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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2018年4月27日

今日は良い天気でビジターさん14名に参加いただき、パークボランティア10名、合計24名のミニ観察会でした。本日のテーマは動物の様に雌雄が分かれた花を咲かせる単性花を持つ植物です。単性花には二つのタイプがあります。ひとつは雄花と雌花が一つの株に咲くタイプ(雌雄同株)、株によって咲く花の雌雄が異なるタイプ(雌雄異株)です。動くことの出来ない植物は沢山の異性と出会うことが出来ない。そのため、遺伝子の多様性を保つために様々な工夫をしています。雌雄を持つことも工夫の一つでしょう。両生花の場合は移動する昆虫による受粉も工夫の一つでしょう。いかにして子孫を残かの工夫は複雑です。そのようなことを頭の片隅にいれてビジターセンター周辺で雄花、雌花を見分ける観察会をスタートしました。

アオキ
雌雄異株。シカが大好きです。VC周辺ではそれほどはないが箱根でもかなり食べられている場所もあります。
雄花は雄しべ4個、中央に退化した柱頭がある。下の写真は雄花。
アオキ雄花VC180427
雌花は雄しべが退化して無い。下の写真は雌花。
アオキ雌花VC180427

クロモジ
雌雄異株。樹皮に黒い斑点がある。殺菌効果もあり和菓子の楊枝に使われていた。良い香りがしてリラックスする効果がある。
雌花は雌しべが退化しているが下の雌花の写真ではよく分りません。
クロモジ雌花VC180427
下の写真は雌花
クロモジ雄花VC180427

ウリハダカエデ
雌雄異株。雌花は見つからなかった。名の由来は樹皮が暗緑色で、マクワウリの実に似ているため。
雄花は細長い総状花序を作る。雌しべが退化している。下の写真は雄花。
ウリハダカエデ雄花VC180427

ハナイカダ
雌雄異株。名の由来は葉の真ん中についた花を筏に見立てたことによる。別名はヨメノナミダ(嫁の涙)。ヨメノナミダ(嫁の涙)と言われるようになった理由には物語があると思います。興味のある方は調べてください。
雄花は数個が束状につく。雌花は通常1個。下の写真は雄花の蕾。
ハナイカダ雄花VC180427

ミツバアケビ
雌雄同株。雄花は多数、雌花は通常は1~3個つく。アケビが5出複葉だが、ミツバアケビは3出複葉。
ミツバアケビVC180427

シロヤシオ
葉が開くと同時に純白の花を1~3個つける。葉が5枚輪生するのでゴヨウツツジ、老木になると木肌が松にそっくりなのでマツハダの別名を持つ。1枚の花弁の根元に緑色のつぶつぶがあるのは虫を呼ぶためとか。
シロヤシロVC180427

ジロボウエンゴサク
よく似た花にムラサキケマンがあるが、花の色が淡いピンク色、また葉の形が異なる。全草に有毒成分を含み、誤って食べると嘔吐などを惹き起します。 塊茎を乾燥したものが生薬「延胡索」。エンゴサクは 「延胡索」を日本読みしたもの。
ジロボウエンンゴサクVC180427

ツボスミレ
坪とは庭のことで、庭に生えるスミレのこと。 ごく小型で、長く茎を出し、白い花をつける。 この形が孫の手に似た形をした仏具の如意に似ていることから別名ニョイスミレ。
ツボスミレVC180427

ヒメツチハンミョウ
触ると腫れたり、水ぶくれが出来る危険な虫。翅は退化して飛べない。謎だった生態を調べたのはあの有名なファーブル。幼虫はハナバチの仲間にしがみついて、巣に運ばれ、そこでハチが集めた花粉、蜜を横取りして成長する。幼虫は草に登ってハナバチが来るのを待つのでとてもハナバチの巣にたどり着くものは少ない。そのため沢山の卵(約5,000個)を産む。写真は雌で卵を沢山持っているのでお腹が膨らんでいる。
ヒメツチハンミョウVC180427

本日のトップ10

1.アオキ(雌花、雄花)
2.ハナイカダ(雌花、雄花)
3.クロモジ(雌花、雄花)
4.アケビ(雌花、雄花)
5.ウリハダカエデ(雄花)
6.コクサギ(雄花)
7.ジロボウエンゴサク
8.レンジャク(野鳥)
9.オオルリ(野鳥)
10.ヒメツチハンミョウ(昆虫)

箱根PV 原田
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湯坂路自然情報コース 2018年4月23日

