのコントラストが美しいです。
ツルウメモドキ金時191212

ツルシキミ    (ミカン科)
悪しき実の意味のアがとれて「シキミ」という名が付いた様です。実は赤色で美味しそうだが有毒で食べると激しい痙攣を起こします。シカは有毒と知っているようで食べない様です。
ツルシキミ金時191212

アセビ    (ツツジ科)
金時山から乙女峠の鞍部で見ました。小豆色の新芽は何ともいえない良い色です。馬が食べると苦しむようで、馬酔木の名があります。有毒植物であるが、その葉を煎じ殺虫剤に用いた様です。
アセビ金時191212

ブナ     (ブナ科)
金時山から乙女峠までの稜線に沢山あります。枝に付いた茶色の丸まった枯れ葉は厳冬になれば落ちるのでしょうか。
ブナ金時191212

リョウブ (リョウブ科)
金時山から乙女峠までの稜線に沢山あります。樹皮に成長するごとに禿げるようです。この斑模様はシカの子の斑に似ています。
リョウブ金時191212

ヒメノキシノブ    (ウラボシ科)
木に沢山付着した姿は人間の髭のように見えます。全体に細長い単葉で、一般のシダの葉とは大きく異なり、ソーラス(胞子嚢群)は葉裏の上半分につきます。名の由来は、古い民家などの軒下にも、繁殖するという意味から、ノキシノブで小さいのでヒメノキシノブ。樹の上や岩の上にも着生(ちゃくせい)します。
ヒメノキシノブ金時191212

本日のトップ10
①初冬の富士山
②オトメアオイ
③メギ
④クサボタン
⑤ツルウメモドキ
⑥ツルシキミ
⑦アセビ
⑧ヤドリギ
⑨ミサゴ(野鳥)
⑩コゲラ(野鳥)

箱根PV  原田育生
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