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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

2013.08.24(土) 芦ノ湖東岸

○ 天候:曇り一時雨 気温 26℃
○ 参加者:3名 (PV3名)
○ 観察テーマ:「ヤマアジサイ」の観察

【Bコース】VC~芦ノ湖東岸遊歩道~箱根園~駒ケ岳~お中道~大涌谷

 曇天下、雨を覚悟して9時50分VCを出発。

 満開のセンニンソウに見送られ、「花の広場」を抜け湖岸を通り湖尻東岸遊歩道へ10時30分到着。遊歩道ではところどころでヤマホトトギスが花をつけていて、花の少ないこの時期その白さが際立って見える。キッコウハグマも多く、コミヤマスミレやヤマジオウも群生している。

 11時30分箱根園に到着しその後駒ケ岳へ。こんな天候にもかかわらず富士山も姿をみせてくれ、いつもながらの雄大なパノラマを堪能できた。今日の雲海は殊の他美しい。

 山頂で少々雨に降られ、元宮の軒先を拝借し昼食。ハコネギクが咲いているが満開には少し早いように思う。残念なことにアサギマダラがいない。否、いる筈だが姿を見せてくれない。

 1時に大涌谷を目指し出発。足元が見えない程茂っている笹には閉口した。傷んだ登山道に足をとられないように注意しながら下る。コウグイスカグラの可愛い赤い実はもうすっかり終わっていて見られず残念。

 分岐でお中道へ入る。時季の終わったオオバイケイソウの群落が異様に映ったが、これだけの数のオオバイケイソウに新緑の頃是非会いに来たい。鮮やかな緑色に染まる道はきっと素晴らしいだろう。倒木とコケを背に楚々とヤマアジサイ(サワアジサイ)が咲いている。「この華奢さこそ本来の姿だ」と、そのやさしい美しさにしばし見入ってしまった。ここは箱根の山の谷間、アジサイの生育にはぴったりの環境で大株に成長したものからコアジサイまでアジサイもオン・パレードだ。途中、明神ヶ岳の「大」の字が木々の間から垣間見える。

 大涌谷・早雲山分岐に3時到着。風穴群で冷気を感じながら岩場を無事通過し大涌谷へ下る。

 神山登山口へは3時30分到着。気がつけば全員ズボンも靴も泥まみれ。今回、終始、笹やススキをかき分けながら先頭を歩いてくれたリーダーに感謝です!最後に風にゆれるススキを前景にして眺める大涌谷噴煙地は箱根を代表する絶景と実感して終了した。


○観察した主な植物○
【花を観察した植物】
アカバナ、アキノタムラソウ、イヌトウバナ、ウツボグサ、オオハンゴンソウ、オトギリソウ、オトコエシ、オトコヨモギ、キオン、キツネノボタン、キンミズヒキ、クズ、クサコアカソ、ケチヂミザサ、ケツユクサ、ゲンノショウコ、コバギボウシ、コバノカモメヅル、コヤブタバコ、サジガンクビソウ、シモツケソウ、シラヤマギク、センニンソウ、ソバナ、ダイコンソウ、タネツケバナ、タテヤマギク、タマアジサイ、ツリフネソウ、テバコモミジガサ、トチバニンジン、ヌスビトハギ、ノコンギク、ノブキ、ハキダメギク、ハコネギク、ヒナタイノコヅチ、ヒナノウスツボ、ヒルガオ、フジアカショウマ、マツカゼソウ、マルバタケブキ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミヤマイラクサ、ミヤマタニソバ、モミジガサ、ヤブハギ、ヤブマオ、ヤマアジサイ、ヤマハッカ、ヤマホタルブクロ、ヤマ二ガナ、ヤマノイモ、ユウガギク、ヨモギ、ワレモコウ

【葉を観察した植物】
アカバナヒメイワカガミ、イワタバコ、イワナンテン、オオイタヤメイゲツ、カワラマツバ、キッコウハグマ、コアジサイ、コウグイスカグラ、コミヤマスミレ、サルナシ、ノリウツギ、ハコネコメツツジ、ハコネハナヒリノキ、テンニンソウ、ムラサキツリガネツツジ、ヤブタバコ、ヤマグルマ、ヤマジオウ、ヤマトリカブト、リョウブ

