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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

2008.02.25(月)湯坂路

○天候:快晴  
○参加者:計4名(PV3名VC1名)  
○観察テーマ:見事で神秘的な観察


昨日、一昨日と続いた冷たい強風の影響も手伝ってか、周囲(金型荘)の道も、残雪も凍り付いて、空気までもが胸に突き刺さる程の冷たさの中を歩き始めて間もなく、一瞬、目も足も止まった。

「千条の滝」の変貌に全員が凍りついた。滝の流れが凍っている。93%氷柱のパノラマでした。見渡す限り、氷柱の長さ~2.5mくらい、滝巾びっしりと透明なサーベルを吊り下げたかのようで痛そうにも思えた。またまた全員が悲鳴をあげるほどのあまりの見事で神秘的で、美しく、誰もが初めての体験で涙が出そうなほど感動しました。

多くの方に見て頂きたかったが他に見学者はなし。残念。「千条の滝」の氷柱に未練を残し、冬芽の観察を主に行った。

山側の雪が溶け地表が剥がれ落ち、雪ならぬ枯葉が10~20cmも積もりすぎて歩きにくい。剥がれ落ちた所には植物は生えていなかった。洗い流されたような地肌に果たしてアケボノスミレ、キッコウハグマ等、見られるか懸念される。

また、上部の方での広範囲に伐採された日当たりの良いところには、どんな植物が出て来るか等の期待の話も。

鷹巣山山頂から湯坂路入り口までの道は踏み込めば沈むほどの残雪がある。工事用資材がブルーシートで覆われ、その上に雪が凍り付いてまるで入り口のない「かまくら」のようで可笑しかった。

いつも豊富な植物に恵まれたこの道を雪道のためにほとんど素通り状態であったのが残念。

今回の観察は、珍しい、素晴らしい千条の滝の氷柱のパノラマを観ることができたこと。この感動は一生の宝物になりそうです。


○観察した主な植物○
【冬芽を観察したもの】
アブラチャン、イヌザクラ、イヌツゲ、イロハモミジ、ウグイスカズラ、ウラジロガシ、ガマズミ、カマツカ、クマシデ、クロモジ、ケヤマハンノキ、コアジサイ、ツリバナ、ナツグミ、ナツツバキ、ハナイカダ、フジザクラ、マユミ、ミズキ、ムラサキシキブ、リョウブ

【蕾を観察したもの】
アセビ、オニシバリ、キブシ、ヒイラギナンテン、ミヤマシキミ

【果実を観察したもの】
アオキ、キヅタ

【その他、観察した植物】
アスナロの虫こぶ、オオハナワラビ、スギの花粉

○観察した鳥○
ヒヨドリ、ルリビタキ、ヤマガラ

○その他・観察したもの○
テンの糞(ご丁寧に倒木の上に展示してあった)

 
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