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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺 2017年12月8日

紅葉もすっかり終わり風が冷たくなってきたいつもの冬の箱根です。ビジターさん8名、パークボランティア16名、合計24名のミニ観察会です。本日のテーマは「芦ノ湖の水鳥たち」です。
芦ノ湖のカモは毎年減少しています。芦ノ湖で見られる水鳥たちの生態、採食行動を知り、彼らと彼らを取り巻く環境を考えながらの観察会です。

風が吹きとても冷たい芦ノ湖湖岸で水鳥の観察をスタートです。
芦ノ湖でよく見かけるのがオオバンです。オオバンは昭和60年代は芦ノ湖にはいませんでしたが、2006年ごろから増えてきています。水草の茎を切って根まで食べてしまうので、湖岸の水生植物が減ってしまいます。
オオバン VC171208

赤味のある茶色の頭のホシハジロです。ホシハジロは海ガモ類で、潜って貝やカニ、水草等を採食します(潜水採食)。
ホシハジロ VC171208

ヒドリガモの雄です。頭の中央線が明るいクリーム色です。水面に浮かぶ植物を採食します(水面採食)。
ヒドリガモ VC171208

黒白のツートンカラーと金色(黄色)の瞳が特徴のキンクロハジロです。ホシハジロと同じく海ガモ類で、潜水採食します。
キンクロハジロ VC171208

水鳥を観察している時に、上空でミサゴが飛翔していました。ミサゴは急降下して足で魚をつかみ捕獲します。
ミサゴ VC171208

芦ノ湖に向かう途中、花の広場にウスタビガの繭が数個残っていました。羽化したあとの繭で中は空っぽだと思います。
ウスタビガの繭 VC171208

観察会の最後に、白百合台園地でクロモジに付いた虫こぶを観察しました。花のように見えますが、クロモジメフクレフシという虫こぶです。
クロモジメフクフシ VC171208

とてもとても寒い芦ノ湖湖岸でしたが、たくさんの芦ノ湖の水鳥が観察できました。1980年代には1,500羽程度記録されていたカモ類がなぜ激減しているのかも考えながらの観察会でした。

本日のトップ10
1.  ミサゴ  野鳥
2.  ヒドリガモ  野鳥
3.  キンクロハジロ  野鳥
4.  ホシハジロ  野鳥
5.  ハジロカイツブリ  野鳥
6.  オオバン  野鳥
7.  カシラダカ  野鳥
8.  アオジ  野鳥
9.  ケヤマハンノキ  果実
10. ウスタビガの繭

箱根PV 高橋
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