箱根の四季

箱根パークボランティアによる箱根の最新自然情報をお届けします

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2016年9月23日

秋の長雨が続いています。今日の箱根は雨で、予報では大雨注意報でした。そんな悪天候の中でも9名のビジターさんに参加いただきました。パークボランティア9名、合計18名のミニ観察会でした。
本日のテーマは、「果実の色」です。
箱根ビジターセンター周辺には赤い色、黒い色の果実がたくさんあります。果実の色の役目とは何でしょうか?

今年は赤いやまぼうしの実が豊作です。赤い色は視覚で食べ物を探す鳥に対して見つけてもらい、種子を遠くに運んでもらって、子孫を増やすためでしょう。
ヤマボウシ VC160923

ビジターセンター入口近くのガマズミも今年は沢山の実をつけています。
P1120773ガマズミ

ミズキは、果実が黒色、花柄は赤色で、二色効果で鳥にアピールします。
ミズキ VC160923

黒い色の果実は人間には目立ちませんが、黒い果皮は紫外線を反射します。多くの鳥は紫外線が見えますので葉の中の黒い果実は鳥には目立ちます。

サンカクヅルの果実が黒く熟しています。酸味と甘みのバランスがとれていて美味しいです。
サンカクヅル VC160923

ノブドウです。色とりどりの実がついています。実の一部はノブドウミタマバエなどが寄生して虫こぶになります。
ノブドウ VC160923

ミツバアケビの紫色の実が食べ頃です。サルなどの動物が食べて、糞に出た後、さらに種子はアリに運ばれて分散します。
P1120802ミツバアケビ

本日のトップ10
1.  ヤマボウシ  実
2.  ガマズミ  実
3.  ミズキ  実
4.  カラスザンショウ  実
5.  サンショウ  実
6.  ホトトギス  花
7.  サンカクヅル  実
8.  ミツバアケビ  実
9.  サルナシ  実
10. ノブドウミフクレフシ 虫えい(虫こぶ)

箱根PV 高橋
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ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2016年9月9日

まだまだ残暑が厳しい箱根ですが、花や実はいつのまにか秋に変わりつつあります。ビジターさん13名に参加いただき、パークボランティア7名、合計20名のミニ観察会でした。
本日のテーマは、「ヤマノイモとオニドコロ」・「ハギの仲間」です。
ヤマノイモもオニドコロも雌雄異株のツル性植物です。
ヤマノイモの実の各片は丸耳状で下向きに開きます。オニドコロの実の各片は長楕円形で上向きに開きます。
ヤマノイモの雌花の実です。
ヤマノイモ VC160909

オニドコロの雌花です。小さな花が上向きに咲いています。
オニドコロ VC160909

環境省箱根事務所から県事務所への小さな道路両側では、今、秋の花々がたくさん見られます。
ホトトギスが咲いています。
ホトトギス VC160909

これはシロヨメナです。
シロヨメナ VC160909

こどもの広場ではノコンギクが綺麗です。箱根でもっともよく見られる野菊です。
ノコンギク VC160909

本日のテーマ「ハギの仲間」マルバハギです。
マルバハギ VC160909

ワレモコウがススキ草原に咲いていて、いかにも秋を感じさせる風景でした。
ワレモコウ VC160909

本日のトップ10
1.  ヤマノイモ  実
2.  オニドコロ  実
3.  ホトトギス  花
4.  マルバハギ  花
5.  ハイメドハギ  花
6.  シロヨメナ  花
7.  ノコンギク  花
8.  サカハチチョウ 昆虫
9.  ツバメシジミ  昆虫
10. ノリウツギミフクレフシ 虫こぶ

