箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2016年11月25日

54年ぶりの11月の大雪!お客様も来られないかと思っていましたが、なんと7名ものビジターさんに来ていただきました。パークボランティア6名、ビジターセンター職員1名、合計14名のミニ観察会でした。本日のテーマは「ビジターセンター周辺園地冬鳥の飛来地」です。

ビジターセンター周辺は最高の雪景色です。
雪景色のビジターセンター

ヒメシャラの枝に積もった雪が太陽に反射してとても美しいです。
ヒメシャラ VC161125

全員長靴を履いて雪の中をビジターセンター園地から芦ノ湖方面に歩きました。この季節の雪もなかなか楽しいものです。キツネの足跡がありました。
キツネの足跡 VC161125

雪の中のイロハモミジの紅葉はなかなか見られない光景です。
イロハモミジ VC161125

芦ノ湖キャンプ村にはアトリの大群が来ていました。ヒメシャラやモミジの実を食べています。あまり移動しないでずっと木の実を食べていましたので、じっくりと観察することができました。
アトリ16112501

芦ノ湖には多くの水鳥が来ています。ホシハジロ、ヒドリガモ、オオバンが見られました。ホシハジロは赤みのある茶色の頭、ヒドリガモは頭に黄色の筋、オオバンは全身黒くくちばしと額が白いのが特徴です。
ホシハジロ、ヒドリガモ16112501
この他、芦ノ湖周辺では、アオサギ、ツグミの群れ、オカヨシガモなども見られました。

芦ノ湖から白百合台園地を通ってビジターセンターに戻ります。途中、ムラサキシキブの実が雪の中で、それは美しく清楚に輝いていました。
ムラサキシキブ VC161125

花の広場ではカシラダカが雪の中に落ちた木の実を食べていました。時々冠羽が立って見えるのが名前の由来です。
カシラダカ16112501

姿は見れませんでしたが、つどいの原っぱでベニマシコの鳴き声を聞きました。

本日のトップ10
1.  アトリ
2.  カシラダカ
3.  ベニマシコ
4.  ツグミ
5.  オオバン
6.  ホシハジロ
7.  ヒドリガモ
8.  ツルリンドウ
9.  マユミ
10. ムラサキシキブ

箱根PV 高橋
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大涌谷(姥子駅往復) 2016年11月19日(土)

秋の小雨降る中、姥子駅まで往復しました。暖かな日々が続いた後、急に気温が下がったので、ここ数年では最高に綺麗な紅葉が見れる箱根地域です。観光客の皆様もさぞ楽しまれたことでしょう。紅(黄)葉、実、また来年開花する新芽を観察した一日でした。

紅葉に覆われた箱根ロープウェイ周辺。カエデ類の黄色、橙、赤が目立ちます。
ロープウェイ大涌谷

姥子駅までのコースは、オオモミジの紅葉が目を引きます。
オオモミジ大涌谷

葉っぱの形がカエデに似るハリギリの黄葉。
ハリギリ大涌谷

ミズキも美しく黄葉しています。
ミズキ大涌谷

ブナは黄葉して、年明けまで葉を落としません。
ブナ大涌谷

ムラサキシキブは、その美しい実から「Japanese Beautyberry」が英名で、学名も同様です。最近「シソ科」になりました。
ムラサキシキブ大涌谷

ミツバウツギは変わった形の実をつけます。花はウツギに似ています。
ミツバウツギ大涌谷

木にまとわりついているツルアジサイは、早くも来年の葉芽をつけています。
ツルアジサイ大涌谷

今月もクサギの実が見れました。ムラサキシキブと同様、最近「シソ科」になりました。
クサギ大涌谷

花後のアキノキリンソウです。種を飛ばす準備中です。
アキノキリンソウ大涌谷

本日のトップ10
1  オオモミジ    紅葉
2  イロハモミジ   紅葉
3  カジカエデ    黄葉
4  コミネカエデ   黄葉
5  ウリハダカエデ 黄葉
6  エンコウカエデ  黄葉
7  チドリノキ     黄葉
8  クロモジ      黄葉
9  ムラサキシキブ  実
10 クサギ        実

