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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2018年7月27日

今まで経験のない暑さが続いていましたが、今日は21℃と過ごしやすい温度でした。ビジター13名、PV9名でした。夏休み入っての観察会のためか親子連れの参加がありました。お子さんは捕虫網、虫かごを持っての参加です。今日のテーマはタマアジサイとネムノキです。タマアジサイは咲き始めの状況で蕾も沢山あり、これから次々に咲き10月まで目を楽しませてくれるでしょう。ネムノキは咲き終わりの状況でした。オオシマザクラ、ヤマザクラ、コブシの冬芽が出ていました。夏に冬芽の観察とはこれ如何にですが、夏の間に栄養を蓄えて冬を越す準備は始まっているのでしょう。

タマアジサイ
ビジター周辺には沢山あります。アジサイの仲間ではもっとも花期が遅く、箱根では10月頃まで花が見られる。花には蜜はなく、花粉を食べにヨツスジハナカミキリ、マルハナバチ等の昆虫が集る。
タマアジサイVC180727

ネムノキ
VCでは花の広場、学習路などにあります。夜になると葉が垂れ下がり、小葉は閉じてしまう(就眠運動)ので合歓木。花は夕方から咲き、ほのかな香りを放ち、スズメガ等の昆虫を誘う。
ネムノキVC180727

小葉が閉じたネムノキ
ネムノキ就眠VC180727

ヒメヤブラン
VCの外のトイレ近くの芝生に群生していました。ランの名前があってもラン科ではなく、ユリ科です。花は淡い紫色で上向きに咲く。
ヒメヤブランVC180727

ヤマユリ
神奈川県の県花。日本特産のユリで、山中に自生することから「山ユリ」。強い香りを放ちアゲハチョウなどを誘う。蜜を吸う時に翅を開閉するタイミングで花粉が付く。雄しべは花粉がチョウの翅につきやすい構造になっている。
ヤマユリVC180727

コマツナギ
日本原産の植物。草のように見えるが、じつは木本。葉か奇数羽状。名前の由来は茎が馬をつなげるほど丈夫ということから。
コマツナギVC180727

ヌスビトハギ
一株ほど咲いていました。ヌスビトとは不名誉な名前を付けられたものです。実の形が盗人の足跡に似ていることから。実になったらよく見てください。メガネなど色々な形に見えます。
ヌスビトハギVC180727

ミツバアケビ
青い実がなっていました。これから熟してはち切れるのでしょう。テン等の動物がよく食べます。
ミツバアケビVC180727

リョウブ
花が満開です。官令により植栽を命じたことが名前の由来。別名「ハツモリ」は「旗積り」、「畑積り」、「旗積り」。「旗積り」は花の咲く景観を、百千万の旗が翻っているように見立てたことから。
リョウブVC180727

ヤブデマリ
実も赤いが花序の枝も赤くなっています。見事な色です。10月頃赤くなるがもう赤くなっています。完全に熟すと果実は黒くなる。
ヤブデマリVC180727

フクラスズメの幼虫
名前はスズメですが鳥ではなく蛾です。コアカソにいました。毒を持っているような色彩だが毒は持ってない。この幼虫は面白い習性を持っている。指などで刺激を与えると「頭突き」で反撃してくる。見つけたらやってみてください
フクラスズメ幼虫VC180727

本日のトップ10
1.タマアジサイ       開花
2.コマツナギ        開花
3.ヒメヤブラン       満開
4.ヤマユリ         満開
5.ヌスビトハギ       開花
6.ネムノキ          咲き終わり
7.ミツバアケビ       青い果実
8.ホオジロ          囀り
9.オオセンチコガネ    歩行
10.ツマグロヒョウモン   飛翔
    
箱根PV  原田
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