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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ビジターセンター周辺自然情報 2020年8月28日

連日猛暑が続いています。本日は、小雨の中、パークボランティア11名が、2つのグループに分かれて、県事務所周辺、レイクホテル周辺、桃源台駅付近、花の広場の自然情報を収集しました。

ミズヒキ タデ科 イヌタデ属
ミズヒキ1 VC20200828
ミズヒキがビジターセンター周辺のいろいろな所で咲いています。存在感はないですが、夏の終わりから晩秋にかけて長く咲き続けます。花が終わっても花被は果実を包んで色を残しています。

キンミズヒキ バラ科 キンミズヒキ属
キンミズヒキ VC20200828
黄色の花のキンミズヒキも咲いていました。キンミズヒキはバラ科の植物で、タデ科のミズヒキとは別物です。

ミズタマソウ アカバナ科 ミズタマソウ属
ミズタマソウ VC20200828
ミズタマソウは果実の表面に白い毛が密集しています。小雨の中、濡れた果実が水玉のように輝いていました。園地のいろいろな場所で見ることができました。

ツチアケビ ラン科 ツチアケビ属
ツチアケビ VC20200828
これまで観察したことがない場所にツチアケビの果実が出ていました。毎年同じ場所に出ることが多いですが、このように新しい場所で遭遇することもあります。

マツムシソウ スイカズラ科 マツムシソウ属
マツムシソウ VC20200828
県事務所の横庭に今年はマツムシソウが群生しています。花は上を向いて咲きます。昆虫が止まりやすいので色々な虫に人気があります。ヒメアカタテハとイチモンジセセリが花の蜜を吸っていました。

フクロツチガキ ヒメツチグリ科 ヒメツチグリ属
フクロツチガキ VC20200828
ビジターセンター駐車場近くの林内の落ち葉上に生えていました。不思議な形です。名前のとおり柿の実のヘタに似た形をしています。ツチグリはよく見ますが、フクロツチガキは初めてでした。

ユウガギク キク科 シオン属
ユウガギク VC20200828
園地では野菊が咲き始めました。ユウガギクは、夏の初めから咲き始め、9月頃まで咲きます。下部の葉が羽状に切れ込むのが特徴です。花をつける枝は横に広がって出ます。名前の由来とされる柚の香りは殆どしません。

シラヤマギク キク科 シオン属
シラヤマギク VC20200828
シラヤマギクも静かに咲き始めました。シラヤマギクは、花びらがまばらで、上にかたまって咲きます。下の葉には翼がある長柄があって、スペード型であることが特徴です。

ツリフネソウ ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
ツリフネソウ VC20200828
レークホテル周辺でツリフネソウが群生していました。花は横を向いて咲きます。蜜は花の奥にあるので、ハナバチがこじ開けて潜り込み吸蜜します。今日はハナバチの仲間を見ることができませんでした。雨がやまないのでハナバチの仲間は、どこかで休憩しているのでしょうか。

ツリガネニンジン キキョウ科 ツリガネニンジン属
ツリガネニンジン VC20200828
桃源台駅付近でツリガネニンジンが咲き始めていました。根を朝鮮人参に、花の形を釣鐘にたとえて、この名がつきました。花は下を向いています。沢山の花をつり下げてハナバチやチョウの訪れを待っています。器用な脚を持つハナバチはこの花にとって最も効率よく花粉を運んでくれる相手です。

いつのまにか季節は秋の気配がただよい、園地では秋の花が咲き始めています。季節はあっという間に変わります。次の観察会は秋の花でいっぱいかもしれません。

本日のトップ10
1.  マツムシソウ  花盛り
2.  ツリガネニンジン  花盛り
3.  ツリフネソウ  花 咲き始め
4.  ミズタマソウ  花 咲き終わり
5.  ユウガギク  花 咲き始め
6.  ミズヒキ  花盛り
7.  イチモンジセセリ  マツムシソウ周辺飛翔
8.  ヒメアカタテハ  マツムシソウ周辺飛翔
9.  ヤブキリ  葉の上で休息
10. フクロツチグリ  成熟途中

箱根PV  高橋

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2020年8月23日黒岳コース自然情報収集

天気予報では雨マークがついていましたが、午前9時の段階では晴れていました。
前回7月のような、途中から豪雨になることを恐れながら、前回と同じPV3名での自然情報収集です。
今回は天候悪化した時のことを考え、普段と逆回りで実施しました。

1か月前は開門していた湖尻水門は閉じられており、日常を取り戻していることを確認してスタートしました。

湖尻水門 黒岳


湖尻水門付近より、芦ノ湖展望公園付近への登り登山道は、トンボソウとヤマホトトギス街道でした。

トンボソウ ラン科

花の様子が、トンボが止まっているように見えることが由来のようですが、そのように見えますか?

