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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

金時山自然情報 2019年5月9日

元号令和初めての情報収集です。5月初旬ですが気温は低く風も強く、肌寒く感じました。この寒さのためかスミレが沢山見られました。タチツボスミレは麓から金時山頂上まで沢山咲いていました。しかし花は何と言ってコイワザクラでしょう。可憐なピンク色は何とも言えません。キビタキが社務所前に番でいました。虫は温度が低く風があったためか少なかったですが、ヒラズネヒゲボソゾウムシが乙女口の檜林にいました。

コイワザクラ  サクラソウ科
金時山周辺の岩場に沢山咲いていました。この花の色のピンク色は可憐に見えます。限られた範囲に自生するフォッサマグナ要素の植物のひとつです。
コイワザクラ2金時190509


ギンリョウソウ  (ツツジ科ギンリョウソウ属)
最近、科がイチヤクソウ科からツツジ科に変わったようです。どう見てもツツジの様には見えません、腐生植物で葉緑体を持たないのですから。名は姿形を竜に見立てた銀竜草。別名はユウレイタケ、幽霊のように見えるからでしょうか。小学生をガイドした時、ウエディングドレスに見えると言った女の子いました。子供らしい素直な見え方でしょう。
ギンリョウソウ金時190509

ホソバテンナンショウ   (サトイモ科)
公時神社周辺に咲いていました。テンナンショウを漢字で書くと天南星で、名前は美しいですが、トリカブトと同じくらい強力な毒を持っています。
ホソバテンナンショウ金時190509

オトコヨウゾメ   (スイカズラ科)
明神岳と金時山の分岐点周辺で咲いていました。日本の固有種です。ヨウゾメはカマズミの地方名で果実は苦くて食べられないので「男」をつけたようです。
オトコヨウゾメ金時190509

タチツボスミレ   (スミレ科)
普通に見られるスミレですが麓から金時山頂上まで広範囲に咲いていました。生命力のあるスミレでしょうか。
タチツボスミレ金時190509

オトメスミレ  (スミレ科)
4月は乙女峠周辺で咲いていましたが、今月は金時山周辺で咲いていました。箱根乙女峠が基準産地です。タチツボスミレの変種で、花弁は白色又はかすかに紫色で距だけが紫色です。
オトメスミレ金時190509

マルバスミレ (スミレ科)
金時山周辺で咲いていました。花も葉も丸い可愛いスミレです。下の写真の茎に毛が見えます。毛があるのをケマルバスミレ、毛がないのをマルバスミレと呼んでいたようですが、最近はマルバスミレに統一されたようです。
マルバスミレ金時190509

ジロボウエンゴサク  (ケシ科)
金時宿り石付近で咲いていました。同じピンク色のコイワザクラに較べてこの花は渋く感じます。ジロウボウエンゴサクとは面白い名前です。ジロボウ(次郎坊)をこの花、タロウボウ(太郎坊)をスミレと呼んだ地方があるようです。
ジロボウエンゴサク金時190509

キビタキ   (ヒタキ科)
公時神社社務所前で最初に雌が現れ次に雄が現れました。雄は綺麗な姿を暫く披露してくれました。番を形成しているのでしょう、家族を増やし無事に南の国に戻ってもらいたいものです。
キビタキ金時190509


本日のトップ10
1.コイワザクラ         (満開)
2.ギンリョウソウ        (花)
3.ホソバテンナンショウ    (花)
4.オトコヨウゾメ         (花)
5.タチツボスミレ        (花)
6.オトメスミレ          (花)
7.マルバスミレ         (花)
8.ジロウボウエンゴサク   (花)
9.キビタキ           (野鳥)
10.ツツドリ           (野鳥、囀り)

箱根PV 原田育生
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