箱根PV 高橋

【仙石原】2016年09月10日(土)の観察記

 出発時は雲が覆っていたものの、すぐに晴れ、汗をかきながらの観察となりました。

 湖尻新橋の早川沿いに、ツリフネソウが群生しています。仙石原は湿気が多いので、適しているのでしょう。

 仙石原片平地区の歩道は、砂利が雨水でえぐられ、少し歩きにくくなっています。

 温湯(ぬくゆ)の水温は22度、外気温は日陰で24度でした。


▼ツリフネソウ
P1280217.jpg



▼キツリフネ
P1280205.jpg



▼ホトトギス
P1280139.jpg



▼ツリガネニンジン
P1280097.jpg



▼キヌガサタケ
P1280111.jpg



▼砂利が雨水でえぐれています。もともと水切りがあるのですが、その上にべたっと砂利を厚く引いてしまったので、こうなったようです。
P1280198.jpg


<参考>
観察しやすいベスト 10
1 ツリフネソウ
2 キツリフネ
3 ホトトギス
4 ツリガネニンジン
5 キヌガサタケ
6 ヌスビトハギ
7 ミツバアケビ
8 コブシ
9 マツカゼソウ
10 クズ



<関連情報>
 ・2016年8月の仙石原の情報に戻る
 ・2016年10月の仙石原の情報に進む
 ・仙石原コースのご案内(箱根ビジターセンターのWebサイトにリンクします)
 ・仙石原コースハイキングマップのPDFファイル(箱根ビジターセンターのWebサイトにリンクします)

 

ミニ観察会(ビジターセンター周辺) 2016年8月26日

関東地方に台風が直撃した後の晴天でした。ビジターさん21名(内8名の方が初めての参加)で、パークボランティア10名、ビジターセンター1名、合計32名の大盛況のミニ観察会でした。
本日のテーマは秋の7草です。まだ8月の下旬で暑い日もありますが、花の世界はもう秋です。カワラナデシコ、マツムシソウなどの初秋の花を楽しみました。またイチモンジセセリ、ゴマダラカミキリなど沢山の虫も観察しました。
初秋の箱根の自然に皆で親しみました。

晴天で神山、冠ケ岳がよく見えました。熊が寝ているように見えますが、分かりますか。
ムーミン VC160826

センニンソウ 白い花が沢山で綺麗です。
センニンソウ VC160826

イチモンジセセリがマツムシソウの花を吸蜜していました。
マツムシソウ VC160826

秋の七草のカワラナデシコ、ピンクの花は際立ちます。
カワラナデシコ VC160826

キンミズヒキ、黄色で小さな花です。
キンミズヒキ VC160826

露に濡れた果実が水玉に見えるのでミズタマソウ、写真は濡れていません。
ミズタマソウ VC160826

サンカクヅルの果実、別名は「行者の水」
サンカクヅル VC160826

ゴマダラカミキリ、ゴマ模様の大きなカミキリムシです。
ゴマフカミキリ VC160826

本日のトップ10
1.カワラナデシコ     花
2.マツムシソウ      花
3.センニンソウ      花
4.クサギ          花
5.サンカクヅル      果実
6.サルトリイバラ     果実
7.コゲラ          野鳥
8.ゴマダラカミキリ   昆虫(カミキリムシ)
9.タカネトンボ      昆虫(トンボ)
10.イチモンジセセリ   昆虫(チョウ)

箱根PV 原田

大涌谷(姥子往復) 2016年8月20日(土)

台風や低気圧の影響で、雨が降ったり青空が見えたりと、お天気が安定しない観察日でした。幸い風が強くなかったので、傘をさしての観察が出来ました。雨も自然のうちである。足元が滑りやすいので、一歩一歩を大事にして、普段見られない光景や出会いを探しました。夏の花々が終わりに近づき、秋の花が咲き出していました。

タマアジサイは、夏真っ盛りから秋口まで咲いている。葉の裏側がザラザラ。
タマアジサイ

なんとも言えない香りを漂わせるクサギの花。秋のブルーがかった実もきれい。
クサギ

雨の後のコミネカエデ。オレンジ色の紅葉がとてもきれい。
コミネカエデ

食用や薬用になるタデ科のギシギシ。
ギシギシ

やや湿った場所を好むサワヒヨドリ。
サワヒヨドリ

秋の七草オミナエシ
オミナエシ

花がトンボ似のラン科、トンボソウ。
トンボソウ

モミジガサの花。
モミジガサ

タイアザミの花が咲き始めました。
タイアザミ

本日のトップ10
1  モミジガサ
2  オミナエシ
3  サワヒヨドリ
4  ツルリンドウ
5  トンボソウ
6  ハクウンラン
7  クサギ
8  ツチアケビ
9  タマアジサイ
10 コバギボウシ

PV青山




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