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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

もうすぐ梅雨(黒岳コース)2018年5月27日(日)

芦ノ湖の水面、花と新緑、自在に舞う蝶等が
   活き活きとした姿を見せています。
      癒される季節です。
 5人での観察会、楽しい一日でした。


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湖尻水門      手前はニシキウツギ




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深良水門付近




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亀ヶ崎     黒岳に向かう斜面から見下ろしました     芦ノ湖のカメさんが元気です




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ヤマツツジ(ツツジ科)   登山道の各所で 見頃です




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ホオノキ(モクレン科) 土手の下に生えているホオノキの花が、上側の登山道からまじかに観察できます




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ウマノアシガタ(キンポウゲ科)   花弁が8枚の花(右側)がありました  写真は1つの株です




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ヒメハギ(ヒメハギ科)    草付斜面を登る足元で、けなげに咲いています




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ミヤマイボタ(モクセイ科)    この日コースで見つけた貴重な1本




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ダイミョウセセリ(セセリチョウ科)    ポーズをとって静止
対面回数が多かったアサギマダラは、活発に飛び回り撮影できませんでした




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ヒメウラナミジャノメ(ジャノメチョウ科)


メンバーが選んだトップ10
①ヤマツツジ  ②コケリンドウ  ③ホオノキ   ④ヤブデマリ   ⑤アサギマダラ(蝶)
⑥ニガナ    ⑦ウマノアシガタ ⑧ヒメハギ   ⑨ミヤマイボタ  ⑩亀ヶ崎(景色)

(箱根PV小川)


   
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ミニ観察会(ビジターセンター周辺)2018年5月25日

今回のミニ観察会のテーマは「オトシブミ・チョッキリ・揺籃を探せ」です。9時30分の気温は18℃、薄雲が箱根の空を覆うが強風もなく日中は陽射しが強くなるとの予報で、昆虫がテーマの観察会に相応しい天気となりました。草本や木本の花に訪れる昆虫たちの姿も期待して、ビジター8名・PV16名の参加者でミニ観察会をスタートしました。

ケヤキの葉に作られた揺籃
VC周辺では、今の時期に多くの木本の葉やイタドリの葉にはオトシブミやチョッキリが作った揺籃を観察することができます。ケヤキでは、ルイスアシナガオトシブミが作った揺籃が観察できます。
1.ケヤキの葉に作られたルイスアシナガオトシブミの揺籃s

エゴツルクビオトシブミ
エゴノキの葉ではエゴツルクビオトシブミが作った揺籃が数多く観察できます。エゴノキの葉にそっと静かに近づいて目を凝らすと、揺籃作成中のエゴツルクビオトシブミを見つけることができました。雌は一所懸命に働いていましたが、雄はそれを見守っているようでした。
2.エゴノキの揺籃製作途中s

ナミオトシブミ(=オトシブミ)
クリの葉でも揺籃を作っているナミオトシブミの雌を見つけることができました。葉を折りたたむために葉の上部が切断されています。どのくらいの作業時間を費やしたのでしょうか。
3.クリの葉で揺籃作成中のナミオトシブミs

ヒゲナガオトシブミ
大勢の人の気配で驚き、ヒゲナガオトシブミがヤブデマリの葉へ一次退避してきました。ヒゲナガオトシブミの雄は、他のオトシブミに比べて触覚が長いので見分けがつきやすいです。
4.ヤブデマリの葉上へ一次退避のヒゲナガオトシブミs

サンショウバラ
今年はVC周辺のサンショウバラの花数が少ないようです。それでも昆虫たちに人気があるようで花に訪れる昆虫たちの姿を観察することができます。
5.サンショウバラ (1)s

ニシキウツギ
VC周辺では多くの場所でニシキウツギの花を観察できます。この花も昆虫たちに人気があるので多くの昆虫たちを観察できます。
6.ニシキウツギs

オオバウマノスズクサ
この花は見つけにくく探すのに苦労をしますが、観察するとサキソホンのような独特の形をして興味深い花です。葉はジャコウアゲハの幼虫の食草になりますので、そっと優しく観察してください。
7.オオバウマノスズクサ (2)s

