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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

湯坂路自然情報コース 2018年8月6日(月)

 猛暑が続く日々ですが気温27度と快適な湯坂路です。この日は参加者3名とかってこのような少人数はない事でしたが、それなりにじっくり植物などの観察をしながら歩くことが出来ました。まだオオナンバンギセルには早いかと思っていましたが、もう咲き始めていました。シシウドはかってないほどの花盛りでした。

シシウド  (セリ科 シシウド属)
 尾根道の草原に大型でよく目立ちます。この日はひときわ美しいシシウドを観察できました。この花にハナアブや甲虫類が蜜を吸いに集まっています。
シシウド湯坂路180806

アキノタムラソウ  (セリ科 アキギリ属)
 シソ科の茎は四角形です。茎の上部に長い花穂をのばして、青紫色の花を輪生状につける。尾根道の草原脇のあちこちに群れて咲いていました。
アキノタムラソウ湯坂路180806

バライチゴ  (バラ科 キイチゴ属)
 茎には鍵形の細い棘があります。葉をバラに似ているところから付けられました。花は4センチほどで大きい。
バライチゴ花湯坂路180806

バライチゴ果実  (バラ科 キイチゴ属)
 果実は広楕円形で紅く熟し食べられるが味が薄く美味しくはない。
バライチゴ実湯坂路180806

イヌトウバナ  (シソ科 トオバナ属)
 茎は四角で、葉は対生しています。葉の裏面に腺点があります。花は白色でやや淡紅紫色帯びています。葉腋に輪生して、花冠は唇形で小さい。 
イヌトウバナ湯坂路180806

オオバギボウシ (キギカクシ科 ジボウシ属)
 尾根道の草原脇に見られる多年草。葉はまるく大きい。花茎は1メーチルと大きくなり花も大きい。今年は花時期が早く上部にしか花が見られませんでした。
オオバギボウシ湯坂路180806

コバギボウシ (キジカクシ科 ギボウシ属)
 葉が細長くスマートでオオバギボウシとの見分け方は容易です。花弁の内側に濃紫色の線があり花もオオバギボウシより小さい。
コバギボウシ湯坂路180806

ヌマトラノオ  (サクラソウ科 オカトラノオ属)
 湯坂路コースではオカトラノオとヌマトラノオが見られ、オカトラノオとヌマトラノトの雑種でイヌヌマトラノオが見られます。昨年より増えていました。ヌマトラノオの花穂はオカトラノオより細く真直ぐです。
ヌマトラノオ湯坂路180806

ジャコウアゲハ  (アゲハチョウ科)
 ジャコウアゲハの食草はオオバウマノスズクで湯坂路では幼虫をよく見かけていました。今日は羽化したばかりなのか?じつと動ない蝶に出会えました。 
ジャコウアゲハ湯坂路180806

ナワシロイチゴ  (バラ科 キイチゴ属)
 茎は蔓状に伸びて地を這っています。茎にはかぎ状の棘があります。葉裏は細毛で覆われて灰白色です。花は紅紫色をしていますが花弁は開きません。果実は球形で紅熟します。
ナワシロイチゴ湯坂路180806

トンボソウ  (ラン科 トンボソウ属)
 花をトンボに見立ててつけられた名前のようです。葉は下部に2枚つけています。湯坂路ではオオバノトンボソウも見られますがこの時期すでに花は終わっていました。花に出会うのは年によって違い、同じ月、同じ日に歩いても同じ花には出会えません。
トンボソウ湯坂路180806

今月のトップ10
1、シシウド
2、アキノタムラソウ
3、イヌヌマトラノオ
4、イヌゴマ
5、ヒメヤブラン
6、オオナンバンギセル
7、ヤマハギ
8、タテヤマギク
9、ジャコウアゲハ
10、トンボソウ

報告者 : 山本

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