箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

駒ヶ岳  2018年7月10日

先月の情報日から半月余り。
快晴の今日、駒ヶ岳へ行って来ました。
空も山の緑も水の色もすっかり夏色です!

     

フジアカショウマ (ムクロジ科 チダケサシ属)
 フォッサマグナ要素の植物です。
 ヤマキツネノボタンと仲良く生育しています。
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3枚の駒ヶ岳山頂からの眺望
 まるで、海に浮かぶように見える沼津アルプス。
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 笹原の向こうに外輪山。奥は愛鷹連山です。
 愛鷹連山の右手の富士山は今日は御機嫌ななめ。
 顔を見せてくれませんでした。
 右側に見える神山ではまだヤマボウシの花が咲いていましたが、
 写真では白点のようにしか見えていません。
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 同じく愛鷹連山。
 写真手前にはフジイバラやハコネハナヒリノキが咲いています。
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ハコネハナヒリノキ (ツツジ科 イワナンテン属)
 沢山の株との嬉しい出会いでした。
 ハコネハナヒリノキはハナヒリノキにくらべると葉が小さく細いと
 いわれます。花は小さくめだちません。花後に乾燥させて嗅いで
 みると鼻がひりひりしてくしゃみがでるそうですよ。
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ハコネハナヒリノキの花
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フジイバラ (バラ科 バラ属)
 今が盛りと咲いています。
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 何と愛らしいこと。
 コウグイスカグラの果実です。
 スイカズラ科スイカズラ属で、ヒョウタンボクやウグイスカグラ、
 そしてスイカズラの仲間です。
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エゾハルゼミ
 目の前の枯れ木にしかりしがみついていました。
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オオイタヤメイゲツ (カエデ科 カエデ属)
 紅葉の美しさもさることながら、青葉も涼やかですばらしい
 オオイタヤメイゲツです。
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オヤマシモツケ (バラ科 シモツケ属)
 山頂の草原でフジアカショウマと共に咲き誇るオヤマシモツケ。
 駒ヶ岳山頂ならではのとっておきの光景です。
 フジアカショウマの照葉がしっかり観察できます。
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 ハコネハナヒリノキの群落です!
 見事! 見事!
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 笹原からきれいな鳴き声がきこえてきました。
 ビンズイです。
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 最後は再びオヤマシモツケの花。
 見れば見る程可愛らしい花ですね。
 オヤマシモツケは一般的なシモツケよりも高山性の植物です。
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(担当 PV藤城)
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自然情報芦ノ湖東岸 6月23日


雨の合い間をぬって、駒ヶ岳に登りました。
雲海に浮かぶ山々の美しさ。
そして、今年は殊のほか美しいヤマボウシ。
美しいヤマボウシは箱根パークボランティア30周年を祝ってくれて
いるようです。

               🗻🗻🗻

駒ヶ岳山頂 箱根神社奥宮
今日は、お社の奥の扉が開かれており、祭壇越しに御神体の神山を
拝礼できました。
4か月後は例大祭ですね。
奥宮


駒ヶ岳山頂からの眺望

雲海に浮かぶ富士山と愛鷹の峰々。
ベスト・ビユ―です!
富士山

美しい富士山
世界中の人々に見てもらいたい美しい姿です!
富士山


ロープウエイから。
眼下にみえるのはヤマボウシです。
ヤマボウシ


ブタナ(キク科)
この季節、箱根園の草原はブタナで黄色く染まります。
バックのヤマボウシとのコラボには毎年うっとりです。
大好きは箱根の景色のひとつです。
ブタナ


ハコネコメツツジ(ツツジ科)
米粒ほどに小さな花、コメツツジ。
今年も可愛いらしい花を見せてくれています。
フォッサマグナ要素の植物です。
ハコネコメツツジ



コガネムシも恋の季節です。
オパールのような美しい輝きを放っています。
オオスジコガネ?サクラコガネ?ヒメコガネ?それとも???
コガネムシ


コアジサイ(アジサイ科)
毎年楽しみにしているやさしい香りと水色の花。
今年もきれいです。
コアジサイ


ヤマボウシ(ミズキ科)
こぼれんばかりに咲き誇るヤマボウシ。
清らかな白さ。冴えた白さ。どれもぴったりの形容ですね。
箱根を代表する花です。
ヤマボウシ

ヤマボウシ


今月のトップ10
1、アワブキ
2、ハコネコメツツジ
3、オヤマシモツケ
4、ウツギ
5、ヤマボウシ
6、ハコネハナヒリノキ
7、ヤマアジサイ
8、ニシキウツギ
9、サワギク
10、ノコギリソウ