 朝から 今にも振り出しそうな空模様で集合時間前に参加者5名が集合していましたので、即、15分も前に歩き始めました。今回は樹木の蕾や花が色々観察することができました。ウラシマソウやウグイスカグラの花は初めての観察でした。降られずに済みましたが体はしっとりしていました。

フキ  キク科  フキ属
 前回、花を観察し雌花の確認をしていましたので50センチほど茎をのばしており雌花の確認ができました。次回はどのように変化しているか楽しみです。
フキ湯坂路180423

ガマズミ  レンプクソウ科 ガマズミ属
 まだ蕾の状態ですが茎や葉柄に白い毛が見られます。この時期の姿は花の咲く前のものでまだ葉が展開していません。花の咲くころには葉の表面や葉裏の毛も観察ができます。
ガマズミ湯坂路180423

ヤマグワ   クワ科 クワ属
 いろいろな樹木が葉を展開し始めたり花が見られる中にまだ蕾の状態です。クワは雌雄異株ですがこの木はどちらだったのでしょう?次回しっかり観察しようと思いました。
ヤマグワ湯坂路180409

ホウチャクソウ  イヌサグラン科 チゴユリ属  
 以前のユリ科からイヌサフラン科に変更になり馴染みがないのでホ戸惑います。花被片は白色で先が緑色をおびて筒状の花です。
ホウチャクソウ湯坂路180423

イタヤカエデ ムクロジ科 カエデ属
  葉は対生し長い柄があります。葉の縁には鋸歯はない。花は複総状で小さな淡緑黄色です。霧の中に目線で見られました。
イタヤカエデ湯坂路180423

ウグイスカグラ スイカズラ科 スイカズラ属
 昨年見つけていたこの木に花が咲いていました。落葉低木。葉は対生し無毛。葉腋から下垂して咲く花は淡紅色でこころひきつけられます。
ウグイスカズラ湯坂路180423

ウラシマソウ サトイモ科 テンナンショウ属
 湯坂路で出会ったのは今回が初めてです。葉は一枚。雌雄が別の花です。苞は葉より下につき長い付属体は長く伸び先端が下垂する。浦島太郎の釣り糸に見立てた名前と言われています。
ウラシマソウ湯坂路180423

ゼンマイ   ゼンマイ科 ゼンマイ属
 夏緑性のシダ。栄養葉と胞子葉が同時に出ます。栄養葉は代表的な山菜で美味しい。この時期は芽立の時期で白い毛を纏っています。
ゼンマイ湯坂路180423

フモトスミレ  スミレ科 ミヤマスミレ属
 白く小さな花はとても愛らしい。葉はやや水平で葉裏は紫色をしています。舌弁には紫色のすじが入っており距も紫色。湯坂路ではカーペット状に広がっており見事でした。
フモトスミレ湯坂路180423

ヤブニンジン セリ科 ヤブニンジン属
  千条の滝の近くに見られました。茎は高さ40~70センチほどで2~3回の3出羽状複葉です。茎の上部に4~6個の枝のある散形花序をつけます。
ヤブニンジン湯坂路180423

タニギキョウ キキョウ科 タニギキョウ属
 地下によく分枝する細い茎があり先端が立ち上がる。葉は互生し花は上部に1輪つけます。曇り日のためあまり花が開いていませんでした。
タニギキョウ湯坂路180423

今月のトップ10
1、キビタキ
2、アケボノスミレ
3、タニギキョウ
4、タチツボスミレ
5、フモトスミレ
6、ウグイスカグラ
7、クロモジ
8、ヤブニンジン
9、ナツトウダイ
10、カキドオシ

報告者 : 山本

大涌谷(姥子往復) 自然情報 2018年4月21日(土)

今年初めての大涌谷(姥子往復)自然情報です。平地の気温は夏日になる場所もある予報でした。芦ノ湖周辺の気温は低めでしたが、日中は20℃近くになりました。オオシマザクラやマメザクラは花盛りを過ぎたとは言え、まだまだ可憐な花々を付け、清々しい新緑と共に箱根の春を彩っていました。

アサノハカエデ(ムクロジ科カエデ属)の新緑です。葉が麻に似ています。この時期のカエデやモミジの新緑は、見ていて気持ちが良く目が良くなった気になります。
アサノハカエデ

