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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

2013.10.07(月)湯坂路

○天候:雨のち曇温度5℃
○参加者:計10名(PV7名VC3名)  
○観察テーマ:「チカラシバ」の観察
○コース:湯坂路入口~鷹巣山~湯坂路入口

小雨のなかで観察会開始。

歩き始めて間もなくのこと、一同落胆することとなった。なんと、毎回楽しみに観察していた「ナツグミ」がばっさりと切られてしまっていたのである。ナツグミの先方では杉の伐採作業が行われており、この古道は軽トラックの出入り口になってしまった。結果、グミの木は通行の邪魔だったのである。

例え、障害物になっていようと、もう少し配慮した切り方ができなかったのか?と憤懣やるかたない思いで切り口を見つめた。工事が決定した時点で、最低限残して欲しい部分に印をつけておく等の予防策を講じることはできないだろうか?是非、考えてもらいたい。

気を取りなおし、観察開始。

雨の雫を身にまとった草木はハッとするほど美しい。普段はあまり気にとめないチカラシバも水晶玉を全身にまとったごとく光り輝いている。今日は主役である。

まだまだ残る秋の草花に感動しながら観察を続けているうちに鷹巣山へ到着。山頂で早めの昼食。

鷹巣山から千条の滝までの道は急坂が続く。今日のように道がぬかるんだ日は下山は危険な為、ここで引き返す。往路復路とも同じでも、草花は視点がかわると違う表情をみせてくれる。

毎年、観察課題にしている植物の生育状況を確認して、安心したり、ガッカリしたり・・・。自然情報では同コースを歩き、同植物を観察し続けることは大事なことだと思う。毎年姿をみせてくれる草花を見つけるとホッとする。

気になることがひとつ。マルバフジバカマが湯坂路にも進出している。小さな努力だが私達も観察していきたいと思う。

○ 観察した鳥類 ○
アカゲラ、ウグイス、エナガ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、メジロ


○観察した主な植物○
【花を観察した植物】
アキノキリンソウ、アキノタムラソウ、イヌタデ、イヌガラシ、オオアレチノギク、オオバコアカソ、オトコヨモギ、オミナエシ、キバナガンクビソウ、キントキヒゴタイ、キントキシロヨメナ、キンミズヒキ、ゲンノショウコ、コウゾリナ(残花)、コボタンヅル(残花)、サラシナショウマ、サワヒヨドリ、シラヤマギク(残花)、シロヨメナ、センブリ、タイアザミ、タムラソウ、ナギナタコウジュ、ノゲシ、ノコンギク、ハナタデ、フジテンニンソウ、ホトトギス、マツカゼソウ、ミミナグサ(残花)、モミジガサ、ヤマトリカブト、ヤマハッカ、ヤマラッキョウ、ユウガギク、リュウノウギク(蕾)、ワレモコウ

【葉を観察した植物】
オトメアオイ、スノキ、二ガイチゴ、ノリウツギ、ミズ

【実を観察した植物】
アリノトウグサ、イヌトウバナ、ウバユリ、オオバウマノスズクサ、オカトラノオ、オニドコロ、ガマズミ、カマツカ、コダイコンソウ、ツリバナ、ダイコンソウ、テリハノイバラ、テンナンショウの仲間、トンボソウ、へクソカズラ、ハバヤマボクチ、マユミ、ミズヒキ、ミツバウツギ

【その他観察した植物】
アシボソ、オオハナワラビ、カゼクサ、カリマタガヤ、キンエノコロ、コチヂミザサ、スズメノヒエ、チカラシバ、トダシバ、ネズミガヤ、ネズミノオ、ノガリヤス、ヒメノガリヤス、ヒメノキシノブ

【観察した昆虫類・他】
コノシタウマ、ザトウムシ、ツマグロオオヨコバイ、ツユムシ、トラマルハナバチ、ナガネコガネグモ、マルハナバチ、イカリモンガ、イチモンジセセリ、ウラナミシジミ、キタキチョウ、ホシホウジャク、ヤマトシジミ


  
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