トンボソウ 黒岳20200823


ヤマホトトギス ユリ科

花被片が反り返る様子が、スカートをはいているように見えます。
ローアングルで見てみたくなりますね。

ヤマホトトギス 黒岳 20200823


前回はササが生い茂っていましたが、今月はきれいに刈られており、快適に歩けました。
業者さんに感謝です。

歩行 黒岳


昨年同時期の自然情報時には、ハクウンランが咲いていましたが、今年は残念ながら確認できませんでした。

芦ノ湖展望公園へ出ると、秋の到来を告げる、ツルボが彩っていました。
景色の方はガスっており、富士山も芦ノ湖も見えませんでした。

ツルボ クサスギカズラ科

ツルボ 20200823黒岳


芦ノ湖展望公園より黒岳を経て湖尻峠への道では、アキノタムラソウ、コバギボウシ、タイアザミ、ヒヨドリバナ、サワヒヨドリ、オミナエシ等の秋の花やクサボケの実を見ることができました。

アキノタムラソウ シソ科

花言葉は、「善良」「自然のままのあなたが好き」です。


アキノタムラソウ 黒岳20200823


コバギボウシ クサスギカズラ科
花言葉はその様子から、「落ち着き」「沈静」です。

コバギボウシ 黒岳20200823


タイアザミ キク科
葉を触ると痛いので、痛いアザミ、葉っぱが体の骨のように見えるので、タイアザミと由来は諸説あります。
花言葉も「独立「厳格」「復讐」「満足」「触れないで」等あります。
痛いので、草むしりするときにはやっかいな存在になります。

タイアザミ 黒岳20200823


オミナエシ スイカズラ科
「女郎花」と書き、花言葉は「美人」「親切」「はかない恋」等です。
秋の七草の一つに数えられます。
淡い黄色がきれいですね。

オミナエシ 黒岳20200823


また、マルバダケブキにジャコウアゲハが遊びに来ていました。

マルバダケブキ キク科
花言葉は「先見力」「純情」。葉が大型で30センチ近くになります。

ジャコウアゲハ アゲハチョウ科

マルバダケブキ 黒岳 20200823



湖尻峠より深良水門へ降り、昼食休憩をし、西岸コースで湖尻水門へ戻ります。

ヤマホトトギスがここでも多く見られ、今が花盛りといった印象です。

ヤマホトトギス ユリ科

ヤマホトトギス 黒岳西岸 20200823


ツルリンドウも花を咲かせていました。

ツルリンドウ リンドウ科
つる性でリンドウに似た花ということが由来です。
花言葉は「情愛」「正義」等です。

ツルリンドウ 黒岳 20200823

昨日までと異なり、気温も低く快適な気候の中、秋の花を多く見ることができ、箱根の山は着々と季節が進んでいることを実感できた自然情報収集になりました。
活動中は天候に恵まれたことで、ホッとしました。

トップ10
① トンボソウ 花
② ヤマホトトギス 花
③ アキノタムラソウ 花
④ ガンクビソウ 花
⑤ クサボケ 果実
⑥ コバギボウシ 花
⑦ タイアザミ 花
⑧ キンミズヒキ 花
⑨ オミナエシ 花
⑩ ツルリンドウ 花

箱根PV 段

ビジターセンター周辺自然情報 2020年8月14日

午前9時半の気温が29℃、今年の箱根は本当に暑いです。パークボランティア7名で、花の広場~子供の広場~自然学習路の自然情報を収集しました。

コバギボウシ クサスギカズラ科 ギボウシ属
コバギボウシ VC20200814
ビジターセンター園地のあちらこちらでコバギボウシが咲き始めています。花弁の内側に濃紫色の脈があるのが特徴です。

アキノタムラソウ シソ科 アキギリ属
アキノタムラソウ VC22020814
アキノタムラソウも出始めました。シソ科の茎は四角形で、茎の上部に長い花穂をのばし、青紫色の花を輪生状につけます。

