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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

金時山自然情報 2019年9月12日

 出発前は小雨が時々落ちていました。今日のPV参加者は二人でした。山頂は曇り空にもかかわらず、沢山の登山者で賑わっていました。台風の後のためか登山道には木の葉が沢山落ちていました。富士山は雲に隠れて見えませんでした。暑い日が続いていますが、金時山は秋に衣替えしたいました。花はシオガマギク、ハンカイシオガマが濃いピンク色で争って咲いていました。イワギボウシは宿り石に薄紫色で咲いていて、分岐点周辺ではクサボタンが花の先をカールして咲いていました。ウメバチソウは今にも咲きそうで、蓮のような葉から長い茎の先に白い蕾を出していました。ソウシチョウがあちこちで集団となっていました。
 雨などにより6月以来の久しぶりのブログです。ブログ上では夏を飛ばして秋になりました。

イワギボウシ   (ユリ科)
公時宿り石の割れ目に根を降ろす咲いていました。名前の由来は岩の上に生えるギボウシということから。
イワギボウシ金時190912

クサボタン    (キンポウゲ科)
分岐点周辺で花の先をカールして咲いていました。名前の由来は葉が牡丹に似ていて、下部が木化している草による。
クサボタン金時190912

シオガマギク       (ゴマノハグサ科)
分岐点から金時山の登山道脇で濃いピンク色で咲いていました。同じ仲間のハンカイシオガマも咲いていました。花はよく似ていますが葉の形が違うので見分けられます。
シオガマギク金時190912

ハンカイシオガマ     (ゴマノハグサ科)
金時山から長尾山までの登山道脇で咲いていました。ハンカイ(樊噲)は中国の漢の時代の武将。草の容姿が壮大なので例えた。
ハンカイシオガマ金時190912

キントキシロヨメナ     (キク科)
麓から金時山頂上付近まで咲いていました。シロヨメナの変種ですが、直立して咲くこと、頭花の数が各枝に3~5個等で見分けられますが難しいです。最近、種名がカミヤマシロヨメナになり、別名がキントキシロヨメナに変更になりました。金時山で咲くのですからキントキシロヨメナとしました。
キントキシロヨメナ金時190912

タテヤマギク        (キク科)
金時山頂上周辺で咲いていました。富士火山帯の山地にのみ生える多年草です。タテヤマは北アルプスの立山でなく芦ノ湖の西方にある立山です。
タテヤマギク金時190912

ウメバチソウ      (ユキノシタ科)
分岐点周辺で今にも咲きそうで蓮のような葉から長い茎の先に白い蕾を出していました。名前の由来は花の形が紋章のひとつの梅鉢に似ているから。来月は花が見られるでしょう。
ウメバチソウ金時190912

イワニンジン      (セリ科)
分岐点周辺で咲いていました。名前の由来はニンジンの葉に似て岩場に生息するから。
イワニンジン金時190912

サンショウバラ      (バラ科)
分岐点周辺で沢山の果実をつけていました。蕾の時にハコネバラハバチ(ハチ)とハコネバラハマキ(ガ)の幼虫が食べて蕾を落とすのですが、今年はあまり落としてないので果実が多いのかも知れません。
サンショウバラ金時190912

ソウシチョウ         (チメドリ科)
あちこちで沢山見かけました。約25年前にかご脱けの鳥が野生化したと考えられています。原産地 は東アジア、東南アジアです。主に標高1000m以上の落葉広葉樹林や竹林などの下層部や藪に生息するためウグイスと生息地を争っており、生態系を乱しています。そのため特定外来生物に指定されています。
ソウシチョウ金時190912

キンケハラナガツツバチ   (ツチバチ科)
クサボタンの花に入り込んで吸密していました。虫により子孫を増やす虫媒花です。
キンケツツナガツチバチ金時190912

本日のトップ10
①イワギボウシ        花
②クサボタン         花
③シオガマギク       花
④ハンカイシオガマ     花
⑤キントキシロヨメナ     花
⑥イワニンジン        花
⑦タテヤマギク        花
⑧キンミズヒキ        花
⑨ウメバチソウ        蕾
⑩ソウシチョウ        野鳥

箱根PV  原田育生
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