キブシ(キブシ科キブシ属)の花(総状花序)は早春に目立ちます。雌雄異株で、雄花はやや黄色がかった色に見えます。
キブシ

クサボケ(バラ科ボケ属)のオレンジ色の花は、緑を濃くする草原の中で一目で分かります。
クサボケ

コキクザキイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)の可憐な白花です。数年前神山で多く観察出来ました。
コキザキイチゲ

ハナイカダ(ハナイカダ科)の雌木です。雄木の雄花は数個付きますが、雌木の雌花は一つです。
ハナイカダ

フデリンドウ(リンドウ科リンドウ属)が可愛らしく咲いていました。コケリンドウよりは、若干花が大きいように感じます。
フデリンドウ

ミツバアケビ(アケビ科アケビ属)の雌花が開花中です。雄花は終わっています。
ミツバアケビ

ミヤマハコベ(ナデシコ科ハコベ属)です。花弁の一つの切れ込みが深いので10枚に見えますが、5弁です。
ミヤマハコベ

モミジイチゴ(バラ科イチゴ属)の花が、金時岩周辺に沢山咲いていました。棘があるので、触らないようにしましょう。
モミジイチゴ

本日のトップ10
1 オオシマザクラ
2 ミヤマハコベ
3 モミジイチゴ
4 ミツバアケビ
5 フデリンドウ
6 コキクザキイチゲ
7 アオキ
8 オニシバリ
9 アオゲラ
10 キビタキ

箱根PV青山

湯坂路自然情報コース 2018年4月9日

 晴天にもかかわらず強風のため震え上がるような寒さの中を10名の参加者と共に歩き始めると早くもエイザンスミレの花を発見し今日は何種類のスミレに出会えるのか楽しみになりました。フキの花が咲いていて雌花、雄花を観察しながら歩くと湯坂路にこんなにも沢山あったのかと思いました。今日はスミレやサクラの花が満開で今年の良いスタートになりました。

エイザンスミレ  (スミレ科 ミヤマスミレ類) 別名:エゾスミレ
 華やかなスミレで目立ちます。葉が細く切れ込んでいるので見分けるのは容易です。この日は白花のシロバナエゾスミレらしきスミレも発見しました。
エイザンスミレ湯坂路180409

ヤシャブシ    (カバノキ科 イヌシデ属)
 目の届くところのヤシャブシの雄花、雌花、葉の位置を観察しヤシャブシとオオバヤシャブシとの違いを確認できました。
オオバヤシャブシが近くに見られると比べられて良いのに思ったりしました。
ヤシャブシ湯坂路180409

クサボケ  (バラ科  ボケ属)
小さな棘が枝があります。赤い花が足元で目立ちますが果実になるのが少ないのが不思議です。草木瓜(くさぼけ)とも呼ばれますが丈が低いので草に見立てたようです。果実は果実酒にすると香りもよく美味しいようです。
クサボケ湯坂路180409

ナツトウダイ  (トウダイグサ科 トウダイグサ属)
 花は総苞葉の上に咲いています。この仲間では一番早く咲きます。よく見ると、とても変わった花で面白い形をしています。
思わず上からとった姿です。
ナツトウダイ湯坂路180409

コブシ  (モクレン科 モクレン属)
 湯坂路入り口の近くに咲いていますが今年は花付きが少なかったようです。花は良い香りがしますが手の届くところに花がなくて残念でした。まだ葉は展開していませんが白い花は青空に映えていました。コブシの名前は果実の形が拳に似ているところから付けられました。
コブシ湯坂路180409

マルバタチツボスミレ  (スミレ科 タチツボスミレ類)
 タチツボスミレとニオイタチツボスミレとの雑種。湯坂路ではタチツボスミレやニオイタチツボスミレが沢山咲いていました。
ケタチツボスミレも観察しました。
マルバスミレ湯坂路180409

マメザクラ   (バラ科 サクラ属) 別名:フジザクラ
 花は葉の展開と同じ時期に咲きます。葉の縁は重鋸歯です。今日は花時にぴったりで沢山のマメザクラが咲いていました。
葉の下に見られる密腺の位置や形をルーペで観察しました。尾根道に折れた枝にも花が咲いていました。山梨の県の花に指定されています。
ヤマザクラ湯坂路180409

アケボノスミレ  (スミレ科 スミレサイシン類)
 アケボソスミレが咲いているか否か?一輪でも咲いていたらいいな~と確認に向かうと今年は早くも沢山咲いおり感激しました。
花の時期には葉がまだ展開していません。とても美しいスミレの一つです。
アケボノスミレ湯坂路180409

