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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

雨の芦ノ湖東岸自然情報  2019年6月22日(土)

雨の季節がやってきました。
芦ノ湖湖面は静かです。
植物はというと、先月にも増し観察できる花が少なくて、毎年こんな
だったかしら?と顔を見合わせてしまう程でした。そんななかでも、
サワギク、ヤマアジサイ、アワブキ、サルナシ、ツクバネソウの花が
私達の目を楽しませてくれました。
エゴノキの白花の絨毯は例年通りです。
ヤマホタルブクロ、カワラマツバ、ウツボグサ、シモツケ、ノアザミ
等の草原の花は桃源台で観察できました。
先月まで盛んだったムグラ類は終盤、シコクスミレやエイザンスミレ
等のスミレ類の葉は夏葉となり大きくなっています。

嬉しいことに、坊が沢のイワタバコが大幅に増えています。
(反してヒメレンゲは激減)
一斉に咲く青紫の花を想像するだけで今からワクワクしています。
(現時点では、堂が島渓谷のケイワタバコが最盛期)


今日は、東岸登録PV2名が午前中に仙石原へ出かけていました。
仙石原草原ではイボタやミヤマイボタの花が盛りです。
ノハナショウブも咲き始めました。
早いもので、もう、そんな季節なのですね。

☂ こんな日は雨に濡れた美しい葉を愛でるのも一興です ☂


ヒメジョオン   (キク科  ムカシヨモギ属)
お馴染みの花、ヒメジョオン。
北アメリカ原産の1~2年草(よく対比されるハルジオンは多年草)。
帰化植物で、現在では市街地から高山まで各地で見られます。
どこにでも咲いている花とは言え、ここぞとばかりに咲く姿は見事
ですね。 ハルジオン同様に見飽きない程かわいい!

明治時代に日本へ入ってきた頃は柳葉姫菊と呼ばれ珍重されて
いたそうです。
名前に柳葉とあるように葉はヤナギの葉状です。
大変よく似ているのはヘラバヒメジョオンで、名のとおり葉がへら
状です。こちらも北米からの帰化植物です。
箱根でも見られますので時間のある時に観察してみて下さいね。

ヒメジョオン


ミヤマハハソ ・別名ミヤマホウソ (アワブキ科 アワブキ属)
落葉低木。
5月~7月に淡い黄緑色をした小花をたくさんつけた円錐花序が
枝先に垂れ下がります。短毛が密生した花序の枝がジグザグに
曲がるのが特徴です。
葉には波状の鋸歯がありコナラ(ハハソ)の葉に似ているのが
名の由来と言われます。
東岸の遊歩道沿いには数本生育しています。

子供の頃、近所の社の森を 「ははその森」 と呼んでいたのを
想い出しています。
広大なお社の森はコナラの大木が多い森だったのかもしれない
と、今、思います。
懐かしくて、いつか訪ねてみたいと思っています。

ミヤマハハソ




雨にけむる芦ノ湖 ①
芦ノ湖観光船


雨にけむる芦ノ湖 ②
芦ノ湖


リョウブ (リョウブ科 リョウブ属)
夏を告げる花 リョウブの蕾が膨らんできました!
真っ白な小花をたくさんつけた総状花序を多数だし、見るからに
涼し気な美しい花です。
落葉小低木。
荒地や火山ガスにも強い植物です。

リョウブは日本に自生する唯一のリョウブ科リョウブ属の植物。
私達PVの解説時によく登場する植物のひとつですね。
漢字で書くと令法、別名は「ハタツモリ」。
新芽を混ぜご飯や天ぷら等に使用できるので、昔は飢饉に備え
て畑に植えたと言われています。
ハタツモリの名の由来です。

リョウブ


今日のトップ10
(すべて花)
1、サワギク  
2、コアジサイ   
3、エゴノキ   
4、モリイバラ   
5、テリハノイバラ
6、ツクバネソウ   
7、ホソバコガク   
8、フタリシズカ   
9、オククルマムグラ
10、ヤマホタルブクロ

(担当  PV藤城)















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