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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺)2018年5月25日

今回のミニ観察会のテーマは「オトシブミ・チョッキリ・揺籃を探せ」です。9時30分の気温は18℃、薄雲が箱根の空を覆うが強風もなく日中は陽射しが強くなるとの予報で、昆虫がテーマの観察会に相応しい天気となりました。草本や木本の花に訪れる昆虫たちの姿も期待して、ビジター8名・PV16名の参加者でミニ観察会をスタートしました。

ケヤキの葉に作られた揺籃
VC周辺では、今の時期に多くの木本の葉やイタドリの葉にはオトシブミやチョッキリが作った揺籃を観察することができます。ケヤキでは、ルイスアシナガオトシブミが作った揺籃が観察できます。
1.ケヤキの葉に作られたルイスアシナガオトシブミの揺籃s

エゴツルクビオトシブミ
エゴノキの葉ではエゴツルクビオトシブミが作った揺籃が数多く観察できます。エゴノキの葉にそっと静かに近づいて目を凝らすと、揺籃作成中のエゴツルクビオトシブミを見つけることができました。雌は一所懸命に働いていましたが、雄はそれを見守っているようでした。
2.エゴノキの揺籃製作途中s

ナミオトシブミ(=オトシブミ)
クリの葉でも揺籃を作っているナミオトシブミの雌を見つけることができました。葉を折りたたむために葉の上部が切断されています。どのくらいの作業時間を費やしたのでしょうか。
3.クリの葉で揺籃作成中のナミオトシブミs

ヒゲナガオトシブミ
大勢の人の気配で驚き、ヒゲナガオトシブミがヤブデマリの葉へ一次退避してきました。ヒゲナガオトシブミの雄は、他のオトシブミに比べて触覚が長いので見分けがつきやすいです。
4.ヤブデマリの葉上へ一次退避のヒゲナガオトシブミs

サンショウバラ
今年はVC周辺のサンショウバラの花数が少ないようです。それでも昆虫たちに人気があるようで花に訪れる昆虫たちの姿を観察することができます。
5.サンショウバラ (1)s

ニシキウツギ
VC周辺では多くの場所でニシキウツギの花を観察できます。この花も昆虫たちに人気があるので多くの昆虫たちを観察できます。
6.ニシキウツギs

オオバウマノスズクサ
この花は見つけにくく探すのに苦労をしますが、観察するとサキソホンのような独特の形をして興味深い花です。葉はジャコウアゲハの幼虫の食草になりますので、そっと優しく観察してください。
7.オオバウマノスズクサ (2)s

ハンショウヅル
この花も見つけにくいのですが、下向きに咲く花の形を半鐘にたとえたことに由来しています。時々半鐘の中に潜ったハナバチの仲間の姿を見かけることがあります。蔓性植物なので探してみてください。
8.ハンショウヅル (1)s

カシルリオトシブミ
VC周辺では多くの場所でイタドリも見ることができます。静かにイタドリに近づいて葉を見渡してください。小さい昆虫ですが揺籃を作っている姿を見つけることができるかもしれません。
9.イタドリの葉で揺籃作成中のカシルリオトシブミs

ドロハマキチョッキリ
イタドリにはドロハマキチョッキリも揺籃を作ります。この昆虫は6㎜位の大きさですが10㎝位の長さの揺籃を作ります。作り終えて一息ついているのでしょうか。本当にお疲れ様です。
10.イタドリの葉で揺籃作成中のドロハマキチョッキリs

トップ10
 1.エゴツルクビオトシブミ(昆虫)
 2.カシルリオトシブミ(昆虫)
 3.ドロハマキチョッキリ(昆虫)
 4.ヒゲナガオトシブミ(昆虫)
 5.ナミオトシブミ(昆虫)
 6.オオバウマノスズクサ(植物 花)
 7.サンショウバラ(植物 花)
 8.ニシキウツギ(植物 花)
 9.ハンショウヅル(植物 花)
10.イカル(野鳥)

箱根PV 小川(治)・谷上
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