オオシマザクラ  (バラ科 サクラ属)
 オオシマザクラ、ヤマザクラ、マメザクラを観察しました。托葉の形がそれぞれ異なり特徴があります。オオシマザクラの花は白色。オオシマザクラの葉には毛がなく桜餅などに使われています。今日はケヤマザクラ(カスミザクラ)にも出会えました。湯坂路でのケヤマザクラとの出会いは初めてで嬉しい事でした。
オオシマザクラ湯坂路180409

カントウミヤマカタバミ  (カタバミ科 カタバミ属)
 千条の滝周辺に咲き始めていました。葉の裏面に軟毛があり、花は白色で淡紫色の筋が見られます。母種のミヤマカタバミは
葉裏の毛が密生しているようです。葉は暗くなると閉じます。関東地方に見られるからカントウミヤマカタバミです。
カントウミヤマカタバミ湯坂路180409


千条の滝
 つい最近までがけ崩れで通行止めになっていましたが工事が終わっていました。この滝は何事もなく無事でホッとしました。
滝の近くのベンチで今日の「ベスト10」の相談をするのが恒例です。
千条の滝湯坂路180409

今月のトップ10
1、エイザンスミレ
2、シロバナエゾスミレ
3、アケボノスミレ
4、カスミザクラ
5、オオシマザクラ
6、マルバタチツボスミレ
7、タチツボスミレ
8、マメザクラ
9、ヤマザクラ
10、カントウミヤマカタバミ

報告者 : 山本

金時山自然情報 2018年4月12日

2月、3月が天気の不順で実施できず、3ヶ月振りの金時山でした。いつもは数名の参加者ですが、今回はビジター2名とVC参加者1名を含め9名で大盛況でした。公時神社の鳥居を新しくする工事中でした。いつもの通り安全祈願してスタートしました。
植物の見頃はスミレでした。ナガバノスミレサイシンは麓の登山道脇に沢山咲いていました。エイザンスミレも所々見られました。しかし金時山の一番はオトメスミレです。タチツボスミレの変種で、花弁が白かかすかに紫色で距だけが紫色のこのスミレは金時山によく似合います。名前の通り乙女峠の下りで沢山見ることが出来ました。夏鳥が沢山来ていました。コマドリ、センダイムシクイ、ヤブサメ、クロツグミ等です。南の方から渡って来て直ぐに囀っているのでしょう。本日の囀りの一番はコマドリです。馬のいななきに似て高い澄んだ鳴き声は遠くに良く透ります。長尾山に向かう鞍部のササの中で囀っていました。ビロードツリアブが沢山見られましたが、本日の虫の一番はベニヒラタムシです。全体につやのある黒で翅だけが鮮やかな紅色です。体がつぶれたように平らな姿は滑稽に見えます。樹皮に潜るために平らになったのでしょう。
スミレに堪能し、夏鳥の囀りに感動し、平らな体の紅い虫に驚き、金時山の春を楽しんだ観察会でした。

金時山からの富士山
春霞のためか北岳などの南アルプスはよく見えませんでした。
富士山展望金時180412

オトメスミレ
乙女峠から乙女口の下りで沢山見ました。タチツボスミレの変種で、箱根乙女峠が基準産地です。
オトメアオイ金時180412

ナガバノスミレサイシン
公時神社から林道までの登山道脇で沢山見ました。
ナガバノスミレサイシン金時180412

エイザンスミレ
オトメスミレ、ナガバノスミレサイシンとは異なり特定の場所ではなく、登山道脇で沢山見ました。
エイザンスミレ金時180412

シュンラン
一輪が登山道脇で咲いていました。金時山では余り見かけません。
シュンラン金時180412

アセビ
今が満開です。金時山から長尾山までの稜線が見頃です。
アセビ金時180412

ミツバツチグリ
黄色い花は登山道脇ではよく目につきます。
ミツバツチグリ金時180412

マメザクラ
サクラ類は余り見かけませんでしたが、このマメザクラは良く咲いていました。麓は終わり花で頂上付近は満開でした。
マメザクラ金時180412

ニワトコ
金時山から長尾山の稜線で見かけました。ブロッコリンによく似た蕾です。食べるとお腹を壊します。
ニワトコ金時180412

アブラチャン
この花の色はミツバツチグリの黄色と違い渋い黄色です。
アブラチャン金時180412


本日のトップ10
1.ナガバノスミレサイシン(花)
2.オトメスミレ(花)
3.エイザンスミレ(花)
4.シュンラン(花)
5.ミツバツチグリ(花)
6.アセビ(花)
7.ミツバツツジ(花)
8.コマドリ(野鳥、囀り)
9.ゴジュウカラ(野鳥)
10.ベニヒラタムシ(昆虫)

