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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

2007.11.28(水)湯坂路

○天候:雨のち曇り  
○参加者:計3名(PV3名)  
○観察テーマ:シダ類


前夜からの雨が、朝のうちに上がるとの予報を信じて集まった3名は、小雨も気にせず傘をさして出発。

小涌谷の紅葉は今が真っ盛りで、色とりどりに着飾っていた。一方、秋の草花はほとんど終わり、期待できないので、今日はシダ類を中心に観察することになった。特にコースの前半はシダ類の宝庫だ。初心者の自分にはどれもみんな同じように見えるシダ類も、それぞれに自己主張しているようだ。鱗片をルーペで覗きながらイノデとアイアスカイノデ、アスカイノデ、イノデモドキの違いを教わる。イワガネゼンマイとイワガネソウの覚え方「さよならゼンマイ、こんちわソウ」、これは面白い。

途中でランヨウアオイの花を見つけた。芦ノ湖南岸での分布は知られているが、この地域では知られていないとのこと。

夢中でシダ類を覗いている間に雨は何時しか上がり、穏やかな観察日和になっていた。ルビーのような赤い果実を十数個もつけたツルリンドウに歓声を上げた。

伐採したヒノキ材をワイヤーで吊るして集材する作業現場をくぐり抜けて稜線に出ると、そこはカラマツの黄葉で油絵の世界だった。

  
○観察した主な植物○
【花を観察した植物】
アキノキリンソウ、アキノタムラソウ、キッコウハグマ、センブリ、ノコンギク、リュウノウギク、ランヨウアオイ

【実を観察した植物】
アケボノスミレ、オオカモメヅル、ツルリンドウ、ノササゲ、ミヤマシキミ

【蕾】
アブラチャン、オニシバリ、クロモジ

【シダ類】
アイノコクマワラビ、イヌガンソク、イヌシダ、イヌワラビ、イノデ、イノデモドキ、イワガネゼンマイ、イワヘゴ、オオイタチシダ、オオハナワラビ、オオバノイノモトソウ、カラクサイヌワラビ、クマワラビ、クラマゴケ、ゲジゲジシダ、ジュウモンジシダ、ゼンマイ、トウゲシバ、トウゴクシダ、ノキシノブ、ハシゴシダ、ハリガネワラビ、ヒメノキシノブ、ヒメワラビ、ベニシダ、ヘビノネゴザ、ミサキカグマ、ミゾシダ、ミツデウラボシ、ヤブソテツ、ヤマイヌワラビ、ヤマヤブソテツ、ヤワラシダ、ワラビ

【その他(紅葉、黄葉)】
木本:
イロハモミジ、ウラゲエンコウカエデ、オオモミジ、カラマツ、コアジサイ

観察した野鳥、動物
エナガ、ガビチョウ、コゲラ、シジュウカラ、メジロ

 
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