箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

大涌谷コース自然情報

金太郎岩・姥子周辺自然情報 2018年6月16日

日本の南に梅雨前線が停滞し、台風6号が沖縄を直撃し大きな被害が出ている中、雨の中の自然観察を覚悟していましたが、幸いにも雨に降られることはなかったのですが、今にも降りそうな空の下、気温16℃とかなり寒い日でした。それでもスイカズラやヤマオダマキなどの草花や、ヤマボウシやサルナシ、ニシキウツギなどの木々には花がたくさん咲いていました。、さらにはヤマグワ、モミジイチゴ、マメザクラなどには熟した果実がたわわについていて、自然の美味しい味わいも体験しました。

スイカズラ
今がちょうど花の時期です。けっこう沢山出会いました。 枝先の葉腋に2個づつ花を付け、咲き始めは真っ白ですが、だんだんと黄色に変わってゆきます。受粉がおわると色が変わるという説もあるようですが、どうも経時で変色するようです。P1070228スイカズラ

ヤマオダマキ
道の真ん中に堂々と咲いていました。淡い色の上品な花ですね。
高山に行くと紫色のミヤマオダマキがみられます。
P1070194.jpg

サルナシの花
今年は木々の花が豊富です。このサルナシの花も今年はたくさん見られます。
秋に実が付くのが楽しみです。

P1070181.jpg

ヤマボウシの花
今年のヤマボウシはどこでも異常なほどたくさんの花を咲かせています。
もうじき沢山の赤い実が付くことでしょう。
サルナシといいヤマボウシといい今年の秋は木いっぱいに実をつけることでしょう。楽しみですね。
P1070196ヤマボウシ

ヤマグワの実
とにかく甘くておいしい果実・山の恵みです。昔カイコを飼って絹糸を作っていたころは桑の木が身近にたくさんあり、手や口を紫色にしながら桑の実を食べたものですが、最近はほとんど見なくなりました。ヤマグワの実は桑の実に比べるとかなり小粒ですが、桑の実より甘みが強く美味しいようです。
P1070239a.jpg

モミジイチゴの実
金太郎岩周辺にはモミジイチゴが群生していて、いま熟した果実が鈴なりです。
ほんのり甘い大粒の実は野イチゴの中でも美味しい果実です。

P1070174.jpg

マメザクラの実
いわゆる桜の実ですからサクランボですが、マメザクラのサクランボは大変おいしいです。
オオシマザクラにも同じようなサクランボがなり、こちらは渋みと酸味がありますが、ほんのりと甘くて結構おいしい果実です。

P1070197マメザクラ実

今月のトップ 10
1、ヤマオダマキ
2、ヤマボウシ
3、ガマズミ
4、ニシキウツギ
5、ウツギ
6、スイカズラ
7、サルナシ
8、ヤマグワの果実
9、モミジイチゴの果実
10、マメザクラの果実


箱根PV S.Y.





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大涌谷(姥子往復) 自然情報 2018年4月21日(土)

今年初めての大涌谷(姥子往復)自然情報です。平地の気温は夏日になる場所もある予報でした。芦ノ湖周辺の気温は低めでしたが、日中は20℃近くになりました。オオシマザクラやマメザクラは花盛りを過ぎたとは言え、まだまだ可憐な花々を付け、清々しい新緑と共に箱根の春を彩っていました。

アサノハカエデ(ムクロジ科カエデ属)の新緑です。葉が麻に似ています。この時期のカエデやモミジの新緑は、見ていて気持ちが良く目が良くなった気になります。
アサノハカエデ

キブシ(キブシ科キブシ属)の花(総状花序)は早春に目立ちます。雌雄異株で、雄花はやや黄色がかった色に見えます。
キブシ

クサボケ(バラ科ボケ属)のオレンジ色の花は、緑を濃くする草原の中で一目で分かります。
クサボケ

コキクザキイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)の可憐な白花です。数年前神山で多く観察出来ました。
コキザキイチゲ

ハナイカダ(ハナイカダ科)の雌木です。雄木の雄花は数個付きますが、雌木の雌花は一つです。
ハナイカダ

フデリンドウ(リンドウ科リンドウ属)が可愛らしく咲いていました。コケリンドウよりは、若干花が大きいように感じます。
フデリンドウ

ミツバアケビ(アケビ科アケビ属)の雌花が開花中です。雄花は終わっています。
ミツバアケビ

ミヤマハコベ(ナデシコ科ハコベ属)です。花弁の一つの切れ込みが深いので10枚に見えますが、5弁です。
ミヤマハコベ

モミジイチゴ(バラ科イチゴ属)の花が、金時岩周辺に沢山咲いていました。棘があるので、触らないようにしましょう。
モミジイチゴ

本日のトップ10
1 オオシマザクラ
2 ミヤマハコベ
3 モミジイチゴ
4 ミツバアケビ
5 フデリンドウ
6 コキクザキイチゲ
7 アオキ
8 オニシバリ
9 アオゲラ
10 キビタキ

箱根PV青山

2017年12月16日(土) 大涌谷(姥子往復)