(担当 PV藤城)

芦ノ湖東岸自然情報  2018年5月26日


    今月は白い花がめだつ芦ノ湖東岸遊歩道です。
    シダの若葉も美しく、白色と緑色の美しさを満喫しました。

    帰路、1号線で、鈴なりの白花をつけている大木に出合いました。
    なんと、なんと、見事なオオバアサガラです!
    
    季節は春から夏へ、植物も夏の花へと移りつつあります。



         🍃 ❁ 🍃  ❁ 🍃  

   ヤマサギゴケ (ハエドクソウ科 サギゴケ属)
    トキワハゼやムラサキサギゴケに似ていますが、両サギゴケとも
    匐枝がありトキワハゼにはありません。ムラサキサギゴケと
    ヤマサギゴケは有毛か無毛かで区別します。本種が有毛です。
    写真にもしっかり写っていますね。
   コテングクワガタ  (オオバコ科 クワガタ属)
    一緒に写っている白い小花は帰化植物のコテングクワガタです。
    オオイヌノフグリの仲間です。
   ヤマサギソウ


   マルバウツギ  (アジサイ科  ウツギ属)
     花序の下の2枚の葉は柄がない事と茎を抱くことで、他のウツギ
     との見分けがつきます。
     上向きに咲く真っ白な小花は愛らしく爽やかです。
   マルバウツギ


   ヒメレンゲ  (ベンケイソウ科  マンネングサ属)
     星のような小花をつけるマンネングサの仲間です。
     昨年は個体を減らしていたので心配しましたが今年は渓流の岩場
     へ生育場所を移していました。苔むした岩にへばりつくような
     ヒメレンゲと渓流のコラボは美しかったです。

         ヒメレンゲ
 
         ヒメメレンゲ

 
   ハコネシケチシダ  (イワデンダ科  シケチシダ属)
    イッポンワラビとシケチシダの雑種との説が有力です。
    一か月前は姿がまったく見えず心配していましたが健在とわかり 
    ほっとしました。 大事にしたい植物のひとつです。
   ハコネシケチシダ


   ジュウモンジシダ  (オシダ科  イノデ属)
     杉林の林縁で出合った大株です。
     立派ですね。
   ジュウモンジシダ
   

   シノブ  (シノブ科  シノブ属)
    シノブ科シノブ属は本種だけです。
    深い山の岩や樹幹に着床します。夏緑性で、秋には葉柄基部の関節
    からぽろりと落葉します。
    昔から、シノブ玉に使用するのは本種です。
   シノブ


   ♪  "WATER SPIDER " ♪
    水陸両用車 ”WATER  SPIDER号” 箱根に登場!
    見上げる私達の真横を通り芦ノ湖へ向かっていきました。
    いかつい 黒塗りの車体です。
   水陸両用車
     ♪  ♬  ♪  ♬  ♪  ♬  ♪  ♬  ♪  ♬   
   水陸両用車


   ミズキ  (ミズキ科  サンシュユ属)
    枝ぶりが独特で階段状の樹形になるので遠くからでも見分けが
    つきます。初夏を告げる木で植物の季節を知る指針となります。
   ミズキ


 《 今月のトップ10 》
 1、ミズキ(花)  
 2、ヒメレンゲ(花) 
 3、マルバウツギ(花)  
 4、ハンショウヅル(花) 
 5、ウマノスズクサ(花)  
 6、ハコネシケチシダ(シダ) 
 7、キヨタキシダ(シダ)
 8、ベニシダ(シダ) 
 9、ジムグリ(ヘビ)  
 10、キクムグラ(花)

  (担当  藤城)

芦ノ湖東岸自然情報 2018年3月24日(土)