ツルボ クサスギカズラ科 ツルボ属
ツルボ VC20200814
ツルボも咲き始めました。この花が咲くと箱根に秋の気配を感じます。球根の皮を剥ぐと、つるりとした坊主に見え、ツルツル坊主からツルボになったとも言われています。

シシウドにつくられた蟻道
アリとアブラムシ VC20200814
花の広場のシシウドの茎に土のようなものが盛られて付着していました。この塊は、「蟻道」といいアリの通路のことをいいます。

シシウドネフタオアブラムシとトビイロケアリ VC20200814
細かく観察すると、アリが砂粒やごみでつくった蟻道を利用して行き交っていました。アリたちは甘露を排出するアブラムシを含めて餌場として独占し、甘露を独り占めします。その結果、アリはアブラムシの天敵もよせつけずアブラムシの排出物もかたづけてくれるため、アリとアブラムシは相利共生の関係にあります。

ヤブラン クサスギカズラ科 ヤブラン属
ヤブラン VC20200814
花の広場でヤブランが開花していました。やがて花が終わると、胚珠が膨らんで子房の壁を破り、果実のように見える黒い種子が現れます。

クサギ シソ科 クサギ属
クサギ VC20200814
自然学習路付近ではクサギが満開でした。

クサギの花にホシホウジャクが来て蜜を吸おうとホバリングしていました。
クサギ雄期とホシホウジャク VC20200814
クサギは性転換する花です。雄性期は花粉がチョウやガに付きやすい様に雄しべが前に突き出ています。雄生期の状態で、ホシホウジャクが筒の中にある蜜を吸おうとして、雄しべに体か当たって花粉がつきます。

クサギ雌期とホシホウジャク VC20200814
翌日になると、雌しべが突き出て受粉しやすいような雌性期になります。雌性期の状態でホシホウジャクが筒の中にある蜜を吸おうとすると、体が雌しべに当たり、体に花粉がついていれば受粉します。

ゴマギ ガマズミ科 ガマズミ属
ゴマギ VC20200814
自然学習路のゴマギが鮮やかな赤色の果実をつけていました。

トンボソウ ラン科 ツレサギソウ属
トンボソウ VC20200814
トンボソウが自然学習路で咲いていました。最近ビジターセンタ園地でよく見かけるようになりました。名前の由来は花の様子がトンボに似ていることからといわれています。

コボタンヅル キンポウゲ科 センニンソウ属
コボタンヅル VC20200814
コボタンヅルがビジターセンタ園地のあちらこちらで咲き始めました。他の植物の間を抜け、おおいかぶさり、四方に伸びていきます。このような植物群を「マント群落」といいます。

クリの木のナラ枯れ
自然学習路クリの木のナラ枯れ現象 VC20200814
自然学習路のクリの木がナラ枯れしていました。

クリの幹で確認されたカシノナガキクイムシの穿入孔です。
クリの幹に見られるカシノナガキクイムシの穿入孔 VC20200814
ナラ枯れは、カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌によって引き起こされ、菌が大量繁殖することで樹木は2~3年で一斉に枯死してしまう病気です。箱根でも外輪山などでもナラ枯れが見られ、何らかの対策はされているようですが、とても深刻な状況です。

本日のトップ10
1.  コバギボウシ  開花
2.  ツルボ  開花
3.  トンボソウ  開花
4.  ゴマギ  果実
5.  クサギ  開花
6.  コボタンヅル  開花
7.  オミナエシ  開花
8.  ツクツクボウシ 鳴き声
9.  ツノアオカメムシ  ウリハダカエデの葉の上
10. ホシホウジャク  クサギの花にホバリング

箱根PV 高橋


2020年8月5日芦ノ湖西岸コース自然情報

昨年10月の台風19号災害により、長らくの間一部区間通行止めが続いていた、芦ノ湖西岸コースの全線開通後初の自然情報収集です。
気温26℃、PV3名で行いました。

この時期一番の楽しみは、神奈川県の花「ヤマユリ」ですが、今年はやや盛りを過ぎている感じで白く荘厳な姿を期待していただけに残念でしたが、代わりにウバユリが花盛りでした。

