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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2018年6月8日

 関東地方は梅雨に入り、雨の降る日が続いていましたが、今日は中休みでしょうか朝から良い天気で、ビジター30名、PV9名で総勢39名の大所帯でした。ビジターの中に亡くなられた先輩PV教室の生徒さん14名が参加されました。その様なことで、今日は先輩PVの生徒さんの班とその他のビジターの2班に分けて観察会をスタートしました。本日のテーマは「6月初夏の花々」です。白い花が目立ちました。エゴノキ、ヤマボウシ、ハコネウツギ、バイカウツギ等です。その中でエゴノキは今までで見たことが無い沢山の花が咲いていました。ノアザミは紫色の花を誇らしげに咲いていました。黄色い花はウマノアシガタが目立ちました。紫色、黄色のも良いですが、今日は何と言っても白い花でした。

エゴノキ
こんなに沢山の花がVC周辺に咲いたのは今まで見たことがありません。どのような条件がそろえば沢山咲くのでしょうか。
花は白色で、長い柄の先に付き、下向きに咲くます。名前の由来は、果皮がえぐいから。美しい花には似つかわしくない名前です。
エゴノキVC180608

ヤマボウシ
白い花に見えますが、花びらに見えるのは総苞片で花ではありません。花は中央にある丸い部分で、多数が頭状に集っています。名前の由来は丸い花を法師(僧兵)の頭に、総苞片をその頭巾に見立てたことによります。
ヤマボウシVC180608

ハコネウツギ
ハコネと名前が付いているが箱根には自生している株は無いと言われている。海岸に多い。よく似ているニシキウツギは山地に多い。違いは花の根元の形が違っています。ニシキウツギは細く、ハコネウツギは太いです。
ハコネウツギVC180608

ノアザミ
白百合台園地付近でウマノアシガタと混ざって沢山咲いていました。黄色い花のウマノアシガタが紫色に咲いているノアザミを引き立て一段と綺麗に見えました。アザミの仲間で春(~初夏)に花を付けるのはこのノアザミだけです。総苞は丸くて、粘ります。
ノアザミVC180608

ヒコサンヒメシャラ
環境省の裏に咲いていました。 箱根にはよく似たヒメシャラ、ナツツバキが自生しますが、花の大きさがそれぞれ違います。花の大きさを2,4,6と言われているが、実際はもう少しそれぞれ大きいようです。
ヒコサンヒメシャラVC180608

サルナシ
「猿が好んで食べる梨っぽい果実」をつけるためにこの名が付いたとか。だが、その果実はは梨というよりむしろ、キウイフルーツのミニチュアで人気があります。可憐な白いも注目してほしいものです。
サルナシVC180608

ウマナノアシガタ
ノアザミが沢山咲いていた白百合台園地周辺で負けじと咲いていました。花びらは黄色くてテカテカしていて、花の形がカップの様なのでバターカップと呼ばれています。名前の由来は花の輪郭が馬わらじに似ていることによるが、葉が似ていると言う説もあります。
ウマノアシガタVC180608

ムクドリ
環境省の建屋の排気口に巣を作って子育てをしていました。1分程度間隔で親が餌を運んでいる姿が見られました。子育て中につき、そっとしておいて下さい。プレッシャーを与えると巣を放棄することがあります。
ムクドリVC180608

ジャコウアゲハの卵
オオバウマノスズクサの葉の裏にジャコウアゲハの卵がありました。幼虫になるとこの毒の葉を食べて毒を体内に蓄積します。天敵の鳥などに食べられないために化学防衛していると言われています。
ジャコウアゲハの卵VC180608

イチモンジチョウ
雨が続いた後の天気の良い日はチョウがよく飛びます。コミスジ、ダイミョウセセリなどがいましたが、イチモンジチョウは久しぶりでした。幼虫はニシキウツギ、スイカズラを食べます。箱根ではウウギ類の花の蜜を吸う姿がよく見られます。
イチモンジチョウVC180608

本日のトップ10
1.エゴノキ(花)
2.ヤマボウシ(花)
3.ハコネウツギ(花)
4.ノアザミ(花)
5.ヒコサンヒメシャラ(花)
6.サルナシ(花)
7.ムクドリ(野鳥、子育て)
8.ジャコウアゲハの卵(オオバウマノスズクサに産卵)
9.イチモンジチョウ(昆虫)
10.モリアオガエルの卵塊(両生類)

箱根PV 原田
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