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箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

大涌谷(姥子往復)自然情報 2018年10月20日

お天気に恵まれて、気持ちの良い自然観察日和でした。
コース周辺の紅葉はまだまだでしたが、秋の花と実を観察できます。

金太郎岩展望台からの眺望
金太郎岩展望台からの眺望

キッコウハグマ(キク科)
キッコウハグマ (1)
花が咲かないまま実になってしまう「閉鎖花」ばかりで、今年は咲いていないか?どこかに咲いていないか?と、探しながら歩いていたところ、開花を見つけました。可憐な白い花に心を奪われます。

センブリ(リンドウ科)
センブリ(2)
胃薬として有名な二年草で、「千回お湯に振り出してもまだ苦い」ことから、この名前がついたそうです。金太郎岩付近のコース脇で見られます。

リンドウ(リンドウ科)
リンドウ(2)
つぼみもソフトクリームのようでかわいいです。先輩PVの方によると、今年は過去にない程たくさん咲いているよ!とのことです。舟見岩付近にて。

ヤマラッキョウ(ユリ科)
ヤマラッキョウ
紫色の花が丸く集まって咲いています。「ラッキョウ」という名前ですが、根が食べられる訳ではないようです。

ツルシキミ(ミカン科)
ツルシキミ
赤い実がひときわ目立っていました。ミカンの仲間で、葉の裏には油点があり、ちぎるとなんとなく柑橘系の香りがします。有毒植物です。

マユミ(ニシキギ科)
マユミ
実は熟すと4つに割れて、中から赤い種皮に包まれた種がぶら下がって見えます。和名は「真弓」で、材がよくしなり、昔はこの木を使って弓を作ったそうです。

ムラサキシキブ(シソ科)
ムラサキシキブ
きれいな紫色の実がついていました。実の美しさを「紫式部」に例えたことが、和名の由来と言われています。


本日のトップ10
1. リンドウ
2. キッコウハグマ
3. ヤマラッキョウ
4. センブリ
5. リュウノウギク
6. ムラサキシキブ(実)
7. マユミ(実)
8. ツルシキミ(実)
9. エナガ(野鳥)
10. ヒメツチハンミョウ(昆虫)

箱根PV 石塚
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大湧谷(姥子往復)2018年9月15日(土)

初秋の柔らかな雨が降り注ぐ中、ビジターセンターを出発。足元に注意して姥子へと続く石畳を登り、駅ナカを通り抜け、金太郎岩展望台、金太郎岩横を通り、無事戻ってきました。雨の日は晴天では見られない風景が見られ、特に水滴をつけた植物や蜘蛛の巣が、宝石の様に輝いて見えます。

アカネ(アカネ科)は、根が乾燥すると赤くなるのでその名があります。棘で他の植物を使い這い上がります。
アカネ大涌谷

ミツバアケビ(アケビ科)は、自らのつるを他の植物に絡めて成長します。間も無く実が熟します。
アケビ大涌谷

センニンソウ(キンポウゲ科)は、葉柄を他の植物に絡め成長してゆきます。花は終わり、種になっています。
センニンソウ大涌谷

ツタウルシ(ウルシ科)は、付着根を出して他の植物などに絡んで、這い上がります。紅葉してきました。
ツタウルシ大涌谷

タイアザミ(キク科)にホシホウジャク(スズメガ科)らしき蛾が、蜜を吸いに来ていました。
タイアザミ大湧谷

ヒメシャラ(ツバキ科)の幹は雨天時は一層輝き、美しさを増します。
ヒメシャラ大涌谷

久しぶりに見る事が出来たミゾソバ(タデ科)です。ピンク色の花が可愛らしい。
ミゾソバ大涌谷

船見岩近くでハイメドハギ(マメ科)の花が咲いていました。雨にぬれて綺麗です。
ハイメドハギ大湧谷

ヤマボウシ(ミズキ科)の実が豊作です。熟すにはもう少しの時が必要です。
ヤマボウシ大湧谷

今年はオミナエシ(オミナエシ科)が見事です。毎年咲き誇ってもらいたいです。
オミナエシ大湧谷

本日のTOP10
1 ガマズミ(実)
2 オミナエシ(花)
3 サワヒヨドリ(花)
4 ワレモコウ(花)
5 クサボケ(実)
6 ハイメドハギ(花)
7 ツチアケビ(実)
8 モミジガサ(花)
9 ヤマボウシ(実)
10 カケス