ハンショウヅル
この花も見つけにくいのですが、下向きに咲く花の形を半鐘にたとえたことに由来しています。時々半鐘の中に潜ったハナバチの仲間の姿を見かけることがあります。蔓性植物なので探してみてください。
8.ハンショウヅル (1)s

カシルリオトシブミ
VC周辺では多くの場所でイタドリも見ることができます。静かにイタドリに近づいて葉を見渡してください。小さい昆虫ですが揺籃を作っている姿を見つけることができるかもしれません。
9.イタドリの葉で揺籃作成中のカシルリオトシブミs

ドロハマキチョッキリ
イタドリにはドロハマキチョッキリも揺籃を作ります。この昆虫は6㎜位の大きさですが10㎝位の長さの揺籃を作ります。作り終えて一息ついているのでしょうか。本当にお疲れ様です。
10.イタドリの葉で揺籃作成中のドロハマキチョッキリs

トップ10
 1.エゴツルクビオトシブミ(昆虫)
 2.カシルリオトシブミ(昆虫)
 3.ドロハマキチョッキリ(昆虫)
 4.ヒゲナガオトシブミ(昆虫)
 5.ナミオトシブミ(昆虫)
 6.オオバウマノスズクサ(植物 花)
 7.サンショウバラ(植物 花)
 8.ニシキウツギ(植物 花)
 9.ハンショウヅル(植物 花)
10.イカル(野鳥)

箱根PV 小川(治)・谷上

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2018年5月11日

 前日は雷が鳴り、霰が降るなど荒れた天気でしたが、今日は良い天気で観察会日和でした。ビジター20名、PV13名で総勢33名で沢山の参加者でした。今年は生物の季節変化が早めのようで、ツツジ類はピークを過ぎて、花弁を落としつつあります。その様な状況の中でサラサドウダン、ヤブデマリ、コケリンドウは美しい花を見せてくれました。

サラサドウダン
今が盛りでビジターセンターの周りに沢山咲いています。名前の由来は枝分れの様子が昔の灯台(結び灯台)の脚部に似ていることによる。
サラサドウダンVC180511

ヤブデマリ
白い花のように見えるのは装飾花で虫を呼ぶためと考えられている。コガネムシ類が良く訪れるが、この装飾花の形が虫のチョウチョに似ているのが面白い。
ヤブデマリVC180511

コケリンドウ
例年は3月の終わり頃に咲くが、ゴールデンウィークを過ぎても咲いており花期は長いようです。「コケ」は小ささを苔に例えたが、
花が咲く直前の新葉が群がる様子が苔のように見えるからという説もある。
コケリンドウVC180511

オオバウマノスズクサ
花の形が楽器のサクソホーンのように見える。ジャコウアゲハの幼虫はこの葉を食べて体内に毒を蓄積することで天敵の鳥などに食べられないようにしていると言われている。
オオバウマノスズクサVC180511

オカオグルマ
数年前からビジターセンター周辺に出現した。どのようにして出現したのだろうか。名前の由来は丘に生育する小さな車輪状の花と言われている。
オカオグルマVC180511

ジシバリ
ビジターセンターの周辺には沢山咲いています。一面に生い茂っている状態が、まるで地面を縛り付けているように見えるところから「地縛り」の名が付いたと言われている。
ジシバリVC080511

カマツカ
咲き始めています。名前の由来は「鎌柄」そのもので、材が硬くて折れにくいことから、鎌の柄に用いられたことによる。別名の「ウシコロシ」は、牛の鼻環としたからとする説と、鼻環の孔あけに使用したからとする説がある。
カマツカVC180511

ナナカマド
葉は奇数羽状複葉。名前の由来は木が燃えにくく、7回カマドに入れても焼け残るから。
ナナカマドVC180511

ヤマボウシ
もうじき咲きそうです。名前の由来は頭状の花弁を僧兵の頭、総苞片を白い頭巾に見立てたことによる。箱根では「昔クサ」と呼ばれたので学名にKousaと名付けられた。
ヤマボウシVC180511

