気温も28度で風も爽やかに感じられたなか、今日は8月3日の 「涼を求めて芦ノ湖東岸で自然観察と森林浴」の下見会に参加できませんでしたので、今回Mさんのご指導のもとに当日と同じタイムスケジュールで行ってきました。まだよく草花の名前が覚えられない私にとってマンツーマンでの観察会はとてもありがたかったです。キブシの実がお歯黒の材料になっていたのは知りませんでした。
草花の名前を覚えることは歴史のことにも触れることなんですね。また可憐なピンク紫の花のシモツケソウの茎を揉むとサロメチールの香りがするとか色々覚えるのに参考になることが多かったです。
ただ残念だったのはコースになっている道端が草刈が行われていたので道端の草花は殆ど観察することは出来ませんでした。
○観察した主な植物○
【花を観察した植物】
シモツケソウ、ダイコンソウ、タマアジサイ、チダケサシ、ノリウツギ、バライチゴ、ホタルブクロ、ヤブラン、ヤマアジサイ、ヤマジオウ、ヤマホタルブクロ、
【実を観察した植物】
キブシ、ミヤマシキミ、ゴマギ、マユミ
【その他観察した植物】
アカガシ、アブラチャン、シロバナイナモリソウ、ツリフネソウ、ツルニンジン、ヒメシャラ、ミズキ、ミツバ、ミツバウツギ、ムカゴイラクサ、モミジガサ、ヤブムラサキ、リョウブ
○【鳥の声】○
ウグイス、ガビチョウ
【その他観察】
サンゴダケ
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○天候:晴れ 温度5℃
○参加者:計5名(PV3名VC2名)
○観察テーマ:「フジアカショウマ」の観察
梅雨の中休み。カラッと晴れて湿度も低い。朝の気温は23℃で思ったほど熱くはない。
今日は千条の滝→鷹巣山→湯坂路入口コースだ。夏の訪れを告げるかのようにシロバナイナモリソウが早速お出迎えだ。濃い緑の葉を背景に白くシャープな星形の花が美しい。オオバジャノヒゲも今が見ごろだ。
少し登るとフジアカショウマが咲き始め、白い穂がよく目立つ。
ふと見上げるとスノキの果実が黒々と熟していた。葉は酸っぱいが熟した果実は甘くてなかなかおいしい。オニシバリの果実が真っ赤に熟していて見事だ。こちらは有毒らしいので口にしてはならない。
稜線の防火帯に出るとシモツケが咲き、オカトラノオも咲き始めた。シモツケソウ、チダケサシなどは蕾だが開花間近だ。草木にはいろいろな虫たちが動き回り、ヒグラシの抜け殻も見つかった。梅雨明け・夏本番はすぐそこに迫っている。
○観察した主な植物○
葉:
カセンソウ、クマヤナギ、サジガンクビ、ツクシショウジョウバカマ、ヒメガンクビソウ、マツブサ
蕾:
アキノタムラソウ、オオバノトンボソウ、クサアジサイ、コアカソ、シモツケソウ、チダケサシ、ツルボ、ツルマサキ、トチバニンジン、ノギラン、ヒヨドリバナ、モミジガサ、ヤマジオウ、ヤマユリ
花:
イヌツゲ、ウマノミツバ、エゾタチカタバミ、オオカモメヅル、オオバジャノヒゲ、オカトラノオ、オトメアオイ、カキラン、カニツリクサ、ギンリョウソウ、クサイ、コウゾリナ、シモツケ、シロバナイナモリソウ、ドクダミ、ナガエコナスビ、ナガバハエドクソウ、ナワシロイチゴ、テリハノイバラ、ニガナ、ノアザミ、ハコネハナヒリノキ、バライチゴ、ヒメジョオン、ヒメノガリヤス、フジアカショウマ、ヤブレガサ、ヤマアジサイ、ヤマカモジグサ、ヤマキツネノボタン
果実:
オニシバリ、コマユミ、スノキ、タカトウダイ、ナベワリ、ハナイカダ、ホウチャクソウ
シダ類:
ハリガネワラビ、ベニシダ、ミゾシダ、ヤワラシダ
観察した昆虫
アカタテハ、オバボタル、ガガンボの仲間、キノコムシの仲間、キマダラセセリ、クサギカメムシ、クロウリハムシ、コノシタウマ、コメツキムシの仲間(4種類)、ササカレハ(幼虫)、ジャコウアゲハ、スジグロシロチョウ、トンボエダシャク、ニワハンミョウ、ヒグラシ(抜け殻)、ヒメシロコブゾウムシ、フキバッタの仲間、ベニボタル、ベニモンムネビロオオキノコムシ、ミドリヒョウモン、ヤマトシジミ、ヨモギハムシ、リンゴコフキハムシ
観察した野鳥
ウグイス、ガビチョウ、キビタキ、ソウシチョウ、ホオジロ、メジロ