PV青山

大涌谷(姥子往復) 2018年8月18日(土)

週半ばまで続いた高温多湿な夏から一変、カラッと晴れ上がった青空は、初秋を感じさせてくれる気持ちの良い日でした。このような日はいつまでも自然の中に身を置きたいと思います。残り少ない夏を目一杯楽しみたい昆虫達と夏から秋へ花を咲かせる植物達に巡り会えました。

クロヒカゲ(タテハチョウ科)
林の中を飛び回っている色黒の蝶です。写してくれと言わんばかりに、動きませんでした。
大涌谷クロヒカゲ

ミヤマキンバエ(クロバエ科)
陽が差し込むアオキの葉上で休んでいました。キラキラして宝石の様(?)です。
大涌谷ミヤマキンバエ

コバノハナイカダ(ハナイカダ科)
葉中央に黒い実をつけていました。鳥に運ばれるのを、待ちわびているようです。
大涌谷コバノハナイカダ

ヒメヤブラン(キジカクシ科)
ヤブランより小型です。青い実をつけるジャノヒゲに似ますが、本種は黒い実をつけます。
大涌谷ヒメヤブラン

タマアジサイ(アジサイ科)
秋口まで咲くので、まだまだ蕾が沢山あります。
大涌谷タマアジサイ

クサギ(シソ科)
淡い芳香を放つので、クロアゲハや他の蝶類が多く訪れていました。
大涌谷クサギ

コウゾリナ(キク科)
茎や葉に剛毛が生えます。
大涌谷コウゾリナ

イヌガンソク(オシダ科)
胞子葉は冬にも残り、生け花やドライフラワーに使われます。
大涌谷イヌガンソク

16名でのスタートでした。
大涌谷オオワクダニ観察会

本日のトップ10
1 オミナエシ
2 ホドイモ
3 サワヒヨドリ
4 ワレモコウ
5 トンボソウ
6 ツチアケビ
7 ヒメキマダラセセリ
8 クサギ
9 コボタンヅル
10 ジャコウアゲハ

PV青山

大涌谷(姥子往復)自然情報 2018年7月21日

毎日の厳しい暑さに参ってしまいます。
この日の箱根ビジターセンター付近の気温も、10時の時点で30℃ありましたが、木陰に入ると涼しく感じ、時折吹くさわやかな風と、ヒグラシの鳴き声が心地良く、夏の自然観察ができました。


金太郎岩展望台付近の探勝路
金太郎岩展望台~姥子
ヒグラシの鳴き声が響きます。


チダケサシ (ユキノシタ科チダケサシ属)
チダケサシ
傷を付けると乳白色の液を出す「乳茸」というキノコを、この植物の茎に刺して持ち帰ったことからこの名前が付いたそうです。
わざわざ、この植物の茎を選んで刺していたのでしょうか。

ツチアケビ (ラン科ツチアケビ属)
ツチアケビ2
金太郎岩展望台~姥子駅に向かう途中で。
背丈が50cm程もあり、たくさん花を咲かせていました。

オカトラノオ (サクラソウ科オカトラノオ属)
オカトラノオ1
白い穂が横になびくように咲いています。
星形の小さな花がびっしりと集まっていて、つぼみの状態もかわいいです。

ヒメヤブラン (ユリ科ヤブラン属)
ヒメヤブラン
草丈が低く目立ちませんが、きれいな薄紫色の花を咲かせています。
舟見岩付近の草地で見られます。

コバノフユイチゴ (バラ科キイチゴ属)
コバノフユイチゴ
夏に実が付くのにフユイチゴとは、少し違和感があります。
別名はマルバフユイチゴで、名前の通り丸い葉をしています。