箱根PV 原田

ミニ観察会(ビジターセンター周辺)2018年4月13日

今日は快晴、前日より少し肌寒いが、例年と比較して1~2週間も早いともいわれるサクラの開花により、絶好の観察会日和となりました。ビジター9名、PVと関係者15名とともに今の季節に相応しく、花の広場から花々の観察をスタートしました。

ヤマザクラ
ソメイヨシノより開花が遅く、今が満開で見頃です。
葉柄は赤味を帯び、花柄とがくは無毛であることが特徴です。
ヤマザクラ-1

オオシマザクラ
新緑の葉と白い花を同時に見ることができます。
葉は塩漬けにして桜餅を包むのに使われます。
オオシマザクラ-1

カスミザクラ?
今までヤマザクラと思って見ていたこの桜ですが、ヤマザクラより花数が少なく、
花柄に毛もあるのでカスミザクラ?と納得しました。
カスミザクラ?-1

マメザクラ
名前の由来は、他のサクラに比べ葉も花も小さいからです。
花の広場の多くの場所で満開の花が目を楽しませてくれます。
マメザクラ-1

オオヤマザクラ
ソメイヨシノの桜並木の中でオオヤマザクラが探せます。
ヤマザクラより葉や花が大きく、芽鱗や新芽が粘るのが特徴です。
オオヤマザクラ-1

ミツバツツジ
サクラの花に負けずにミツバツツジも咲き誇っています。
葉の展開前に2~3個の花をつけるため、青空との調和がとても素晴らしいです。
ミツバツツジ-1

スミレ
木本の花から目線を芝生の陽だまりに向けてみましょう。
かわいらしい紫のスミレの花たちが目にいっぱい入ってきます。
スミレ-1

カントウミヤマカタバミ
陽だまりだけでなく、あまり日が差さない場所にも目を向けてみました。
カントウミヤマカタバミの白い5枚の花弁が可憐に見えてきます。
カントウミヤマカタバミ-1

アセビツボミトジフシ
花の広場のアセビの花で不思議なものを見つけました。
開花株の花序の中に開花していない蕾のようなものが残っています。これはアセビツボミタマバエが形成したアセビツボミトジフシという虫えい(虫こぶ)でした。
アセビツボミトジフシ-1

本日のトップ10
ヤマザクラ       (花)
オオシマザクラ    (花)
マメザクラ       (花)
カスミザクラ?     (花)
オオヤマザクラ     (花)
ミツバツツジ      (花)
カントウミヤマカタバミ(花)
カワラヒワ       (野鳥)
アセビツボミトジフシ (虫えい)


箱根PV 小川(治)・谷上

【仙石原】2018年04月14日(土)の観察記

 新年度(2018年度)、仙石原の第1回目、PV9名での観察です。

 午後から降雨の予報だったため雨を避けるべく、ひたすら歩き続け、14時にビジターセンターに戻ってきてから昼食をとりました。雨は15時前に降ってきました。

 コース中、右を見ても左を見ても、スミレ、スミレ、スミレ。スミレの楽園です。今がスミレの最盛期なのでしょう。

 観察できたスミレは、タチツボスミレ、ニョイスミレ、マルバスミレ、エイザンスミレ、ニオイタチツボスミレ、ナガバノスミレサイシン、ヒゴスミレ等です。

 また、モミジイチゴの花が大量に咲いていました。

 温湯(ぬくゆ)の水温は21度、外気温は14.5度でした。



▼タチツボスミレ
タチツボスミレ



▼シロバナタチツボスミレ
シロバナタチツボスミレ



▼エイザンスミレ
エイザンスミレ



▼ナガバノスミレサイシン
ナガバノスミレサイシン



▼モミジイチゴ
モミジイチゴ



▼ミツバアケビ
ミツバアケビ



▼管理杭が壊れています。一応、箱根ビジターセンターに連絡しました。
管理杭1

管理杭2



▼ゴルフ場のトイレ近くのコースで、路盤が整備されていました。
道の整備



▼片平地区で水切りが設置されましたが、すぐ埋まってしまいそうな気がします。
水切り




<参考>
観察しやすいベスト 10

1 タチツボスミレ(花)
2 ナガバノスミレサイシン(花)
3 ヒゴスミレ(花)
4 ツボスミレ(花)
5 マルバスミレ(花)
6 エイザンスミレ(花)
7 モミジイチゴ(花)
8 ニオイタチツボスミレ(花)
9 ミツバアケビ(花)
10 カキドオシ(花)