12月にしては気温は高めでしたが、芦ノ湖から吹く風は冷たく、箱根は冬になっていると感じた青空のもとでした。この時期は、種や実、木肌、シダ類を見ながら、また葉が落ちて見やすくなった木々の間を飛び回る小鳥の観察になります。

ウツギ(アジサイ科)の実を上から観察してみました。軸が中心にあり独楽のような形です。
ウツギ大涌谷

キントキヒゴタイ(キク科)の実は、キクの仲間らしく羽毛状になり、風に飛ばされます。
キントキヒゴタイ大涌谷

センブリ(リンドウ科)の実の中には、細かなタネがあります。
センブリ大涌谷

「忍冬」の別名があるスイカズラ(スイカズラ科)に多くの実がついていました。
スイカズラ大涌谷

ヤブコウジ(十両、サクラソウ科)に赤い実が、可愛らしく付いていました。
ヤブコウジ大涌谷

正月飾りに使われるウラジロ(ウラジロ科)の葉裏はやはり白いです。
ウラジロ大涌谷

アカハナワラビ(ハナヤスリ科)の葉は赤いので目立ちます。
アカハナワラビ

トウゲシバ(ヒゲノカズラ科)は、ソーラスより胞子を拡散していました。
トウゲシバ

何者かに襲われたのか、イカル(アトリ科)の羽毛が散乱していました。
イカル大涌谷

キツネの糞がモグラ塚の上にありました。ナワバリを主張しているのでしょうか。
キツネの糞大涌谷

本日のトップ10
1 ムラサキシキブ  実
2 オオバジャノヒゲ 種
3 ヤブコウジ     実
4 トウゲシバ     胞子
5 ズミ         実
6 キッコウハグマ  実
7 ツルシキミ   蕾
8 センブリ    実
9 オニシバリ   蕾
10 アカハナワラビ

PV青山

大涌谷(姥子往復) 2017年11月18日(土)

雨予報のお天気でしたがさほど雨は降らず、代わりに今年一番の寒さではと思うほどの気温(6℃)でした。紅葉が進み箱根が綺麗に色ずく季節です。来年を見据える木々には、多くの実がついています。

ハンショウズル(キンポウゲ科)の実は、花とは結び付かないような綿毛をつけています。
ハンショウヅル大涌谷

同じキンポウゲ科のセンニンソウも同じような綿毛をつけますが、花の数が多いので一面綿毛です。
センニンソウ大涌谷

秋に花が咲くハリギリ(ウコギ科)に実がついています。落葉はまだ先のようです。
ハリギリ大涌谷

同じくウコギ科のコシアブラにも実がつきました。葉が薄い色に変化します。
コシアブラ大涌谷

サルトリイバラ(サルトリイバラ科)の赤い実は人目を引きます。
サルトリイバラ大涌谷

ツルウメモドキ(ニシキギ科)は、仮種皮から覗く赤い実が綺麗で、お店でリースとして販売されています。
ツルウメモドキ大涌谷

モミジガサ(キク科)の実は綿毛状になります。種子は近隣に運ばれ、翌年発芽し仲間を増やします。
モミジガサ大涌谷

本日のトップ10
1 センブリ   花
2 ツルリンドウ    実
3 ツルウメモドキ  実
4 コシアブラ     黄葉
5 クロモジ      黄葉
6 オオモミジ     紅葉
7 ハリギリ      実
8 ズミ         実
9 マユミ       実
10 アサノハカエデ  実   

箱根PV 青山

大涌谷(姥子駅往復)2017年10月21日(土)

カラッとした小春日和を期待しましたが、梅雨のような小雨の中、傘をさしての自然情報でした。今月までは、秋の花々が数多く見られ、木々の紅葉前の華やかさを感じられます。本格的な紅(黄)葉は11月です。木々の彩前の花や実を主に観察しました。

常緑樹にまとわりつくツタウルシ(ウルシ科)の紅葉は早めで、また美しいです。これから更に紅色になります。
ツタウルシ大涌谷

クサギ(シソ科)の実は、赤いガクと青色の実が綺麗で、秋の楽しみの一つです。
クサギ大涌谷

ズミ(バラ科)の実が豊作でした。りんごのような味がしますが、苦味が多いです。
ズミ大涌谷

サラサドウダン(ツツジ科)が紅葉し始めました。花の赤とは違う紅葉が綺麗です。
サラサドウダン大涌谷

ツルアジサイ(アジサイ科)の花は実になり、がくはオレンジ色になっています。
ツルアジサイ大涌谷

リンドウ(リンドウ科)は、雨の日は花を閉じています。花の斑点は外からも見えます。
リンドウ大涌谷

独特な香りのするリュウノウギク(キク科)が満開でした。
リュウノウギク大涌谷

なかなか珍しいキントキヒゴタイ(キク科)は、花を咲かせていました。
キントキヒゴタイ大涌谷

通常閉鎖花の多いキッコウハグマ(キク科)の開花が数多く見られました。
キッコウハグマ大涌谷

傘をさしての自然情報でした。
雨の自然情報大涌谷

本日のトップ10
1  キントキヒゴタイ
2  センブリ
3  キッコウハグマ
4  ワレモコウ
5  ヤマラッキョウ
6  ノコンギク
7  ツルリンドウ
8  クサギ
9  ツルニンジン
10 クサボケ

PV青山

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