「果実を観察した植物}
アブラチャン、イヌザンショウ、ウバユリ、オオバイケイソウ、ツクバネソウ、マムシグサ、マユミ、ヤマグリ

「シダ・コケ類」
イヌガンソク、クモノスシダ、クラマゴケ、ジュウモンジシダ、ツルデンダ、ハコネシケチシダ、ヒメノガリヤス、ミヤマノキシノブ、イオウゴケ 

「観察した昆虫類」
ゴマダラカミキリムシ、イチモンジセセリ、ハナバチの仲間


 
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2013.08.12(月)湯坂路

○天候:晴天 温度5℃
○参加者:計8名(PV5名VC3名)  
○観察テーマ:「オオナンバンギセル」の観察
○観察コース:湯坂路バス停~湯坂路入口~鷹巣山~湯坂路分岐~千条の滝~はこね金型荘駐車場

猛暑、酷暑、激暑のどの言葉が相応しいのか選択に悩む暑さの中での観察会。それでも箱根は涼しいと言われますが・・・・。観察者達がほぼ高齢者なので、1にも2にも熱中症対策で「細目の水分補給!」を合言葉に。

湯坂路バス停から観察は意外な植物の出会いがあり、日頃帰路にしていたこの1号線の僅かな距離にも、サルナシ、イワガラミ、マユミ、クロモジ、ミミナグサ、キランソウ、等多様な種が観察出来ます。

湯坂路入口からのコースは、花穂の出ていない青々としたススキの中にでかいと言う言葉がお似合いのオオナンバンギセルが数か所で顔を覗かしていた。お見事でしたがだいぶ花弁が傷ついていました。

鷹巣山迄の間に毎年駆除していた筈のオオハンゴンソウの黄色い花に出くわし吃驚。その勝ち誇った様な涼しげな顔を何か所かで目撃。(解散後VCセンターに寄り場所・状況を報告する。)

鷹巣山山頂のテーブルはアリも近づけない程の熱さだった。

分岐から千条の滝への下るコースは蒸し暑く、開花している植物も少なく、ナガエオオカモメヅル、オオカモメヅルをじっくり観察、タテヤマギクのひっそり咲いている姿に癒される。少なくなったオトメアオイ、ニューフェィスには会えませんでしたが、種によっては増減は感じられました。

千条の滝で観光客が20名強いらして、その中の子供たちが蛇骨川の中で水浴びをしている姿は、未だかつてない初めて見る光景でした。親御さんに見守られてはいるものの信じがたい光景でした。今年の暑さを象徴しているかの様でした。

コース内で出会った観光客は稀でした。

13時50分はこね金型荘駐車場で解散。汗だくの1日でしたが熱中症にならずに安堵しました。

《 本日のベスト10 》
オオカモメヅル、オオナンバンギセル、シモツケソウ、シラヤマギク、ヒメヤブラン


○観察した主な植物○
【花を観察した植物】
アキノタムラソウ、イヌホオズキ、エゾタチカタバミ、オトメアオイ、オオハンゴンソウ、オオナンバンギセル、オニドコロ、オオカモメヅル、ガンクビソウ、キランソウ、キンミズヒキ、クルマバナ、ゲンノショウコ、コオニユリ、コガンピ、コダイコンソウ、コバギボウシ、サラシナショウマ、サワヒヨドリ、シオデ、シシウド、シモツケソウ、シラヤマギク、シロバナイナモリソウ、タイアザミ、タテヤマギク、タマアジサイ、ツルニガナ、ツユクサ、トンボソウ、ナガバハエドクソウ、ナガエオオカモメヅル、ナツノタムラソウ、ノブキ、ネバリタデ、ヒメノガリヤス、ヒメガンクビソウ、ヒメヤブラン、ヘクソカズラ、マツカゼソウ、モミジガサ、ヤマアワ、ヤマイ、ヤマキツネノボタン、ヤマトラノオ、ヤマノイモ、ヤマハギ

【蕾を観察した植物】
イヌショウマ、キッコウハグマ、シュウブンソウ、タムラソウ、ツルリンドウ、ハバヤマボクチ、ミヤコアザミ、ヤブタバコ、ヤマテリハノイバラ、ヨモギ、ユウガギク、ワレモコウ

【実を観察した植物】
ウバユリ、ウツボグサ、オオバコ、オオバジャノヒゲ、クロモジ、コバノガマズミ、チダケサシ、ツチアケビ、トチバニンジン、ナワシロイチゴ、ニシキウツギ、 バライチゴ、ヒメジョォン、フタリシズカ、ボケ、ヤシャブシ、ヤマグワ

○ 観察した鳥類 ○
【声を聞いたもの】
アオゲラ、ウグイス、ヤマガラ

○ 観察した昆虫類 ○
アサギマダラ、アカハナカミキリ、オニヤンマ、カラスアゲハ、コバネイナゴ、コミスジ、サトキマダラヒカゲ、シオカラトンボ、ジャコウアゲハ、ヤマトシジミ、ヨツスジハナカミキリ