<関連情報>
 ・仙石原コースの記事一覧
 ・仙石原コースのご案内(箱根ビジターセンターのWebサイトに別ウィンドウでリンクします)



箱根PV 仙石原担当 M.S


4月12日芦ノ湖西岸自然情報収集

前日の11日が出発前に想定外の暴風雨により翌日順延。
新人8期2名とのことで不安感ありましたが、先輩からの宿題とアドバイスをもとに午前9時箱根町港をスタート。
いきなり電線にキセキレイが止まってポーズをとっておりました。

キセキレイ


コース全般スミレとハルトラノオ、カントウカタバミだらけ。

「タチツボスミレが分かれば、葉の形等見て判断してね♪」

前半はタチツボスミレが多く、途中からナガバノスミレサイシン
tatitubo
ナガバノスミレサイシン

ところどころにエイザンスミレやシコクスミレ
コース終盤はまたタチツボスミレといった形です。

西岸のチェックポイント付近では、コジュケイが
チョット来い、チョット来いと
我々を誘導するかの如く、その姿を現しました。

そのチェックポイントのハコネシロガネソウは
咲いていませんでした。

また箒ヶ鼻手前から百貫の鼻にかけて
倒木5本。
うち2本はマメザクラ…かわいそうに

touboku

残り3本はヒノキでした。
葉っぱの裏の白いYがヒノキの特徴。
杉とは間違えません。
touboku2

倒木はVCから県へ連絡がいきました。


12j時頃お昼休憩時の真田浜では夏毛のカンムリカイツブリ

カンムリカイツブリ


虫こぶとしては、ニッケイハミャクイボフシ

ニッケイハミャクコブフシ


昔の保存されている湖尻水門

湖面の高さ

トップ10漏れとしてはこの辺でしょうか。

最後に箱根の星空と14時40分湖尻水門で見たツバメ

ツバメ



観察した植物33種類
観察した鳥類17種類

トップ10
①ハルトラノオ   数が多かった
②タチツボスミレ  数が多かった
③ヨゴレネコノメ  コケの上に生えていてきれいだった
④クロモジ      きれいだった
⑤キブシ       湖面に映えてきれいだった
⑥ミツバツツジ   鮮やかなピンク
⑦エイザンスミレ  葉っぱとピンク色が印象に残った
⑧シコクスミレ    白色は目立った
⑨ナガバノスミレサイシン 数多かった
⑩カントウミヤマカタバミ 数多かった


箱根PV段

芦ノ湖東岸自然情報 2018年3月24日(土)

 
今日は今年度最終観察日。
日陰にはところどころ雪が残り、観察できる花は数少ないなか、今日の主役はネコノメソウの仲間たちでした。
うっかりすると見落としてしまいそうな地味な花はルーペで観察すると驚くほど綺麗です。

芦ノ湖では、カルガモがのんびりお昼寝。
湖面も早春の陽ざしにきらめいていました。




湖尻港バスターミナルの大ケヤキ
毎回、観察対象樹木です。
今日はヤドリギ観察中。
湖尻港


九頭龍神社船着き場
鳥居越しに見える湖面も何だか春めいて感じられます。
九頭龍神社船着き場180324


よ~く見ると、
枯れ葉の上でテングチョウが一休み。
テングチョウ180324東岸20180324_01


愛おしいほどに、まだまだ小さなタチツボスミレです。
日本国内どこでも見られるポピュラーなタチツボスミレでも、
今日の出会いには思わず歓声があがりました。
神山通りで今回観察できた数少ない花のひとつです。
タチツボス180324東岸20180324_01-1


こちらも、ちいさなちいさなカキドオシです。
そこは和製ハーブのカキドオシ、こんなに小さくても香りはしっかり
健在です。
カキドオシ180324東岸20180324_02


一同愕然としました。
あたり一面のアオキがこのありさまです。
シカの食害は東岸でも急速に進んでいます。
対策が急がれます。
アオキ鹿食害20180324_03


 TOP10
 ハルトラノオ
 ハナネコノメ
 ムカゴネコノメソウ
 タチツボスミレ
 セントウソウ
 ハコネイトスゲ
 ウメノキゴケ
 テングチョウ
 カルガモ
 アカハナワラビ

 (PV藤城)

 
 
 

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