観察中に見えた富士山
良い天気で富士山がよく見えました。
富士山VC180511

本日のトップ10
1.オオバウマノスズクサ(花)
2.オカオグルマ(花)
3.コケリンドウ(花)
4.サラサドウダン(花)
5.ジシバリ(花)
6.ヤブデマリ(花)
7.アオゲラ(野鳥)
8.キビタキ(野鳥)
9.ホオジロ(野鳥)
10.ウスモンモトシブミ(昆虫)

箱根PV 原田

金時山自然情報 2018年5月10日

 今日の観察会は今までに経験したことのない大変なものでした。金時山の頂上あとわずかなところでシロヤシオを観察していると雷が鳴り始めました。山の雷は怖いので引き返すことにしました。雨が降ってきて、アラレも混じった雨が強烈に体に当たりました。我慢できずカッパを着ました。そのうちアラレだけになり、登山道は真っ白になりました。登山道脇の谷は滝のように水が流れていました。頂上に立たず、引き返すことはなかなか出来ないことです。安全第一のこの行動は間違ってないと思います。
 その様なわけで、普段の観察コースより短いですが、それなりに観察することは出来ました。植物は白い花です。ツリバナ、シロヤシオ、ヒメウツギ、オトコヨウゾメ、ズミ、ツボスミレでしょうか。春から初夏に移る時には白い花は金時山によく似合います。その中でツリバナは一番です。緑がかった白色ですが、太い枝から細い花柄が下に垂れた花を付けている姿は何とも言えません。麓から分岐点でヤブサメが盛んに囀っていました。また、頂上付近からコルリが綺麗な声で囀っていました。その他はムカデみたいなキシャヤスデです。登山道の石についていました。
 今日は大変な観察会でしたが、下山したときは普段では経験できない良い経験をしたと感じた次第です。

アラレの降った登山道
登山道金時180510

新しくなった鳥居
ゴールデンウィークにお披露目して賑わったことでしょう。
鳥居金時180510

サルトリイバラ
分岐点の手前で咲いていました。名の由来は茎にとげが有り、それに猿がひっかかるとか。関西以西ではこの葉を用いて餅を作った。お餅を2枚の葉で挟んでいます。私は関西以西の生まれで、子供の頃はこの餅を柏餅と思っていました。
サルトリイバラ金時180510

ツリバナ
公時神社から歩き始めるとこのツリバナの花に気が付きました。花の色は白っぽい黄緑色で五弁です。名の由来は花や実が長い柄に下垂し、下向きに付くためです。可愛い花です。
ツリバナ金時180510

ヒメウツギ
公時宿り石の上に生えていました。川沿いの岩の上など日当たりのよい所に生えるようです。名の由来はウツギより葉や花が小型なためです。漢字は姫空木。
ヒメウツギ金時180510

オトコヨウゾメ
分岐点付近で咲いていました。日本固有種です。名の由来は色々あるようです。ヨウゾメはカマズミの地方名。果実は苦くて食べられないので「男」をつけたとか。食べられないのが何故「男」なのでしょうか?
オトコヨウゾメ金時180510

ズミ
分岐から少し登った所に咲いていました。コナシ、コリンゴとも呼ばれています。日本では昔からリンゴの接木用台木に使われていたようですが、現在では使われてないようです。
ズミ金時180510

シロヤシオ
この花を観察中に雷が鳴り出したので下山しました。金時山から長尾山の稜線上は沢山咲いていると思います。葉が開くと同時に純白の花を1~3個つけます。枝先に5枚の葉が輪生状に付くことから、別名ゴヨウツツジ。
シロヤシオ金時180510

ホソバテンナンショウ
マムシグサの仲間は性転換します。雄花の時に虫が上から入り花粉を体に付けて花の下にある出口からでます。雌花の時には出口がなくなります。虫が入った場合は下の方からは出られません。また上にも行けない構造になっています。
ホソバテンナンショウ金時180510

