○ 天候:晴れ 気温 12℃
○ 参加者:1名 (PV1名)
○ 観察テーマ:「ホトトギス」の観察
【Bコース】箱根ビジターセンター~湖尻~箱根園~元箱根~箱根ビジターセンター
芦ノ湖東岸Bコースは、駒ケ岳神山方面を予定していたが、雲行きと参加者の無い状況を見て急遽元箱根まで走破を決めた。
桃源台から湖尻まで、いつもと違う湖岸の木道を歩いた。芦ノ湖沿いの様々な風景が新鮮であった。湖尻宝蔵印塔付近にセキヤノアキチョウジの花が咲いていた。坊ヶ沢分岐へ入る道付近は、伐採中で多くの木が細かく分断され積まれていた。
箱根園に着いて湖岸で昼食をした。
食事の後、箱根神社に向かった。約10分間、安全な道が無いか探りながら危険な車道を歩いた。石畳の入口からは快適となり、『山のホテル』の脇を通り《平和の鳥居》まで行った。30分ほど歩きいったん元箱根まで行き、再度時間測定など目的に復路についた。
箱根神社に入り、《慈悲の碑》に行きさらに奥へ向かったが、次の機会にして引き返した。《平和の鳥居》から湖岸の石畳とつり橋を歩きながら危険な車道に向かった。この道はアベックが多かった。箱根園までの約10分間は、白線のある細い車道を歩いた。カーブも多くやはり歩くのは危険であったが、気にせず観察会をしている人達にあった。さすがオールドガールパワーと思った。
箱根園から帰り、見落としていたホトトギスや返り咲きのエイザンスミレを見つけた。時間がかかれば、船で帰る予定だったが意外と往復で4時間半ほどであった。
○観察した主な植物○
【花を観察した植物】
アキノキリンソウ、アキノタムラソウ、アメリカセンダングサ、イタドリ、イヌザンショウ、エイザンスミレ、オオバコ、ガンクビソウ、キッコウハグマ、サラシナショウマ、サルトリイバラ、シシウド、シロヨメナ、セキヤノアキチョウジ、タイアザミ、ダイコンソウ、タマアジサイ、タラノキ、チカラシバ、チヂミザサ、ツルリンドウ、ノコンギク、ハキダメギク、ヒカゲイノコヅチ、フユノハナワラビ、ホトトギス、マツカゼソウ、マムシグサ、マユミ、ミズヒキ、ミヤマシキミ、ミヤマタニソバ、モミジガサ、ヤブマオ
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○天候:快晴 温度5℃
○参加者:計7名(PV3名VC4名)
○観察テーマ:「ヤマラッキョウ」の観察
★ コース:千条の滝~湯坂路分岐~鷹の巣山~湯坂路入口
快晴の秋日、絶好の観察日和となりました。
初秋の草花を観察した先月と比較し秋の深まりを感じる草花との出会いでした。サラシナショウマやアザミ類、ノコンギクやキンミズヒキ等が色とりどりに咲き競う草原は美しいの一言です。ホトトギスやヤマトリカブトは今が盛りです。可愛らしいヤマラッキョウは満開までもう少しというところでしょうか。リュウノウギクやセンブリも一部咲き始めています。アサギマダラはひらひらと花から花へと舞っていました。いく秋を惜しむかのようです。ツリバナも赤い実をつけています。
さて、秋の草花を堪能した反面、今回は目を疑う場面にでくわしました。この湯坂路を歩く者なら誰しもが心待ちにする花。沢沿いのあのクサアジサイが全株消えていたのです。根こそぎです。イノシシの悪戯ではありません。まるでぬけがらのように思える盗掘跡はまだ生々しく心が痛みます。心無い振る舞いはやめていただきたい!
かけがえのないこの美しい自然を皆で守っていきましょう!
観察した野鳥
カケス・ガビチョウ・シジュウカラ・ソウシチョウ・ヒガラ・メジロ
観察した苔類
エビゴケ
その他観察した植物
キクラゲ・ナラタケ・ムカゴ付ウワバミソウ
観察した昆虫類
オオスズメバチ・ホシホウジャク・アサギマダラ・イチモンジセセリ・キタテハ・ヒョウモンチョウ・ミドリヒョウモン
○観察した主な植物○
葉:
アカガシ・アケボノスミレ・イワガラミ・エイザンスミレ・オトメアオイ・コガンピ・サクラガンピ・サンカクズル・タチツボスミレ・タンナサワフタギ・ツユクサ・ノギラン・フサザクラ・マツブサ・ミズ・ユズリハ
蕾:
アセビ・キッコウハグマ・センブリ・ツルシキミ・リュウノウギク・リンドウ
花:
アキノキリンソウ・アズマヤマアザミ・イヌトウバナ・オオバコアカソ・ガンクビソウ・キントキヒゴタイ・キントキヨメナ・キズタ・キンミズヒキ・ゲンノショウコ・コウゾリナ・サギガンクビソウ・サラシナショウマ・シュウブンソウ・シロバナイナモリソウ・シロヤマギク・シロヨメナ・セイタカアワダチソウ・セキヤノアキチョウジ・センブリ・タイアザミ・ダイコンソウ・タマアジサイ・ツルニンジン・テンニンソウ・ノコンギク・ハナタデ・タムラソウ・ハバヤマボクチ・ハンゴンソウ・ヒキオコシ・ヒメガンクビソウ・ヒメキンミズヒキ・ホトトギス・マルバフジバカマ・ミズヒキソウ・メナモミ・モミジガサ・ヤマトリカブト・ヤマハッカ・ホトトギス・ヤマラッキョウ・ヨモギ・リュウノウギク・ワレモコウ
花が終わった植物:
アキカラマツ・イタドリ・イヌショウマ・オカトラノオ・オミナエシ・ガンクビソウ・コバノギボウシ・サワヒヨドリ・シシウド・シモツケソウ・タテヤマギク・ツル二ガナ・ トンボソウ・ナガバハエドクソウ・ノブキ・ハコネキンミズヒキ・バライチゴ・ ヒメジソ・フジアカショウマ・ マルバダケブキ・マルバハギ・ミツバ・ヤマアジサイ・ ヤマキツネノボタン・ヤマ二ガナ・ ヤマトウバナ・ヤマハギ
果実:
キブシ・キンミズヒキ・シオデ・ツリバナ・ツルシキミ・ツルリンドウ・テンナンショウ(SP)・ナガバジャノヒゲ・ナナカマド・ノリウツギ・ヒカゲノイノコズチ・ヒメドコロ・ヒメヤブラン・ヘクソカズラ・ホウチャクソウ・ミズタマソウ・ヤマジオウ・ヤブハギ
シダ類:
ウスイハナワラビ・オオハナワラビ・ミツデウラボシ
観察したイネ科の植物
アキメヒシバ・カゼクサ・カリマタガヤ・キンエノコロ・ケチジミザサ・コチジミザサ・ススキ・スズメノヒエ・チカラシバ・トダシバ・ネズミガヤ・ノガリヤス・ハイヌメリ・ヒメアシボソ・ササガヤ・ヤマカモジグサ