ヤマユリ ユリ科
昨年9月まで発売されていた官製はがきのデザインにもなっていました。

ヤマユリ西岸


ウバユリ ユリ科
ウバユリ 西岸


昨年9月の西岸ロードを彩ったトンボソウですが、今年はすでに咲き始めており、オオバノトンボソウも確認できました。

トンボソウ ラン科
トンボソウ 西岸


オオバノトンボソウ ラン科
トンボソウより若干開花時期が早い感じがします。
オオバノトンボソウ 西岸


また、ヤマホトトギス、マルバハギ、マツカゼソウ、ミズヒキも咲き始めており、秋の訪れも感じました。

ヤマホトトギス ユリ科
ヤマホトトギス 西岸


マツカゼソウ ミカン科
マツカゼソウ 西岸


ここ数年の大雨続きで流されてしまっていたクサアジサイが全く違う場所で確認できたことは嬉しかったです。

クサアジサイ アジサイ科
クサアジサイ 西岸



なぜか西岸コースにひっそりとある、ホオズキも実を付けていました。
ホオズキ 西岸

エビガライチゴも食べ頃な感じがしていました。
エビガライチゴ バラ科
エビガライチゴ 西岸

※追記
ヒメシロネ シソ科
ヒメシロネ 西岸

シロネより小ぶりな形状ですので、ヒメシロネと名付けられたそうです。
シロネは神奈川県内では60年以上確認はされていません。
ヒメシロネも神奈川県内では比較的珍しいそうです。


野鳥類では、ここ数年では初めて、コサメビタキの姿を確認できました。
コサメビタキ ヒタキ科
コサメビタキ 西岸

日本では夏鳥として、平地から山地にかけての落葉広葉樹林に飛来します。
群れは形成しません。



昆虫類も多数確認でき、その中ではミヤマカラスアゲハの姿が美しかったです。
ここ数年西岸コースで問題となっている、いわゆるナラ枯れと呼ばれているものですが、今年は被害がさらに増大、これまではブナ科のアカガシとミズナラで確認できていましたが、今年は、ミズキ科のミズキ、バラ科のウワミズザクラ、カバノキ科のイヌシデにも被害が及んでいました。

イヌシデ カバノキ科
イヌシデ 西岸


トップ10
① ウバユリ 咲き始め~花盛り
② トンボソウ・オオバノトンボソウ 咲き始め
③ ミヤマカラスアゲハ 飛翔
④ コサメビタキ 飛翔
⑤ エビバライチゴ 食べ頃
⑥ クサアジサイ 咲き終わり
⑦ ヤマホトトギス 咲き始め
⑧ キンモンガ 飛翔
⑨ マツカゼソウ 咲き始め
⑩ ヌスビトハギ 花盛り


約150種類の動植物を確認した自然情報収集でした。
当方のPC不調により、報告が遅れたことをわび申し上げます。

箱根PV 段

【仙石原】2020年08月08日(土)

パークボランティア6人での観察です。

常時、霧でもない霞がかかっており、金時山や大涌谷がほとんど見えません。西之島の噴煙の影響でしょうか。

夏はキツネノカミソリが咲いているか楽しみに歩いていたところです。結果は(咲き始めですが)観察できました。

登山道では木の伐採作業が行われており、通行に注意が必要でした。

温湯(ぬくゆ)の水温は26度、外気温は23度でした。



▼ハナイカダ
P1340796.jpg


▼キツネノカミソリ
P1340808.jpg


▼ヤマホトトギス
P1340816.jpg


▼ツリガネニンジン
P1340738.jpg


▼伐採中。材木が並んでいます。
P1340787.jpg


▼芦ノ湖の湖尻水門。左の水門が開いています。また、遠方が霞んでいます。
P1340830.jpg





<参考>
本日の観察ベスト 10

1  キツネノカミソリ / 花
2  コバギボウシ / 花
3  ハナイカダ / 実
4  ヤマホトトギス / 花
5  マツカゼソウ / 花
6  ミズタマソウ / 花
7  トンボソウ / つぼみ
8  アサギマダラ / 飛翔
9  ジャノヒゲ / 花
10  芦ノ湖の湖尻水門 / 放流中


箱根PV 仙石原担当 M.S

 

