箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2017年1月13日

2017年最初のミニ観察会です。数日前の雪がまだ凍っています。そんな寒い箱根ですが、ビジターさん15名に参加いただきました。パークボランティア9名、合計24名のミニ観察会です。本日のテーマは「シダ植物入門」です。シダの歴史は大変古く、地球上に登場したのは約4.3億年前です。恐竜時代の風景に大きなヤシのように描かれているのはシダの仲間です。

これはゲジゲジシダという名前のシダです。夏は緑色ですが今は枯れています。足の多いゲジゲジを連想させるのが名前の由来です。
ゲジゲジシダ VC170113

オオイタチシダです。表面につやがあり、一番下の第一小羽片がその上の第二小羽片より大きいのが特徴です。
オオイタチシダ VC170113

逆に、第一小羽片が第二小羽片より小さいのがベニシダです。
ベニシダ VC170113

シダらしくないシダのひとつとしてトウゲシバがあります。ヒカゲノカズラ科ですが、この科の別のシダは恐竜時代に巨大化して高さ50m、基部の太さ2mに達するものもありました。巨大なものが消滅し生き残ったのが小さなトウゲシバでした。
トウゲシバ VC170113

これはオオハナワラビです。一つの株に栄養葉と胞子葉をつける二形性のタイプです。栄養葉は光合成をおこない、胞子は胞子葉につきます。まっすぐ立っているのが胞子葉です。
オオハナワラビ VC1700113

アカハナワラビです。夏は緑ですが、冬には冬に胞子を散布した後、胞子葉は枯れて、栄養葉は紅くなります。
アカハナワラビ VC170113

広がり伸びる葉の集まりを獅子の頭にたとえたシシガシラです。
シシガシラ VC170113

シダ植物はなかなか観察が難しいですが、シダ植物のつくり、見分け方のポイントなどを学習した観察会でした。それにしても寒かったです。

本日のトップ10
1.  トウゲシバ 
2.  シシガシラ 
3.  ベニシダ
4.  オオイタチシダ
5.  ヤマイタチシダ
6.  オクマワラビ
7.  アカハナワラビ
8.  トウゴクシダ
9.  カシラダカ 野鳥
10. アトリ 野鳥

箱根PV 高橋
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