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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

金時山自然情報 2018年12月13日

駐車場に着くと12月とは思えないほど車が沢山ありました。今日は12月13日、そうです金時山の日でした。標高が1213Mで金時山の日ですが、正確な測定が実施され現在は1212Mとなっています。天気予報では晴れでしたが、怪しい雲が頂上を覆い被さっていました。頂上の小屋で昼食を取り、乙女峠に向かいました。乙女峠で休んで出発しようとした時、霰が落ちて登山道は白く染まりました。本日の観察で目立ったのはツチグリでした。登山道脇で沢山見ることが出来ました。今日は環境省のアクティブレンジャー、箱根ビジターセンターの職員も参加し、パークボランティア3名を含め5名で賑やかな観察会でした。

霰の落ちた登山道
急に黒い雲が空を覆い、霰が落ちてきました。
霰金時181213

雫のコケ
コケ(同定できず)の上に雫が出来ていました。霰が降って暫くしてからです。
コケ金時181213

ツチグリ   (ツチグリ科)
登山道脇で沢山見かけました。星みたいに見えるものは外皮です。玉みたいな袋の中に胞子が充満しており、袋を指でつまむと上の穴から飛散します。
ツチグリ金時181213

ヤドリギ   (ヤドリギ科)
ケヤキ、ブナ、ミズナラ等の落葉高木に寄生するが、光合成を行う半寄生植物。果実はレンジャク類がよく食べる。
ヤドリギ金時181213

フジイバラ   (バラ科)
頂上手前の分岐点付近に沢山ありました。太平洋側の山地に生え、山頂に多い。名前の由来は富士山麓に多いことから。
フジイバラ金時181213

メギ   (メギ科)
乙女峠付近で見かけました。果実は液果で真っ赤に熟す。洗眼薬にしたところからメギ(目木)。刺が多いので別名、コトリトマラズ。
メギ金時181213

ツルウメモドキ   (ニシキギ科)   
乙女峠付近で見かけました。果実はさく果、球形で黄色に熟す。熟すと3つに割れ、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出す。
ツルウメモドキ金時181213

ヒメノキシノブとノキシノブ   (ウラボシ科)
胞子を作る器官の集まりである「胞子のう群」は葉の中心の軸と葉縁の間に並んでついている。名前の由来は軒下などにも生え、忍のように着生することから。ヒメノキシノブは小さくて葉の先端が丸い、ノキシノブは尖っている。
ヒメノキシノブ金時181213

アブラチャン   (クスノキ科)
分岐点付近にありました。冬芽の状態です。ボクシングのファイティングポーズの様に見えます。真ん中の葉芽が頭で両側の花芽がグローブを付けた手です。クロモジの冬芽に似ているがアブラチャンの花芽は球形。
アブラチャン金時181213


コゲラ   (野鳥)
餌を探しているのか、幹を突きながら次の木に移動していました。ヤマガラ、シジュウカラと混群を形成していました。
コゲラ金時181213

本日のトップ10
1.霰が落ちた登山道
2.ツチグリ
3.ヤドリギ
4.フジイバラ
5.リョウブ
6.メギ
7.ツルウメモドキ
8.ヒメノキシノブ
9.アブラチャン
10.コゲラ

箱根PV 原田
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