2020年8月3日 湯坂路自然情報

長い梅雨が終わり、今年度からの新メンバー1名を加え、自粛後初めての湯坂路自然情報です。昨年10月に箱根に大きな被害をもたらした台風以来、久しぶりに湯坂路入り口から千条の滝までを歩きました。リョウブやシシウドなどの夏の花や、虫たちの面白い様子が観察できました。荒れていると心配された登山道は、両脇がきれいに草刈され、丸太や石などが置かれて歩きやすくなっていました。補修隊の皆様ありがとうございました。千条の滝への下り道、多くの木にカシナガキクイムシの入り込んだ跡が見られ、今後のナラ枯れが心配されます。

ヤマキツネノボタン(キンポウゲ科キンポウゲ属)
20200803湯坂路ヤマキツネノボタン
歩く道のところどころに咲いていました。キツネノボタンの変種で、茎に斜上毛が多いものをヤマキツネノボタンといいます。

トンボソウ(ラン科ツレサギソウ属)
20200803湯坂路トンボソウ
1号線沿いの林の中に咲いていました。名の由来は、花の形がトンボに似ているから。葉を下の方に大きく広げています。

ウツボグサ(シソ科ウツボグサ属)
20200803ウツボグサ
鷹巣山への日当たりのいい草地に咲いていました。3~5センチの花穂から紫色の花を咲かせます。花が終わった後も花穂は長く残ります。

シモツケソウ(バラ科シモツケソウ属)
20200803シモツケソウ
湯坂路入口から登山道右手にしばらく続いて咲いていました。茎の先にピンク色の小さな可愛らしい花をたくさんつけます。シモツケという植物もありますが、こちらは木本。名の由来は「シモツケに似た草」からという説もあります。

ヤマユリ(ユリ科ユリ属)
20200803湯坂路ヤマユリ
鷹巣山手前で出合いました。日本特産の大型のユリで、強い芳香があります。高いところに咲いていたので残念ながら香りを嗅ぐことができませんでした。オリエンタルハイブリットと呼ばれるユリの園芸品種は、このヤマユリから生まれました。

シロバナイナモリソウ(アカネ科イナモリソウ属)
シロバナイナモリソウ湯坂路200803
千条の滝へ下る道のところどころで白い花を咲かせていました。イナモリソウのシロバナという意味ですが、箱根ではイナモリソウは目にすることがなく、このシロバナイナモリソウが多いです。

ヒノキゴケ(ヒノキゴケ科)
20200803ヒノキゴケ 
1号線沿いの林の中で見られました。長雨で美しく成長して塊となっていました。

カエンタケ(ボタンタケ科)
20200803湯坂路カエンタケ
千条の滝付近で見られました。赤く燃える炎のような形をしていて良く目立ちます。思わず触ってみたくなりますが、触れるだけでかぶれほど猛毒なので要注意です。ナラ枯れした木の根元によく出てくるようで、最近多数のカエンタケの発生が報告されています。

ヨツスジハナカミキリ(カミキリムシ科)
20200803湯坂路ヨツスジハナカミキリ
鷹巣山のガクアジサイに止まっていました。上翅に黄色と黒色の4本の帯上の模様があり、遠くからでも良く目立ちます。体色や模様も含めて、飛んでいる姿はハチによく似ています。

ツユムシの仲間の脱皮(ツユムシ科)
20200803ツユムシの仲間の脱皮
ツユムシの仲間が脱皮している最中に出合いました。羽はまだ畳まれていて、長い触覚も伸びていません。

アズマキシダグモ(キシダグモ科)
20200803湯坂路幼体を守るアズマキシダグモ
クモの幼体の塊の近くに、お母さんグモの姿がありました。生まれたばかりの赤ちゃんを心配そうに見守っていました。

クスサンの繭(ヤママユガ科)
20200803クスサンの繭
大型の蛾、クスサンの繭がいくつか落ちていました。きれいな網状に編まれた繭は「スカシダワラ」と言われ、その名のとおり透けた俵のようです。その糸はとても強く、かつては釣り糸にされたそうです。

アリとアブラムシ
DSCN5167 (2)
アリがアブラムシを土で囲っていました。アブラムシのお尻から出す糖を餌にするため、アブラムシを飼うのだそうです。アブラムシを外敵から守っているのですが、アブラムシを食べることもあるそうです。

本日のトップ10
1、リョウブ 
2、オオナンバンギセル
3、シロバナイナモリソウ
4、シモツケソウ
5、ヤマユリ
6、ヤブキリ
7、ツユムシの仲間
8、ヒノキゴケ
9、カエンタケ
10、ヒメシロコブゾウムシ

箱根PV篠﨑