ヒラズネヒゲボソゾウムシ
この時期に公時神社周辺でよく見かけるゾウムシです。体全体が金緑色の光沢のある粉に覆われています。スギ・ヒノキなど
の針葉樹の新芽を食べる害虫です。
ヒラズネヒゲボソゾウムシ金時180510

キシャヤスデ
登山道の石についていました。名前の「キシャ」は「汽車」です。大量発生して線路上を覆い汽車をとめることでついた名前です。八ヶ岳の小海線でのキシャヤスデの大量発生は新聞を賑やかせました。
キシャヤスデ金時180510

本日のトップ10
1.サルトリイバラ(花)
2.ツリバナ(花)
3.ホソバテンナンショウ(花)
4.シロヤシオ(花)
5.ヒメウツギ(花)
6.オトコヨウゾメ(花)
7.ズミ(花)
8.ウワバミソウ(花)
9.ヤブサメ(野鳥、囀り)
10.キシャヤスデ(節足動物)

箱根PV 原田


【仙石原】2018年05月12日(土)の観察記

 パークボランティア7人での観察です。

 上を見上げればフジの花が満開となっています。

 また、ミズキの花が満開で、仙石原では橋の上から花を観察できます。

 早川では、カラフルなゴルフボールが70個程度沈んでいました。まるで星のようです。温湯(ぬくゆ)にもゴルフボールが沈んでいます。上流のゴルフ場から流れてくるのでしょうか。

 温湯(ぬくゆ)の水温は21度、外気温は19.5度でした。



▼タニギキョウ
タニギキョウ



▼ミズキ
ミズキ



▼ゴマギ
ゴマギ



▼ヤブヘビイチゴ
ヤブヘビイチゴ



▼ハナイカダ
ハナイカダ



▼フジ
フジ



▼早川に沈むゴルフボール
ゴルフボール





<参考>
観察しやすいベスト 10

1.フジ (花)
2.タニギキョウ (花)
3.ミズキ (花)
4.ゴマギ (花)
5.ツボスミレ (花)
6.ハナイカダ(花)
7.ホウチャクソウ (花)
8.コアジサイ (蕾)
9.アケビ (花)
10.ウマノアシガタ (花)




<関連情報>
 ・仙石原コースの記事一覧
 ・仙石原コースのご案内(箱根ビジターセンターのWebサイトに別ウィンドウでリンクします)



箱根PV 仙石原担当 M.S


5月9日芦ノ湖西岸コース

明け方まで降っていた雨も上がり、8期生3名で9時にハシボソガラスに見送られ、箱根町港を出発。

散策


ヤブヘビイチゴ、ホソバテンナンショウ、サルトリイバラ、ヤマツツジ、ズミ、サラサドウダンが花盛り、西岸コースのメインであるハコネシロカネソウは咲き始めでした。
クジャクシダシシガシラもきれいでした。

ハコネシロカネソウ

ホソバテンナンショウ
ホウチャクソウ
クジャクシダ


芦ノ湖の水面は高く、普段よりも湧水の量が多く、ワカサギの群れが遡上、真田浜ではアオサギとハシボソガラスが睨めっこ。

睨めっこ


ヤマボウシ、コアジサイ、ヤマアジサイは蕾が付き始めで、次回が楽しみです。
スミレ系ではツボスミレがまだまだ頑張っておりました。

ツボスミレ


鳥はアカゲラが木を突いている様子が逆光ながらもよく観察でき、コース終盤ではソウシチョウが我々をエスコートするような感じで登場してくれました。

ソウシチョウ


最後に湖尻水門のゲートが1つ開放されており、珍しい光景を見ることができました。

湖尻水門


VC情報によると2日前の雨で開放したとのことでした。
15時45分キャンプ村到着、16時VC着でした。

オマケ
箱根には自生していないはずのユキモチソウ

ユキモチソウ



トップ10
ハコネシロカネソウ
ホソバテンナンショウ
ホウチャクソウ
ヤマツツジ
ツクバネソウ
ツボスミレ
ユウマダラエダシャク
ワカサギの遡上
アオサギとハシボソガラスの睨めっこ
湖尻水門ゲート開放

箱根PV段

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