PV青山



金時山自然情報 2016年11月10日

ここ数日の寒さのためか、紅葉が進んでいました。ミズナラ、トチノキなどの木々が一面に黄色に紅葉していました。頂上付近から乙女峠に向かう稜線でのコミネカエデの紅い色は何とも言えない美しさでした。その他、ヤマボウシ、サラサドウダン、ウリハダカエデ、ホソエカエデも見頃でした。全山で紅葉が進み、数年来の美しい紅葉の金時山でした。

コミネカエデ
本日の紅葉で一番綺麗で輝いていました。金時山などの山に登らないと見れません。
コミネカエデ金時161111

ブナ
紅葉ははじめ黄色くなり、時間が経つにつれて橙~赤茶色に変わる。これから葉は落ちて直ぐに褐色になります。
ブナ金時161110

ホソエカエデ
1枚の葉が緑から黄色になり赤に変わって行きます。色々な色の葉が見られました。
ホソエカエデ金時1611102

メギ
刺があり鳥は食べそうでないので、別名コトリトマラズ。ツグミ、ヒヨドリなどの大型の鳥は食べるのでコトリトマラズか?
メギ金時161110

クサボタン
種の綿毛は、初めは輝く糸のような毛をつけているが、だんだん鳥の羽のようになり最後はフワフワの綿毛になる。
クサボタン実金時161110

本日のトップ10
1.イロハモミジ (紅葉)
2.ウリハダカエデ (紅葉)
3.コミネカエデ (紅葉)
4.ブナ (紅葉)
5.ホソエカエデ (紅葉)
6.ミズナラ (紅葉)
7・ヤマボウシ (紅葉)
8.リンドウ (花)
9・クサボタン (実)
10.メギ (実)

箱根PV 原田

【仙石原】2016年11月12日(土)の観察記

 参加者は五名で、いつものように賑やかな観察会です。

 木の上にスズメバチの巣がみえました。秋になり葉が落ちたから見えるようになったのでしようか。ハチは見えません。

 展望台の先、ゴルフ場側の新しい植林が目に付きました。

 もみじの紅葉が最高でした。

 温湯(ぬくゆ)の水温は21度、外気温は22度でした。




▼ツルリンドウ
01_ツルリンドウ1



▼ガマズミ
02_ガマズミ



▼ニシキギ
03_ニシキギ



▼スズメバチの巣
04_スズメバチの巣



▼紅葉
05_紅葉



▼シカの食害
06_.jpg


<参考>
観察しやすいベスト 10
1 リンドウ
2 ツルリンドウ
3 ニシキギ
4 ガマズミ
5 ハキダメギク
6 ツルウメモドキ
7 ムラサキシキブ
8 カワセミ
9 ススキ
10 リュウノウギク



箱根PV 仙石原担当 Y.M



<関連情報>
 ・2016年10月の仙石原の情報に戻る
 ・2016年12月の仙石原の情報に進む
 ・仙石原コースのご案内(箱根ビジターセンターのWebサイトにリンクします)
 ・仙石原コースハイキングマップのPDFファイル(箱根ビジターセンターのWebサイトにリンクします)

 

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2016年11月11日

ここ数日の寒さで箱根の木々も一斉に色づき始め紅葉の真っ盛りです。ビジターさん12名に参加いただき、パークボランティア13名、合計25名のミニ観察会でした。本日のテーマはまさに「秋です、紅葉を探しに行きましょう!」でした。

