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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

2013.12.09(月)湯坂路

○天候:晴れ温度5℃
○参加者:計11名(PV7名VC4名)  
○観察テーマ:「サルトリイバラなどの実」の観察
○コース:湯の花別荘地~湯坂路入口~湯坂道~芦の湯フラワーセンター~甘酒茶屋


スタート地点の芦の湯は、二子山と駒ケ岳の間に開かれた国道1号線で東京、大阪間最高地点874mに近く駿河湾や芦の湖から吹き上げる寒風吹きすさぶ交通の難所でもあるが本日は快晴無風の観察日和となった。

湯坂路入口までの緩やかな下りの歩道も霜で白くスリップしないようにゆっくり歩いた。

咲いている花は残り少なくハキダメギク、ノコンギク、リンドウなどが見られるのみでツルウメモドキ大木や、サルトリイバラなどの実を中心に観察しながら歩いた。

湯坂路入口付近では、箱根町の水源林管理の間伐作業のトラック、建設機械の搬入などのためナツグミの枝が伐採されたり、センブリなども車輪の下に埋もれたようである。尾根道に植栽されたソメイヨシノ落葉の後にはテングス病の枝が目立つが、野生種のヤマザクラやオオシマザクラはテングス病に抵抗力が比較的強いとのこと教わった。

リョウブの枝に大きな鳥の巣を見つけた。針葉樹のカラマツは黄葉が進みニホンリスの移動も見ることができた。

水源林管理道路を過ぎてからも、県のヒノキの保安林の防火林帯の下草刈りが例年12月のところ、今年は11月中旬に繰り上げ実施されたためススキをはじめほとんどの草本は刈り払われ見ることが出来ない状態となっていた。

湯の花別荘地に戻り車にて芦の湯フラワーセンターに移動し駐車し一面霜の下りた白い草むらを歩き、クロウメモドキの実を観察に行くも強風の吹く土地柄か実はすでに落ちて鋭いとげのみであった。

その後11時フラワーセンターから車で甘酒茶屋に向かい11時45分到着、楽しみにしていた京会席膳の忘年昼食会で盛り上がり13時解散した。

湯坂路コースは水源管理道路や全面下草刈り作業のため来年1月から3月まで定例観察会を中止し、来春の日当たり十分の尾根道での芽吹きに期待して鷹ノ巣林道歩きを検討してゆきたいと思います。


○観察した主な植物○
【観察した植物】
ノキシノブ、ヒメノキシノブ、ミヤマノキシノブ

【実を観察した植物】
アオツヅラフジ、アズマイバラ、アセビ、イヌザンショウ、イヌツゲ、オオシマザクラ、カマツカ、カラマツ、ツルウメモドキ、ニシキウツギ、ヒノキ、ホオノキ、マユミ、ミツバウツギ、ヤシャブシ

【冬芽を観察した植物】
アセビ、オオシマザクラ、ヤマグワ、ヤマザクラ


○ 観察した鳥類 ○
(声)ウグイス、ウソ、シジュウガラ、ヒヨドリ、ホオジロ、ヤマガラ

【観察した哺乳類】
 ニホンリス(準絶滅危惧種)

 
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