 
今日は今年度最終観察日。
日陰にはところどころ雪が残り、観察できる花は数少ないなか、今日の主役はネコノメソウの仲間たちでした。
うっかりすると見落としてしまいそうな地味な花はルーペで観察すると驚くほど綺麗です。

芦ノ湖では、カルガモがのんびりお昼寝。
湖面も早春の陽ざしにきらめいていました。




湖尻港バスターミナルの大ケヤキ
毎回、観察対象樹木です。
今日はヤドリギ観察中。
湖尻港


九頭龍神社船着き場
鳥居越しに見える湖面も何だか春めいて感じられます。
九頭龍神社船着き場180324


よ~く見ると、
枯れ葉の上でテングチョウが一休み。
テングチョウ180324東岸20180324_01


愛おしいほどに、まだまだ小さなタチツボスミレです。
日本国内どこでも見られるポピュラーなタチツボスミレでも、
今日の出会いには思わず歓声があがりました。
神山通りで今回観察できた数少ない花のひとつです。
タチツボス180324東岸20180324_01-1


こちらも、ちいさなちいさなカキドオシです。
そこは和製ハーブのカキドオシ、こんなに小さくても香りはしっかり
健在です。
カキドオシ180324東岸20180324_02


一同愕然としました。
あたり一面のアオキがこのありさまです。
シカの食害は東岸でも急速に進んでいます。
対策が急がれます。
アオキ鹿食害20180324_03


 TOP10
 ハルトラノオ
 ハナネコノメ
 ムカゴネコノメソウ
 タチツボスミレ
 セントウソウ
 ハコネイトスゲ
 ウメノキゴケ
 テングチョウ
 カルガモ
 アカハナワラビ

 (PV藤城)

 
 
 

芦ノ湖東岸自然情報コース 2017年11月25日

真っ青な空に赤や黄色の紅葉が映え、美しい箱根です。
色とりどりの木の葉をまとった樹木の間に間に見え隠れするのは、
外輪山の向こう側で頭だけのぞかせている富士山です。

湖と紅葉と、そして富士山!
今日の東岸は3拍子揃った美しさです。
今年最終活動日の一日、最高の箱根を満喫しました。

                  🍁🍁🍁

晩秋の芦ノ湖畔は美くしい!

東岸171125


芦ノ湖畔の木道を歩くのが好きです。
冬期を除き、色とりどりの花が迎えてくれます。

今日の芦ノ湖ではたくさんの小魚が気持ちよさそうに泳いでいました。

東岸171125


ふと樹上を見上げると沢山のヤドリギ(ヤドリギ科)が目に飛び込んできました。
ヤドリギはとても成長が遅く数センチ伸びるのにも長時間かかると言われます。

西洋では、ヤドリギの下で愛を語ると恋愛が成就するというロマンティックな
言い伝えがありますね。

東岸171125


ツルリンドウ(リンドウ科)の赤い果実(液果)に出会うと嬉しくなります。
出会うたびに歓声を上げる程、フアンの多いツルリンドウの果実です。

よーく見てください。
果実の頂きに花柱が残っています。

東岸171125


あまりの愛らしさに思わずシャッターを押してしまいました。
お馴染みのツルウメモドキ(ニシキギ科)の果実です。

東岸171125


オオバウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)の果実が六裂していました。
種子はネバネバで包まれています。
ひとつ前段階の果実は緑色のスターフルーツの形によく似ています。


東岸171125



天候に恵まれると駒ヶ岳山頂からの眺望は素晴らしいです。
何と言っても360度遮るものがありません。
駿河湾、相模湾、沼津アルプス、南アルプス、横浜MMも
新宿副都心も見渡せます。

とりわけ、、日本一の富士山の雄姿は圧巻です。

今日の駒ヶ岳は珍しく風もなく暖かでした。


富士山眺望

TOP 10
1、オオハナワラビ
2、オオバウマノスズクサ(果実)
3、ツルリンドウ(果実)
4、アオハダ(果実)
5、ツルマサキ(果実)
6、エイザンスミレ(夏葉)
7、ウリハダカエデ〈紅葉)
8、ケヤキ(紅葉)
9、チドリノキ(黄葉)
10、やまぼうし(紅葉)

(担当 PV藤城)


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