箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2017年2月10日

昨日からの雪で一面冬景色の箱根です。ビジターさん7名、パークボランティア11名、合計18名のミニ観察会です。本日のテーマは「箱根のシカ(ニホンジカ)」です。一時絶滅したとされてきたシカが餌を求めて箱根に移動してきています。シカの痕跡を観察しながらシカの生態を勉強します。

シカってどんな動物でしょうか?
オスには角があり毎年生え変わります。角は秋に出そろい春先にはとれます。3つに分かれた4本の角は重さ1Kgとずっしり重いです。
シカ VC180210

シカは幅広い食性(なんでも食べる)です。一日に5~6kgもの植物を食べます。冬場は食べる植物が少なく、栄養分の多いアオキを中心に食べているのではないかと考えられます。アオキを食べたシカの食痕です。葉を前歯で引きちぎって食べた痕です。
アオキ シカの食痕 VC170210

スズタケは栄養分が少ないです。こういうものを食べて栄養にできるのはシカぐらいですが、箱根ではまだシカが食べた形跡はありません。
スズダケ VC170210

今日の箱根の雪景色です。シカは足が小さくハイヒールのような足なので雪の中を歩くのは苦手です。
雪景色 VC170210

キツネの足跡もありました。
キツネの足跡 VC170210

ウソの群れがソメイヨシノの冬芽を食べていました。
ウソ VC170210

ウソが食べて落とした冬芽がたくさん落ちていました。
ソメイヨシノ ウソの食痕 VC170210

この他、リョウブの樹皮の食痕やディアライン(高さ1.5m程度の採食の痕)、ヌタ場なども観察したかったのですが、積雪のため次回に持ち越しです。
「シカが森を食べる」と言われています。箱根の大切な自然(生態系)を守るにはどうしたらよいのでしょうか。次回、生物多様性や共生の観点からみんなで一緒に考えたいと思います。

本日のトップ10
1.  冬景色
2.  アオキ シカの食痕
3.  スズダケ
4.  ソメイヨシノ冬芽 ウソの食痕
5.  雪の上の足跡
    ・ ネズミ
    ・ キツネ
    ・ イノシシ
    ・ シカ
6.  ウソ 野鳥
7.  カシラダカ 野鳥
8.  ホオジロ  野鳥

箱根PV 高橋


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