ヌスビトハギ (マメ科ヌスビトハギ属)
ヌスビトハギ
ピンク色の小さな花が咲いています。実の形を盗人の足跡に見立ててこの名前が付いたそうです。実の時期にもぜひ観察してみてください。

ヤマノイモ (ヤマノイモ科ヤマノイモ属)
ヤマノイモ
ヤマノイモの根が大きくなったものが自然薯です。雄花は上向きに、雌花は下向きにつきます。小さな花はあまり開かず、白玉のようです。

タマアジサイ (アジサイ科アジサイ属)
タマアジサイ
つぼみが球形で目立ちます。咲きだした花には虫が集まっていました。

コアオハナムグリ
コアオハナムグリ
よく見ると緑色の背に白い小さな斑紋があります。ノリウツギの花に群がる様子。


本日のトップ10
1. チダケサシ
2. ツチアケビ
3. シシウド
4. オカトラノオ
5. オカトラノオ
6. ヒメヤブラン
7. コバノフユイチゴ(実)
8. ヒグラシ(昆虫)
9. コアオハナムグリ(昆虫)
10. ヨツスジハナカミキリ(昆虫)

箱根PV 石塚

大涌谷コース自然情報

金太郎岩・姥子周辺自然情報 2018年6月16日

日本の南に梅雨前線が停滞し、台風6号が沖縄を直撃し大きな被害が出ている中、雨の中の自然観察を覚悟していましたが、幸いにも雨に降られることはなかったのですが、今にも降りそうな空の下、気温16℃とかなり寒い日でした。それでもスイカズラやヤマオダマキなどの草花や、ヤマボウシやサルナシ、ニシキウツギなどの木々には花がたくさん咲いていました。、さらにはヤマグワ、モミジイチゴ、マメザクラなどには熟した果実がたわわについていて、自然の美味しい味わいも体験しました。

スイカズラ
今がちょうど花の時期です。けっこう沢山出会いました。 枝先の葉腋に2個づつ花を付け、咲き始めは真っ白ですが、だんだんと黄色に変わってゆきます。受粉がおわると色が変わるという説もあるようですが、どうも経時で変色するようです。P1070228スイカズラ

ヤマオダマキ
道の真ん中に堂々と咲いていました。淡い色の上品な花ですね。
高山に行くと紫色のミヤマオダマキがみられます。
P1070194.jpg

サルナシの花
今年は木々の花が豊富です。このサルナシの花も今年はたくさん見られます。
秋に実が付くのが楽しみです。

P1070181.jpg

ヤマボウシの花
今年のヤマボウシはどこでも異常なほどたくさんの花を咲かせています。
もうじき沢山の赤い実が付くことでしょう。
サルナシといいヤマボウシといい今年の秋は木いっぱいに実をつけることでしょう。楽しみですね。
P1070196ヤマボウシ

ヤマグワの実
とにかく甘くておいしい果実・山の恵みです。昔カイコを飼って絹糸を作っていたころは桑の木が身近にたくさんあり、手や口を紫色にしながら桑の実を食べたものですが、最近はほとんど見なくなりました。ヤマグワの実は桑の実に比べるとかなり小粒ですが、桑の実より甘みが強く美味しいようです。
P1070239a.jpg

モミジイチゴの実
金太郎岩周辺にはモミジイチゴが群生していて、いま熟した果実が鈴なりです。
ほんのり甘い大粒の実は野イチゴの中でも美味しい果実です。

P1070174.jpg

マメザクラの実
いわゆる桜の実ですからサクランボですが、マメザクラのサクランボは大変おいしいです。
オオシマザクラにも同じようなサクランボがなり、こちらは渋みと酸味がありますが、ほんのりと甘くて結構おいしい果実です。

P1070197マメザクラ実

今月のトップ 10
1、ヤマオダマキ
2、ヤマボウシ
3、ガマズミ
4、ニシキウツギ
5、ウツギ
6、スイカズラ
7、サルナシ
8、ヤマグワの果実
9、モミジイチゴの果実
10、マメザクラの果実


箱根PV S.Y.





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