ビジターセンター周辺で一番鮮やかに紅葉しているのがイロハモミジです。
イロハモミジ VC161111

ウリカエデは黄色に紅葉して光り輝いていました。
ウリカエデ VC161111

ウリハダカエデは一番早く紅葉しますので、すでに落葉しているものもあります。葉が地面に落ちた姿もこれもまた美しいですね。
ウリハダカエデ VC161111

オオモミジもたくさんあります。紅葉しているものや黄葉しているものなどいろいろです。ビジターセンター周辺では一番よく見られる紅葉・黄葉です。これは花の広場のオオモミジです。
オオモミジ VC161111

カエデ類のほかにも紅葉する木はたくさんあります。
カマツカの黄葉と沢山の赤い実のコントラストが美しいです。
カマツカ VC161111

ツタウルシも秋になると紅葉が美しいです。つい触っていまいそうですが樹液が肌につくとかぶれるので触らないように注意!
ツタウルシ VC161111

サンカクヅルの実はもうなくなっていますが葉は紅葉して良く目につきます。
サンカクヅル VC161111

こちらのミヤマガマズミも紅葉と赤い実が何とも美しいですね。ガマズミに比べて葉の先が尖り実も大きいです。
ミヤマガマズミ VC161111

このほかケヤキ、ブナ、カジカエデの黄葉もお勧めです。今月終わりまで見られますので箱根の秋の紅葉を楽しんでください。

本日のトップ10
1.  イロハモミジ (紅葉)
2.  オオモミジ (紅葉)
3.  ウリハダカエデ (紅葉)
4.  ウリカエデ (紅葉)
5.  カジカエデ (紅葉)
6.  ケヤキ (紅葉)
7.  イヌブナ (紅葉)
8.  ジョウビタキ (野鳥)
9.  モズ (野鳥)
10. アトリ (野鳥)

箱根PV 高橋

湯坂路コース 2016年11月7日

集合場所での挨拶が寒い~、と晴れているのに冬支度が必要でした。
リュウノウギクも少し盛りを過ぎ、花の種類は少なくなっていましたが果実が沢山観察できました。
国道1号線沿いでクワの木の枝にぶら下がっているクワコの繭を見つけたのは初めてでかわるがわるに撮影タイム。

クワコの繭
カイコのご先祖さまと言われカイコの原種です。いつか幼虫や蛾になった姿も見たいものです。
クワコの繭 湯坂路161107

ヒメノキシノブ(ウラボシ科)
樹木の木肌に着生しているのをあちこちで見かけます。標高700メートル前後に見られるのでおよその標高を知ることが出来ます。
ヒメノキシノブ 湯坂路161107

マユミ(ニシキギ科)
落葉低木、赤い果実が目立つていました
マユミ 湯坂路161107

リュウノギク (キク科)
野菊の仲間では一番遅くに花を咲かせます。葉の香りから付けられた「龍脳菊」。リュウノウギクが咲くと今年の花の季節は終了です。
リュウノウギク 湯坂路161107

シオデ(ユリ科)
雌雄異株のシオデ、果実が見られるので雌株です。黒い果実の中の種子は赤色。この果実を食べるのは?みんなの話題になりました。
シオデ 湯坂路161107

ススキ(イネ科)
秋の七草の一つ。尾花とも言われています。
ススキ 湯坂路161107

ナガエオオカモメヅル(キョウチクトウ科)
オオカモメヅルとナガエオオカモメヅル2種の果実が見られました。ナガエオオカモメヅルの果実は初めての出会いでした。
ナガエオオカモメヅル 湯坂路161107

今月のトップ10
1、 リュウノウギク (キク科)
2、 マユミの果実 (ニシキギ科)
3、 クワコの繭
4、 キッコウハグマ(キク科)
5、 オオカモメヅル(キョウチクトウ科)
6、 センブリ(リンドウ科)
7、 アキノキリンソウ(キク科)
8、 コバノムラサキシキブ葉(シソ科)
9、 クマイチゴ(バラ科)
10、 イヌガンソク(オシダ科)

箱根PV 山本

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