箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2018年3月23日

今日は今年度最後の観察会でした。おまけがつきました。VC周辺は一昨日からの降雪で30cm程度積っていました。3月下旬では珍しいでしょう。本日のテーマは「VC周辺 早春見頃の花・野鳥」です。ビジターさん5名、パークボランティア14名、みんな長靴に履き替え、雪を踏みしめて春を探しました。

観察風景
皆さん長靴を履いています。
観察風景VC180323

アオキの果実
傷がついています。これはヒヨドリが啄んだと思われます。アオキの下には沢山落ちています。美味しければ食べると思います。美味しくないのでしょう。それともヒヨドリの遊びでしょうか。
アオキ実VC180323

アセビ
満開です。白い雪をバックにした白い花は際立っていました。
アセビVC180323

バッコヤナギ
「婆ッコ柳」とも言う。花が成長すると白い綿毛ができ、これをお婆さんの白髪と見立てたことらしい。
バッコヤナギVC180323

フサザクラ
早春の花です。サクラの名が付いてはいますがいわゆる桜の仲間(バラ科サクラ属)ではありません。
原始的な性質をもつ植物です。花びらを持たず、赤い雄しべが房を成すところから「房桜」の名があります。
フサザクラVC180323
両性花で赤いのが雄しべ、雄しべの根元近くに雌しべがあります。
フサザクラ1VC180323

ニワトコ
新芽は野菜のブロッコリの様に見えます。食べるとお腹をこわします。
ニワトコVC180323

キブシ
雌雄異株。雌花は雄しべが短くて見えないが、雄花は雄しべがよく見える。虫による受粉をしやすくするためでしょう。
もうじき咲くのでよく観察してみてください。
キブシVC180323

雪上のノウサギの足跡
どちらの方向に跳んでいるか分りますか。後足の跡が前で前足の跡が後ろになります。この足跡の先の足跡は3m先にありました。凄いジャンプ力です。何をしていたのでしょうか。
ウサギの足跡VC180323

雪上のタヌキの足跡
一つの足跡の形はキツネの足跡とよく似ていますが、たぬきは2列に並び、キツネはほぼ一列に並びます。
タヌキの足跡VC180323

ナミテントウ
成虫で冬を越します。同じ種類とはとても思えないほど様々なタイプの模様があります。写真は二紋型と呼ばれているもので、南の方に多くいますが、最近は北の関東地方でもよく見ます。温暖化の影響と考えている学者もいます。
ナミテントウVC180323

ビロードツリアブ
雪の上で仰向けの状態で仮死状態でした。暖かくなって出てきたものの、雪が降るほどの寒さのため動けなくなったのでしょう。つまんで陽の当たるところに置くと動き始めました。
ビロードツリアブVC180323

本日のトップ10
1.アオキ               果実(ヒヨドリの嘴の跡)
2.アセビ                満開
3.スイカズラ
4.オオバヤシャブシ  果実
5.ニワトコ        蕾
6.バッコヤナギ     蕾
7.キブシ         蕾
8.雪上の動物の足跡
(ノウサギ、タヌキ、キツネ)
9.ナミテントウ             昆虫
10.ビロードツリアブ          昆虫(仮死状態でした)

箱根PV 原田
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