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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

湯坂路自然情報コース 2019年11月4日

大型台風が通過し、まだ道路の整備が進んでいないようなので集合場所を精進が池の駐車場へと変更しました。一号線の道路脇にはまだ流れてきた土砂などがありました。寒く無く熱くない良い観察日です。ゆっくりと鷹ノ巣山までの予定で歩きました。夏に草刈りされた影響で秋草が少なく夏以降に芽を出したシシウドなどが小型でも花を咲かせていました。

アリノトウグサ     (アリノトウグサ科アリノトウグサ属)
花を付けていた茎には花も実もなく茎だけでした。一番早くに紅葉するアリノトウグサですが早くも美しい紅葉でした。
アリノトウグサ湯坂路191104

ゼンマイ        (ゼンマイ科ゼンマイ属)
歩き始めて間もなくゼンマイの群落が見られました。こんなに沢山あったのかと気がつきました。
ゼンマイ湯坂路191104

テンナンショウの仲間  (サトイモ科テンナンショウ属)
雄から雌に転換し実を付けていました。上部の実が落ち黒いところの白い跡を目にすることはありませんでしたが、今回ははっきり見ることが出来ました。
テンナンショウの仲間湯坂路191104


トウゲシバ     (ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属)
樹林下にトウゲシバを見つけて近づくと新鮮な胞子に気が付きました。常緑の多年草です。胞子が熟すと横に裂けて黄色の胞子が出るようですから次回は横に裂けた状態を見てみたいものです。
トウゲシバ湯坂路191104

マツカゼソウ      (ミカン科マツカゼソウ属)
多年草でも冬には枯れてしまいます。この時期まだ花が美しく残っていました。葉をもむとミカン科特有の匂いがあります。
マユカゼソウ湯坂路191104

ヤマラッキョウ    (ネギ科ネギ属)
芒に埋もれるように咲いていましたが昨年よりより減ったようです。花茎の先に多数の紅紫色の花を球状の散形花序となります。
雄蕊は花被片よりも長く突き出ており葯は紫色。
ヤマラッキョウ湯坂路191104

天使のハンカチーフ  (蜘蛛の巣)
昨夜の雨で蜘蛛の巣に水滴が輝いていました。地面にそって水平に張られた巣に水滴がついている様子を「天使のノハンカチーフ」と仲間に教えていただきました。
天使のハンカチーフ湯坂路191104

サルトリイバラ    (シオデ科シオデ属)
蔓性の落葉低木です。茎は節ごとに折れ曲がり長いひげ出して近くのものに絡まる。果実は赤く熟していた。
サルトトリイバラ湯坂路191104

ナガコガネグモ   (蜘蛛の仲間)
腹部に黄色と黒の模様がある大型のクモで前回教えていただいた蜘蛛のようでした。
ナガコガネグモ湯坂路191104

ゲンノショウコ   (フウロウソウ科フウロウソウ属)
一輪の残り花がありました。乾燥して煮だして下痢止めの薬に利用され効果がすぐに出たところから「現の証拠」と言われたようです。別名のミコシグサはこの果実の形から付けられました。
ゲンノショウコ湯坂路191104


リュウノウギク    (キク科キク属)
今が盛りとリュウノウギクが咲いていました。葉の裏面は白い毛があり、頭花は茎の先に付き舌状花は白く中心部の筒状花は黄色。この花が咲くと秋の終わりを告げられたようです。
リュウノウギギク湯坂路191104

《本日のトップ10》
①リュウノウギク
②センブリ
③ツルリンドウ
④ヤマラッキョウ
⑤リンドウ
⑥ノコンギク
⑦ヤマトリカブト
⑧ホソバテンナンショウの果実
⑨フユノハナワラビ
⑩ナガコガネグモ

箱根PV  山本

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